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竹島の裁判について

今回、友人と竹島の事について話をしていました。 裁判に出てこない事、 不法占拠している事 日本がきちんとした対応をしていない事 などを色んなサイトで拝見しました。 私が気になっている事として (1)何故韓国は国際裁判に出てこないのか (2)裁判に出てこないという事は、無条件で負けるという事では無いのか という点です。 普通の裁判であれば、出廷しなければ負けが決定すると思います。 むしろ、出てこない時点で喜ぶべきでは無いのかな?と思ってしまいました。 →裁判に出てきて欲しいという日本の主張自体が私としては意味不明なんです。 日本から見た視点だけでは、韓国に対して不公平なのかもしれませんので、反韓なご意見のみではなく、一般的なご意見を教えていただけませんか?? よろしくお願いします。

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  • Ganymede
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回答No.5

まず、ご質問の(2)は民事裁判の話であり、ICJ に当てはめるのは意味がないと思われます。拙文で恐縮ですが、下記質問のNo.15回答の(6)、(10)をご覧いただけると幸いです。ICJ と ITLOS との違いなどが書いてあります。 竹島について全て http://okwave.jp/qa4194208.html (引用開始) その後日本は国際司法裁判所(ICJ)へ訴えようとしたが、韓国は応じなかった。開始に両国が同意しないと、この種の裁判は始まらない決まりになっている。国際法という代物は、土台そういう仕組みなのだ。 「韓国が法廷に出ないのは、出れば負けるからだ」と言う人がいる。しかし、「裁判さえすれば日本必勝」という思い込みは、単純すぎないか? 裁判官のメンツなど調べた上で言っているのだろうか? 韓国にしてみれば、現に竹島を支配している以上、勝つ確率が 100%でない限り、法廷には出て来るまい。だが、同国政府関係者にも100%の確信はないという。 「国際司法裁で争う場合、結果を100%確信できない」(朝鮮日報、2006年4月28日付) http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/04/28/20060428000034.html 他方、日本は率が低かろうが高かろうが、裁判くらいしか手がない。「ダメでもともと」だ。日本が裁判したがるのは、竹島を支配してないからである。韓国は逃げるも何も、竹島に居座って動きゃしない。つまり、「裁判したがる・したがらない」と「裁判で勝つ蓋然性」とは相関がない。 (中略) 前出の朝鮮日報の記事にもあるように、国際海洋法裁判所(ITLOS)は、当事国の一方の提訴で訴訟がスタートする。李承晩ラインの時代と異なり、現在は国連海洋法条約が整備されている(日韓とも批准国)。 さて、竹島は定住困難な小群島(というか岩礁)に過ぎない。実利はもっぱら周辺の海にあるだろう。そして、その海(海底資源も含む)に関して、あまりに専横な振る舞いをすると、訴えられて ITLOS の裁判が始まる。始まれば、海の権利の元になっている島の帰属についても、日韓は互いに主張し合うだろう。(6)で述べたように、韓国はそのような事態を嫌う。 これが抑止力となるため、竹島そのものは韓国に取られたままでも、日本は無力ではない。例えば、韓国が竹島周辺の海底地名を名づけようとして、日本が反発し、海洋調査の強行で応酬しようとした事件があった。結局、双方が歩み寄り、海底地名も海洋調査も無しで収拾した。このとき韓国が収拾に応じたのも、日本による ITLOS 提訴を恐れてである。 (引用終り) また、下記質問のNo.2回答もご覧いただければ幸甚に存じます。 海底領土ってなんやねん (´・ω・`) http://okwave.jp/qa4329786.html つまり、実際に裁判になったら、「裁判さえすれば日本必勝」という思い込みなど役に立たないだろうということです。竹島について日本が裁判したがっているとすれば、「ダメでもともと」だからであり、世間の思い込みと政府の公式見解ほど、率が高いかどうかは不明でしょう。 領土問題の当事国が、ICJ の裁判開始に合意したケースはいくつかあります。そのとき、現に支配していた方の国は、勝つ確率が 100%でないにもかかわらず、どうして法廷に出て来たのでしょうか? それは、あえてそうするメリットがあったからでしょう。 結局、今の韓国はそういうメリットを感じていないということに尽きます。日本が他の件で、よほど韓国に譲歩するなどでもしない限り、「ICJ で裁判開始」は夢のまた夢に過ぎないのが現実です。もちろん日本にしてみれば、そんな譲歩をする「いわれ」も「つもり」もありません。 前出の「海底領土ってなんやねん」に説明を付け加えますと、「ITLOSがその論法を認めた判決」とは、沖ノ鳥島についてではなく、他の「岩」または「島」についてです。また、 > 「キングサイズのベッドくらいの大きさ」の岩が200海里ものEEZを持とうが、 とは日本の主張を指し、 > 取って付けたようにオホーツク海に大陸棚が発生しようが、 とはロシアの主張(と報じられた)を指します。 「食品偽装行為」と領土問題とは似ていません。食品偽装は、明るみに出たら(社会的・行政的・司法的な)追及を受けて処罰を受ける一方でしょう。しかし、領土問題は、日本人としては「キングサイズのベッド」を応援したくてしょうがないし、ロシア人としては「取って付けたようにオホーツク海」を応援したくてしょうがないのです。それぞれの企てが明るみに出れば、「処罰を受ける一方」どころか、自国では称賛を受ける一方かも知れません。逆に言うと、ロシアの「取って付けたようにオホーツク海」に、日本人が今さら驚いて騒ぐのは、相手の思う壺で愚劣なのです。 外務省のサイトをじっくりご覧になれば、日本が竹島問題の戦術で ICJ を「一押し」していないらしいことが読み取れるでしょう。代議士のスタンドプレイならともかく、外交当局者は素人じゃないからです。それよりも、韓国側が「やりすぎ」たら、見逃さずに ITLOS 提訴をちらつかせるなどの方法が効果的なようです。

