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ファニーメイの株価が急落。日本への影響は?
米政府による公的資金投入の観測が強まり、 ファニーメイとフレディマックの株価が急落していますが、 日本の不動産会社への影響はどうなるのでしょうか? 公的資金投入によって、信用不安は減少するので、 日本の不動産会社にはプラスに働くと思うのですが… この考えは間違ってるでしょうか? 経済に詳しい方、よろしくお願いします。
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経済にはたいして詳しくはないですが。。。 ファニーメイとフレディマックの融資残高は5兆ドル以上で、投入公的資金は1兆ドル以上と言われています。イラク戦費でも同額以上を浪費している現では、一時的にはそれなりの効果はあるのかもしれませんが焼け石に水と感じます。それにこのままローン担保債権の不良債権化が進むと投資銀行が発行するCDS(Credit Defolt Swap)の支払額が膨らんで破綻するのではという見通しもあります。債権総額50兆ドル以上の1割程度の債権破綻で投資銀行は片っ端から潰れてしまうかもしれません。 そうなったら今年初めのベアスターンズどころじゃないですよね。桁が2桁違いますから。そうなると連鎖倒産がどこまで進むか? 米の金融機関で大丈夫そうなのはポールソンが財務長官就任前に会長職で在職していたゴールドマン・サックスぐらいでしょうか。恐るべしユダヤ資本といったところでしょうか。将来はゴールドマン・チェース・リーマンとかゴールドマン・ソロモン・スミス・バーニーとかがいっぱいできるんでしょうかねぇ というように米国版住専破綻の波及効果は不動産という1業界だけの信用不安問題ではないので、まして日本の不動産業界にプラスに働く云々の話ではないと感じます。日本の不動産の場合、不動産購入者の購買力減少や需要減速などの要因による構造不況であって、政府系住宅ローンの信用不安解消の有無はさほど影響ないかとも。 米国はともかく英国も同様の問題を抱えていて、より深刻な状況じゃないかと思います。そしてこれが進むと2大経済覇権国の没落をBRICsの国々が代わって君臨してくるのかなぁ と、感じているのですが。。 あくまで素人の戯れ言なので読み流してくださいまし!
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- ixyz(@ixyz)
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アメリカの相場が日本の不動産業界に影響する度合いは 絶対ないとは言えませんが、 それよりも何よりも、今の不動産業界にデメリットを与えているのは、、、 1、銀行の融資制限。 2、先の見えない不況。 ではないでしょうか? 特に1は業界にとって深刻な問題です。 現在、各銀行は不動産業界に対して 大幅な融資制限を行っていると聞きます。 (金融庁の指導らしいです) このため資金繰りに銀行からの多大な融資をアテにしている会社は 存続できないものと思われます。 アタシ的には、今後、不動産業界ではアーバンに続き、 更なる巨額倒産が出てもおかしくはないと思っております。
- rakuareba
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米国のGSEと日本の不動産業界との関連性は、あまり高く無いと思います。GSEの債権を保有しているのが、日本の不動産業界ではないからです。(GSEの債権を保有している金融機関が多額の損失を出せば、当然その影響はありますが。) 一方、GSEとの関連性が低くとも、日本の不動産業界には現在、強い逆風が吹いていると思います。人口減、用地不足、土地価格下落、住宅販売数低迷等々、ネガティブな要因を挙げればキリが無いと思います。日本の不動産業界が今後も継続的にプラス成長を遂げていくことは、難しいことだと思います。