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国税専門官と国立大学職員で迷っています
国税専門官と国立大学職員の内々定をいただき、どちらの職を受けるか悩んでいます。 国税専門官は、税務のスペシャリストとして充実した仕事ができると考えられ、初任給も大学職員より数万円上です。 今後どうなるかはわかりませんが、税理士資格ももらえるかもしれません。 ただし、人に嫌われる仕事であり、最悪の場合は毎年域内を転勤しなければならないため、精神的なストレスが溜まり易く、家庭をもつことにも障害が多いと聞いています。 国立大学職員は、初任給こそ国家2種相当ですが、昇給の遅さがネックとなって、徐々に給与に差が付き、平均では国家2種比80~90%の給与となるようです。 ただし、転勤は少なく、基本的には同じ地域で生活ができること、大学という知的フィールドで過ごせることが魅力的です。 独立行政法人化したため、変わりつつあるようですが、仕事もそこまで大変ではないようです。 ネットや知り合い等、私の集められる情報の範囲では、両者は「給与←→転勤」という天秤の上にあり、それにやりがいという点が加わるのではないかと考えています。 しかし、恥ずかしい話なのですが、どちらの職を受けるかという決定打がなく、迷ってしまっています。 両者の特徴や、長所短所等、何でも構いません。 判断材料になるものがあれば教えていただけないでしょうか。 なお、国税専門官、国立大学職員共に関西の採用です。 どうかよろしくお願いいたします。
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関西ということは大阪国税局ですね。 国税専門官は、平均3~5年で転勤になります。早い人だと1~2年の場合もあります。 職場が変わるわけですから、精神的なストレスはその度に多かれ少なかれあります。家族を持つと子供や配偶者のこともあり、単身赴任を選ぶ人も多いです。 ただ東京国税局・大阪国税局の場合、ほとんどが引っ越しをしなくても通える範囲にあるのでかなり恵まれているといえます。 転勤になっても引っ越すことは地方に比べれば圧倒的に少ないです。 地方はほとんど引っ越しが伴うため、精神的・肉体的・金銭的にかなりきついし、家族にもかなりの影響が出ます。この家族への負担を考えて単身赴任の割合が多いのです。 よって質問者さんの場合、転勤といっても引っ越すことはあまりないのではないかなと思います。勿論どこに住むかによって変わってきますが、自分の住居と税務署の所在地を考えればおおよその目安がわかるのではないでしょうか?(通勤時間2時間は当たり前の範囲と考えてください。地方では2~3時間で頑張ってる人もいますし、自腹で新幹線通勤している人もたくさんいます。) 和歌山になれば確実に引っ越しでしょうが。 仕事のやりがいは、大学職員より圧倒的にあると思います。 ただその分、いろいろな面でとても厳しい環境にあります。世間のイメージからはほど遠い公務員と考えてください。成績も暗黙に求められます。お金の絡む仕事は民間・公務員関係なく厳しいものです。 仕事柄私生活でも世間の目は気にしないといけませんし、仕事上も相手にスキを与えてはならないのでいろんなことに気を配る必要があります。 半分以上の仕事が相手にとって嫌なことになるため、文句を言われたり、罵倒されたりといったこともあります。 これがきつくて、精神面でまいってしまう人もいます(病気になったり・・・)。 何を言われても、「自分は正しいことをしているんだ。間違ったことをしてるわけではない。税は公平・公正に。」といった確固たる正義感・信念が必要です。 大学職員は国税専門官に比べれば、非常にぬるい世界にいると思います。私は国立大学出身ですが、事務職員にあまりいいイメージは持ってません。 しかし、自分が事務職員になるなら仕事面では楽かも?と思います。 給与が違うわけですから当然きつさも違います。 どちらが自分の性格や生活にあっているかよく考えてで選んでください。
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- asdew77