その他の回答 (5)

  • fitto
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回答No.6

>>(1)何故韓国は国際裁判に出てこないのか ・韓国にとってリスクが高すぎる  1%でも、日本の領土と認められれば韓国は大暴動、国が滅びる >>(2)裁判に出てこないという事は、無条件で負けるという事では無いのか ・実効支配しているので、別に裁判に出る必用もない ・教育とマスコミがそろって竹島は韓国領土と国民を洗脳する ・外国が、「独島」と地図に表示するよう徹底して圧力をかけることで充分 ★北京オリンピックの時、地図に日本海と書いてあっただけで、中国に文句行った国ですから・・・ (日本海の韓国名:東海)

duffy425
質問者

お礼

皆様、分かりやすいご回答ありがとうございました。 国内の裁判とは違うのですね! 小額訴訟などで詐欺に負けてしまうケースがあるとの事でしたので、関連性に疑問を持っていました。 お互いに主張があり(正当性は問わないとして・・・ 狙っている目的が違うのでこんな状態になるのですね。 国内ですら、協力し合うのは難しいので、国際社会での力を合わせるという事は不可能なのでしょうか・・

  • migimonza
  • ベストアンサー率26% (44/166)
回答No.4

国内の裁判は、原告被告双方より、裁判所が高い位置にいて、 双方に判決を言い渡すことになりますが、国際関係では 国家間は平等で、国家より高い位置の組織は存在しません。 なので、国際裁判は双方が同意しなければ開廷できません。 したがって韓国が同意していない状況では裁判は行われません。 国際間では、善悪邪正でなく、武力(軍事占領)で実効支配が 長く続けば、その状態を追認するのが一般的ですから、韓国は それを狙っているのです。 韓国の主張がデタラメであることは、次のサイトを見てくだされば 論を待ちませんが、国際社会は、論より武力なのです。 ↓日韓併合前は、韓国が竹島を自国領と認識していなかった。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E5%9C%B0%E8%AA%8C ↓大日本帝国領をどの国の領土にするかの線引き http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&nid=1670953 解決の道は、物理的紛争状態を現出させ、国際司法裁判所の 調停にしなければなりませんが、日本の憲法はそれを禁じています。 日本の憲法が日本の権利主張を禁じているわけです。

  • kantansi
  • ベストアンサー率26% (658/2438)
回答No.3

国際司法裁判所は、紛争の両当事者が同裁判所において解決を求めるという合意があって初めて動き出すという仕組みになっています。したがって、仮に我が国が一方的に提訴を行ったとしても、韓国側がこれに応ずる義務はなく、韓国が自主的に応じない限り国際司法裁判所の管轄権は設定されないこととなります。 韓国としては、竹島は明白に韓国固有の領土ゆえ、日本と一緒に国際司法裁判所に付託して解決する必要などないと主張しているわけです。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2

国際裁判は双方が同意しなければ開廷でない したがって韓国が同意していない状況では裁判を行うことは出来ない つまり韓国が同意しない限り裁判そのものが成立しないのです 国内の裁判とは違うところです

  • umemomi
  • ベストアンサー率23% (190/805)
回答No.1

普通の裁判は原告が提訴して受理されれば裁判が始まり、被告が出廷しなくても一方的に進められますが、国際裁判は「双方」が裁判を行う事に「同意」しない限り、裁判そのものが開かれません。 ですから日本は「韓国さん、裁判で争いましょうよ!」と投げかけ続けているのです。 日韓共に対応には賛否ありますが、国際裁判が開かれない理由は手続き的な問題なのです。