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化学反応式での質問

化学反応式で、 → ← という記号(数学で言うと、⇔みたいな)は、何を表しているのですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.3

こんばんは。 → ← は、 「どちらの方向の反応も起こりますよ」 ということです。 ・・・これだけだとさびしい(?)ので、例を挙げてみたいと思います。 水(純水)の中では、 H2O → H+ + OH- という解離反応と H2O ← H+ + OH- とくっつく反応が同じ頻度で起こっています。 このように、→と←とが同じ頻度である状態を「平衡状態」と言います。 このとき、H+ の濃度も OH- の濃度も一定です。 なぜならば、消えるのと生れるのとが同じ頻度なのですから。 このとき、H+ の濃度も OH の濃度も、 だいたい 10^(-7)モル/リットル になっています。 その 10^(-7) の中の 7 という数字を拝借して、 pH=7 と書きます。 ですから、pH=7 は、中性を表すわけです。 化学反応式ではないですが、身近な例を挙げましょう。 冷蔵庫の冷凍室では、 氷 ⇔ 水(液体) という平衡状態になっています。 冷凍室だから、融けて水になるはずがないと思われるかもしれませんが、 僅かながら水は存在します。 アイスクリームを冷凍室に長く入れていたら、硬くなってしまったというご経験はありませんか? あれは、ちょっと融けて、また凍り、またちょっと融けて、また凍りを繰り返した結果、 普通の氷のような状態に近づいてしまった、ということなんです。 ですから、お店の冷凍庫は、家庭用冷蔵庫の冷凍室より低い温度にされています。 すなわち、 平衡状態というのは、温度に関係する(温度に依存する)現象であるわけです。 上記で述べた、H+ や OH- の濃度も、温度によって変わります。 以上、ご参考になりましたら。

kengoukyou
質問者

お礼

PH=7が中性である事の、意味を教えてくれて、ありがとうございます!! 前の方と合わせて、より一層理解が深まりました。 氷の例とか、よくわかりました。

その他の回答 (3)

  • km1939
  • ベストアンサー率33% (59/176)
回答No.4

  例えば A+B→ABの反応が起きると→反応だけでなく←の反応も   も起きています、いはゆる化学平衡状態にあります。      但し、ものが燃焼する場合の反応式は→のみで←になることはあり   ませんので C+D →E のように表します。

  • BookerL
  • ベストアンサー率52% (599/1132)
回答No.2

 普通にある → だけの反応式は、左辺の物質が全て反応して右辺の物質になる、ということを表します。  反応する物質によっては、反応してできた右辺の物質が、ある割合で左辺の物質に戻るような反応をすることがあり、左辺・右辺の物質が両方存在する状態になることがあります。  このような場合に 両方向きの矢印を使います。 例  塩酸の解離 HCl → H+ + Cl-   (事実上、全てのHClが解離する。)  酢酸の解離 CH3COOH ⇔ H+ + CH3COO-  (酢酸が解離してイオンを生じるが、生じたイオンがある割合で結合して元の酢酸に戻るので、溶液中に両方ある状態になる。)  このような状態を「平衡状態にある」といいます。

kengoukyou
質問者

お礼

よく、わかりました! ありがとうございます!

  • Ichitsubo
  • ベストアンサー率35% (479/1351)
回答No.1

素人への説明なら、「一部だけが反応するよ矢印」 初心者への説明なら、「化学平衡が成立しているよ矢印」(結果的に一部だけが反応して途中で止まったように見えるよ矢印) もう少し丁寧に言うと「可逆反応ですよ矢印」

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