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中華人民共和国の学校卒業者の就職先や留学先は今も全部政府が決めているんでしょうか?

民主化の問題はありながらも改革・開放が進む中華人民共和国ですが, 社会主義という建前上学校卒業者の就職先や留学先は今も全部政府が決めているんでしょうか?

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  • happi1
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回答No.1

その制度は10年以上前に終わりましたね 昔は大学進学率も1%以下で大学生は超エリートで 専攻も就職先も国(=党)が指定しましたが 今は駅弁大学?(笑)大増強で かなり田舎の中小都市にも大学があり 大学を卒業しても非常な就職難です。 逆に企業のほうは何とか有名大学の優秀な人材を 確保したいと早くから大学廻りしますが 優秀な人材はやはりなかなか得がたいです。 私の勤めていた大連の企業では 毎年募集をかけるとかなりの応募がありますが 合格率は30%くらいかな? 橋にも棒にもかからない大学生は大勢いました。 私は大学にも留学した事がありますが 中国人は3年生になると皆就職先を探すのに コネを探したり、資格を取ったり セミナーや就職実習に行ったり就活が大変な様子。 各省毎にある駅弁大学と言っても 学生数は各学年で1万人くらいはいますからね 私のいた所ではそういう大学、専門学校が 学園地区に20校ほど軒を連ねていました。 その地区だけで毎年10万人以上の卒業生が出てきます。 いくら広い中国とは言え当然就職難になりますよね。

imperialho
質問者

お礼

ほう、日本とあまり変わらないような---。 これで社会主義なんですかね---。

その他の回答 (2)

  • happi1
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回答No.3

No1です。 社会主義ってなんでしょうね(笑) 「万民平等社会の実現」が社会主義なら今の中国は社会主義ではなくて 「共産党独裁による拝金主義」ですな 資本主義でもないですからね オリンピックで見られたとおり 「国の為なら個人は我慢しろ」と言うのが有りますので 「共産党を守る為の全体主義」とも言えますね 破綻しつつあるとはとは言え 全国民が公的年金や健康保険、失業保険で守られ すべての子供が学校に行けて サラリーマンは所得をほぼ100%把握されて税金を取られ 貧富の差が10倍程度しかなく 親の遺産は高い累進課税で2代続けて子孫に残すことは許されない 日本の国の方がその意味ではよほど社会主義的ですね。 中国でも年金は有りますがかなりの小額 50過ぎたらもう仕事がないから 公園でぶらぶらするしかないですし 年金は若い人の月給の1日ぶんでしかない 一食数百元の外食をなんとも思わない若い人が大勢居る反面 1元以下の食材を求める人たちで農貿市場は一杯 高級マンションに住みaudiを乗り回す若い人達 一方その建物は農村から出稼ぎに来た農民達が作る 彼ら重労働でも食事は1碗の白米に1汁だけです。 中国はものすごい二重構造社会です。 日本で同じこと出来ません。 外国人労働者を2000万人ほど連れてきて 1日1000円で労働保険無しで3K職場で働いてもらえば 日本人はものすごく楽になるでしょうがねぇ でも中国は自国民だからこの方法が出来るっているのも不思議 土地に縛られ農産物価格は低く抑えられ まったく浮かばれない農民は子供に夢を託します。 親戚郎党に多額の借金してでもとにかく上級学校に入れ 良い仕事についてもらうのが 共産党にコネの無い一般貧民にとって 唯一のこの世の地獄から這い上がる方法ですね。 私は工場に職を求めて集まる大勢の地方農民出の娘っ子たちを面接しました。 数千人は面接したかな? たいがい弟が居て家の生活費を仕送りする為、あるいは弟の学費を稼ぐ為の出稼ぎでした。 両親は小学校出や無識字者が多かったです。 親の学歴が身分証に書かれています。 文化大革命の頃は農民が一番上で有識者は最下層でした。 でも勉強機会は約20年間、国民全部にありませんでした。 この時小学~高校~大学世代はまったく教育を受けていません。 今の50代60代には人材がいないのはその為です。 その後、学生の専攻や就職先を党が成績順に決めた時代が 約10年ありましたが今の若い人は知らないでしょう。 党の指導が大きな誤りだった文革時代を公に語ることすら今でもタブーですから。 80年代から一人っ子政策が農村でも強化され 4,5年前からは20歳以下の若年労働人口が 急激に減りました。 四川で大地震がありましたが 欠陥建築で学校が倒壊し大事な一人っ子が死んだり 片親が死んだり怪我したりした家では もうその後の半生は地獄よりひどいhopelessですね ちょっと最初の質問から離れてしまいまして失礼しました。

imperialho
質問者

お礼

面白い意見拝見しました。

  • wiz0621
  • ベストアンサー率42% (182/430)
回答No.2

中国人の友人に聞いた話ですが、今も昔も職業選択自体は自由です。 ただし、日本の制度と異なり居住権と戸籍がセットになっているそうです。 どういうことかというと引越しをする場合、まず引越し先の戸籍を得る必要があります。 その上で、以前住んでいた場所での戸籍は抹消されます。 このとき、日本で言うところの年金基金の積立金も戸籍と共に抹消されるそうです。 また、そもそも新たな土地での戸籍取得自体が容易ではありません。 これは都市部への過剰な人口集中を避ける意味合いが強いと思われます。 戸籍の無い転居も実際には可能ですが、その子供は日本で言うところの公立校に入ることが出来ず 転居者や出稼ぎ者専用の学校が別に運営されているそうです。 そもそも共産主義は地産地消型の経済システムであると言えます。 例えば青森で作られたリンゴは、沖縄まで運べば輸送コストがかかり、価格が高くなります。 また、都市部と農村部でも価格は異なります。 この格差を解消するためには、その土地であらゆる生産を行わざるをえず 結果的に、その土地の持っている生産力を落とさないことが求められます。 つまり、転居や転職は認められても推奨はされません。 歴史的に見れば、ロシア農奴制(君主の領地の生産性を落とす転居・転職を認めない) を土台に成立したためとも考えられ この意味では完全な自由や平等が保障されているわけではありません。 しかしながら、これらのリスクを承知の上で都市部に出て活躍したいという若者が 増えているそうです。近年の中国の発展は、こうした若い活力に支えられているのです。

imperialho
質問者

お礼

へえ、ここには社会主義の名残がありますね。 抹消された積立金は掛け捨てですか?