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プルトニウムの核兵器転用防止技術
7月16日の朝、NHKのニュースで 原子力発電所の使用済み核燃料のプルトニウムに ある添加物を入れることで、核兵器に使いにくい プルトニウムを作る技術を開発した。 といった趣旨のニュースを見たのですが、 これってものすごい技術だと私は思いました。 将来的にはノーベル平和賞物の技術ではないかと思います。 しかし、それ以降どの番組でも、ネットでも これに関するニュースを見ません。 このニュースを見た方も見なかった方もいらっしゃるでしょうが、 どのような感想をお持ちか、お聞かせ願えないでしょうか。
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- k99
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ネットにアップされてました http://www3.nhk.or.jp/news/k10014126831000.html http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1221574392/-100はマゴ引き うーん、「燃焼」の意味が核分裂の事だと思いますが(まさか本当に酸化させることではないと思う)、燃料の組成を変えることによって、同位体を意図的に増やす、という事のようですね。 ただ、どっちにしろ 1)兵器級Puの生成にはそれ用の炉を建てた方が効率的 2)出来なければ、軽水炉からの生成を目指すが、純度が下がるだけで技術的ハードルはそれほど変わらない ような気がします。 記事中にも書かれているとおり「兵器を作るのが困難になる」だけであって、「絶対無理になる」訳ではありません。人類は結構な困難を克服してきましたからねぇ・・・ 例えば北韓に軽水炉を建ててやるとして、燃料をこの系統にしておけばちょっとはイヤガラセ&開発の遅延に役立つのかもなぁ、という位ですかね。
- k99
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兵器用のプルトニウムと民生用(MOX燃料など)に使うそれは純度が違います。そもそも民生炉で得られるPuは不純物(正確に言えば、239Puとそれ以外の同位体)が多くなるため、兵器級にまで濃縮するのは非常に困難ですし、逆に兵器級Puに同位体を混ぜてやれば質が落ちるのは当然のことであって、特にニュースになる価値があるとも思えません。 #回答子はその番組を未見のため、勿論これ以外の何か画期的な無いようである可能性は否定できませんが というか、そんな技術があっても、やるような国は、どっちにしろやります。イランの配管工作なんか、見事なモノでしたよ。多少の技術的困難は意思の力によって常に克服されるモノです。
お礼
そういうものなのですか。 どうやら私の認識不足だったようですね。 回答ありがとうございました。
補足
作るという書き方がいけなかったかもしれません。 反応しにくいプルトニウムに変化させる技術、だったと思います。 これをやれば、後々使用済み燃料棒から プルトニウムを取り出しても核兵器に転用 する事が困難になるため、 より安全に原子力発電所の普及ができるのでは?、 と考えていました。
お礼
リンクありがとうございます。見つからなかったので助かりました。 >人類は結構な困難を克服 そうですね。そうやって発展してきたんですよね。 でも困難になることで時間を稼ぎ、IAEAの監査により防ぐ事が 出来たらいいな、と思います。 北朝鮮やイランのように監査を拒まれたらどうしようもないですが。