大学の卒論なら、
> 皆さんの意見や、できれば参考になるホームページなどありましたら教えていただきたいです。
と他人に聞く前に、自分で先行研究に当たるのが一番真っ当です。それから、HPも悪いとは言いませんが、可能な限り書籍か論文に当たるのが筋というものです。
と苦言を呈しつつ。
> 卒業論文は、商店街の活性化について書こうと考えています。(大まかにいうと…。)
切り口が多すぎます。
まずはテーマを絞るところから始めたらどうでしょうか。
一つの方向性は#1や#4の方のように商店街を一つのコミュニケーションの場として捉える、という方向性です。
もう一つの方向性は、#2の方のように商売の場として捉える、という方向性です。
> 大型店があれば、商店街はいらないという人もいるかもしれません。
というのはこちらの見方に属しています。経済学では都市経済学に属する分野です。
これらの問題は「商店街とは何か」という、根本的な定義にあります。
この種の問題によく用いられる手法としては、成功している商店街としていない商店街の比較を考えることです。一方はなぜ成功し、なぜ成功しなかったのか。しかし、何をもって成功と呼ぶのかという根本的な論点に関して考える必要があるのが分かると思います。
例えば、ですが。
商売の場としての商店街の特徴は、個々の規模の小ささにあります。
これは、一つには顧客情報を緻密に把握できるという観点から大きな利点ですが、少数仕入・販売を余儀なくされることやメーカーなどとの力関係から取り扱える品物の種類や価格の点で大きな欠点を持っています。
したがって、八百屋や魚屋のように生鮮食料品のように比較的少数仕入・販売を続けて行い、ほとんど在庫を持たない業種にとっては商店街の方が向く可能性がありますが、家電量販・衣料品のように多様な商品を在庫として持ち、大量仕入・販売を行う業種には向かないでしょう。
このように、特徴を細かく考えていき、それぞれに焦点を当てると、割と考えやすいかと。