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NO.2です。 ノルマがあるわけではありません。 国税の仕事は、主に内部事務・調査・徴収に別れます。 調査・徴収の仕事に携わった場合、その人の仕事は数字ではっきり出ることになるので、仕事のできるできないはある程度「数字」で測られます。少なくとも周りはそういう目でみます。 それがプレッシャーになってしまう人もいます(精神的にきつく感じ、それが原因でまいってしまう人もいます)。 詳しくはここでは書けませんが、「結果」がある程度求められるんです。 勿論、結果がでなくてもそれは気にしなければいいことです。 割り切って仕事ができる人であれば問題ないと思います。 NO.2でのお返事からすると性格的には問題ないと思います。 人に対して言いにくいことをはっきり言わないといけないので、これができないと外からと中からの板挟みできつくなってしまいます。 言いにくいことを言うにはやはり「正義感」をしっかり根底に持ってることが必要だと私は思っています。 転勤については希望を言うこともできますし(希望どおりになるわけではありませんが)、結婚・出産等何か大きな出来事に対してはある程度考慮はしてもらえます。関西ですし、通勤時間を惜しまないのであればそれほど転勤を気にする必要はないと思います(地方であれば別ですが)。
お礼
素早く補足していただき、大変助かります。 ありがとうございます。 数字によって、評価がストレートに出る、ということが、仕事の出来る出来ないを明確にしてしまうことが、ストレスの原因になるかもしれないということですか・・・。 結果を出せるかと言うことが不安ですが、それを過度に気にすることがなければ大丈夫ということですね。 精神的ストレスにあまり強いとは思えないのですが・・・、自分に適正があるかないかは、入ってみないとわからないのでしょうけれど・・・。 言いにくいことをはっきり言う点については問題ないと思います。 とても参考になります。 転勤についてを不安に思っていたので、教えていただけてかなり安心できました。 あとは、仕事の適正と、ストレスに耐えることができるかどうかをじっくり考えようと思います。 丁寧に色々と教えていただき、本当にありがとうございます。
- sato21
- ベストアンサー率50% (1/2)
はじめまして。 私も今年の公務員試験受験者で、国税専門官の試験合格しました。 ただ私の場合は第一希望の他の職種から内定を頂いたので国税は辞退しました。 tita_001さんが試験を受けた際の志望順位はどうだったのでしょう? 国税専門官と国立大学職員どちらがいいかということですが、どちらもメリット・デメリットはありますよね(これはどの職にも言えることですが…)。 正直大学職員の方はあまり詳しくは知らないのですが、転勤がないというのは相当魅力的に感じてしまいます笑 私は関東在住で説明会が東京国税局だったんですが、職員の方は「東京国税局採用以外だとやはり転勤が大変だから東京で採用になったほうが良い」としきりに言っていました笑 東京管轄だと転居を伴う転勤はほとんどないらしいです。 でも国税専門官の専門性も魅力ですね。研修もしっかりしてそうですし、やりがいという面では国税の方が大きいのではないかと個人的には思います。給料も良いですしw 「人に嫌われる仕事」というのは私はそんなことは無いと思うんですが…。むしろ、公平な税負担を求めることは、適切に納税している国民のためになりますし。職員の方は、調査の対象は基本悪(税金を正しく納めない等)なので正義感達成感を感じられると仰ってました。 あとはもうtita_001さんの好みしかないんじゃないでしょうか。 ご両親や周りの人の意見を聞いてみるのもいいと思いますよ。
お礼
丁寧な返信ありがとうございます。 また、ご希望の職種に内定おめでとうございます。 試験を受けた際の志望順位は国税>大学職員だったのですが、そのときは両者の具体的な長所短所までしっかり考えておらず、受かった後で色々調べた結果、迷うようになりました。 転勤のあるなしは、やはり魅力的ですよね。 その点、東京はいい管轄だな、と思いますが、関西を選んでしまったもので・・・。 やりがいはどちらでも見つけることができると思うのですが、やはり客観的に見て国税の方が見つけやすい職種なのだとは思います。 給料も、現在の平均年齢時点平均年収で100万円の差がつくのは大きいかと。 転勤だけがネックなんですよね・・・。 もっと、周りの人や、卒業生の意見を聞いてみようと思います。 ありがとうございます。
お礼
丁寧なアドバイスありがとうございます。 なるほど、大阪国税局の場合、転勤の負担は地方局ほどではないのですか。 大変参考になります。 確かに、和歌山はともかく、他の県は密集していますし、交通の便も良い地域ですね。 成績が求められるという点が、よくわからないのですが、ノルマ的なものが発生するということでしょうか。 正義感については、大丈夫だと思いますし、相手に罵倒されることについても我慢できると思うのですが、ノルマ制があまりに大きい(例えば保険業界のように)と、精神的な負担が大きくなるかもしれませんね・・・。 大学職員にいいイメージをもっていないのは、実は私も同じです。 だからこそ、楽だというイメージも強いのですが、最近はそうでもないと言う話を少し聞いていて迷っています・・・。 性格、生活に合わせて、じっくり考えさせていただきます。 ありがとうございます。