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台湾と中華人民共和国 民族 戦争

台湾と中華人民共和国の国民は、同じ民族なのでしょうか。  例えば、同じ日本人が自民党と民主党に分かれて戦争して一部が淡路島に分かれていったような感じなのか、あるいは、歴史的にみてある程度異なる民族が仲良くできず、一つの国になれなかったのでしょうか。  

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  • eroero4649
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回答No.2

台湾の正式な国名は「中華民国」で、建国したのは教科書にも出てくる孫文です。孫文は日本に亡命していた時期もあり、当初は親日的でした。 けれども次に総統になったのが蒋介石で、このときに色々揉めまして、日中戦争の相手国は中華民国となります。 つまり、第二次世界大戦においては中華民国と日本は敵国同士でした。中華民国はアメリカの支援を受けて日本と戦っていました。 日本が敗戦すると中華民国は「戦勝国」のひとつとなりましたが、第二次大戦の終結と共に今度は中国は蒋介石の中華民国と毛沢東の中華人民共和国との間での内戦となります。 この内戦に中華民国は敗れて、いうてみれば台湾に逃げ込みました。人民解放軍(中華人民共和国軍)は海軍を事実上保有していなかったので、台湾に追撃することはできませんした。 中華人民共和国が台湾を認めない理由がそれです。歴史的経緯から台湾政府というのは本来国際社会から認められていた中国政府だったので、そこを認めてしまうと中華人民共和国の正当性というのに文句がついてしまうのです。 またそういう経緯があったので、戦後しばらくの日台関係というのは決してよろしくありませんでした。特に政府関係者は日本と戦争していましたから、日本統治時代を知る台湾の地元民は半敵性国民みたいなものでした。アジアの治安が安定していなかった1950~70年代くらいまでは、本土から渡ってきた本省人と地元台湾人との間で軋轢があって反政府テロもしばしば起きていたくらいでした。 日台関係が大きく変わったのは、やはり先日亡くなられた李登輝氏の存在が大きかったと思います。かつて日本軍の士官の経験もあった李登輝氏は現在の親日的な台湾人をしても「あの人は親日ではなく、愛日」と呆れるくらいの親日家で、彼が台湾総統に就任してから日台関係は非常に良好になりました。その後の台湾総統も基本的に日台関係を悪くするようなことはしなかったので、現在の良好な関係が継続できています。

32tarako53
質問者

お礼

ありがとうございます。 思い出してきました。単純に論じられないですね。

その他の回答 (2)

  • dragon-man
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回答No.3

台湾の人たちは大きく分けて本省人と外省人の二通りいます。本省人は歴史以前から台湾に住んでいた原住民で支那人とはまったく違う民族。外省人は戦後1947年に毛沢東の中国共産党に大陸を追い出された中華民国の人たち、すなわち支那人です。本省人は大陸の支那人とはまったく異なった民族ですが、外省人は同じ支那民族です。今の支那大陸政権が元々の中華民国だったら(毛沢東中国が出来ていなければ)仲良く一つの国になれますが(実際、台湾はそれが出来ている)、共産党中国とは一緒にはなれません。習近平が失脚して、中国共産党がなくなれば出来る可能性はあるでしょう。そうでなければ無理。毛沢東が余計なことをしたのです。それで今は世界の鼻つまみ国になっている。。

32tarako53
質問者

お礼

なるほどです。 言いにくい問題に言及していただき、ありがとうございます。

  • citytombi
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回答No.1

元々台湾には先住民族が住んでいて、オランダ人統治時代に中国大陸から漢族が移り住んできました。 その後、日本が戦争に負けて台湾統治をやめた後、中国で内戦が起こって、蒋介石率いる中華民国中央政府が台湾に渡って、結果的にそのほとんどが定住しました。 日本統治以前から住んでいた人を「本省人」、蒋介石以降に移り住んだ人を「外省人」と言っています。 本省人は台湾帰属の考えが高く、一方外省人は中国寄りの考えが高いです。 ちなみに人口の9割近くが本省人です。

32tarako53
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほどです。