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風呂場の作りの理由について
古い住宅のお風呂場では、しばしば風呂桶だけ低い位置に埋まって設置されています。あれは何のメリットもないと思いますが、なぜそういう作りが存在するのでしょうか?最近は見かけないと思います。洗い場のしぶきは飛ぶし、入るとき床面がより低くて危険な気もするし。不動産・建築関係の方、どなたか知りませんか?
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- ebisubeer
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ガス湯沸かし器が発達する以前は、薪を使っていましたよね。 当然湯を沸かすのは土間か、半屋外なので釜場はGLレベルにあります。当時は電気ポンプでお湯を流すようなものは無かったので、釜と浴槽はすぐ近くにあって直結されていました。 その後昭和30~40年代にかけて浴槽やガス給湯機の交換の場合にもお風呂の位置はそのままで薪がガスに変わった為に浴槽は低い位置にあったり、古いガス給湯設備は電気を使ってなかったので浴槽直結で吸排気も悪く、半屋外に設置するような状況だったようです。そのため土間のような低い部分に設置されていたようです。温度差の対流だけでお湯を沸かしていました。となりのトトロに出てくる、メイとサツキの家のような感じですね。 最近はガス給湯機器は完全に外に独立して、電気の力も借りてお湯だけを室内に引っ張るようになったので、浴槽の位置は自由になりました。
- hroronD
- ベストアンサー率34% (632/1827)
またいで入るのに段差が少なくて具合が良い。 薪焚きの風呂で、浴槽下が釜になってるタイプだとこの構造でなくては熱を伝えにくい。
- nature345
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昔の風呂は洗い場が下で階段を上り、入浴してました。 五右衛門風呂はそのうちにより高さが違っていたような 記憶があります。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
保温に優れます。
補足
なるほど。しかしそれだけの理由ですか。たしかに昔はシャワーなどはまれでしたから、かけ湯をしてそのままザブン、なら保温のみ重視でもいいのか・・・。いえ、不思議だったのは、洗い場の床面に対して、埋まった風呂桶の底面が低いという、施工上のコストもかかる方式がなぜ広まった時期があるのか、知りたかったのです。
お礼
なるほど昔の薪釜時代の名残の作り、という解釈ですね。 段差がない、というのは入り口だけのことで浴槽の底面はぐっと下がるので決して楽ではありません。疑問は残りますがありがとうございました。