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鶏糞の使い分けについて

最近家庭菜園を始めて、疑問に思った事です。 元肥に粉状の発酵鶏糞を使っているのですが、粒状のものもありますよね。 どのように使い分けるのでしょうか? 単なる好みでってことはないか…。 粉の方が即効性があると聞いたのですが、 徐々に効いて欲しい場合は、粒状を使った方がよいということなのでしょうか?

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  • fumi26
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回答No.2

乾物中(水がない状態)での肥料成分含有率に大差があるわけではありませんので、含水率が低い火力乾燥鶏糞<ペレット鶏糞<鶏糞の順に施肥量を気持ちだけ加減することぐらいですね。 施肥の際に粉が散るか、においがきついか、この程度の差しかありませんので、使い分けなどする必要はありません。業者はありもしない差別化を言っておりますが、あえていえば、火力乾燥の鶏糞やペレット鶏糞が開封後の保管で匂いが少ない程度でしす。 培養土同様に、**菌添加、△△資材添加など新しい鶏糞の開発が画策されていますが、無駄な努力ですし素人をだますお仕事です。 結論: 安い方の鶏糞で十分です。匂いが気になる人は、溝を掘り、牛フン堆肥や石灰資材とともに鶏糞を溝にいれ、土を被せれば良いでしょう。 お金がある人でにおいが嫌な人は、ペレットや火力乾燥の鶏糞を使ってください。 有機栽培を求めない人、化成肥料を売りたい農協の方は、化成肥料に堆肥を混ぜた(高い)有機混合肥料か化成肥料に牛フン堆肥を組み合わせて家庭菜園を楽しんでください。

参考URL:
http://okwave.jp/qa4193035.html
lime_
質問者

お礼

納得がいきました! ありがとうございました。

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  • fumi26
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回答No.1

季節に関係なく、大量の鶏糞を、処理というか処分しなければならにことが、養鶏家の泣き所です。下手に堆積すれば、悪臭と蝿の発生で周辺の住民から苦情が当然出てきますので、安価に、肥料として捌きたいわけです。 肥料としての処理には、醗酵と火力乾燥があります。粉末状の鶏糞は醗酵で、やや硬く黒色の粒状の鶏糞は火力乾燥により、処理されています。しかし、鶏糞には牛フンのような醗酵処理はできません。強烈なアンモニアが発生し、従業員の健康を害し、施設の腐食を起こすからです。数週間堆積し、水分が数%下がれば「醗酵鶏糞」、「完熟鶏糞」と称して袋詰めしておりますが、極めて未熟です。名称に迷わされないように。 処理法の違いによる肥料成分の変化は、水分以外は考えなくてもよいでしょう。どちらも牛フン堆肥のような土壌の改良や微生物相の維持・向上を目指すものではなく、速効性で窒素に富んだ有機肥料です。試しに、2種類の鶏糞と流行りの鶏糞ペレットの計3種をビニール袋に入れ、同量の水を加え密封し、数日放置してその臭気を嗅げば真相が判明します。形状は異なりますが、すべて強烈な臭気を放ち醗酵しています。 とはいえ、鶏糞はじつに安い農業資材です。15kg1袋が100円で売られているならば、そのうち40円前後が袋代、20円程度が運送費、さらに販売店のマージンを差し引けば、作業の日当、施設の維持費など出てきません。トラックであれば無料で入手できることもあります。抗生物質や抗菌物質は規制が厳しく、鶏糞への混入はまず考えられませんし、一時懸念されていた耐性菌の発生は、どの土にも放線菌由来の抗菌物質が多数あることからも無視してもいいでしょう。 安い鶏糞を牛フン堆肥、石灰資材と組み合せば、有機栽培に最適です。追肥にも使える有機肥料です。

参考URL:
http://zizinohata.exblog.jp/6084332/
lime_
質問者

補足

詳しい解説ありがとうございます。 購入するとき粉か粒か迷うんですけど、 両者の使い分け方法についても、アドバイスいただけると助かります。

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