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非常用発電機使用時のコンデンサについて
僕の管理しているビルには非常用発電機があるのですが非常時(発電機使用時)には進相コンデンサは使わない設計になっています。 発電機内にはコンデンサは付いてないと思うのですが,必要ないのでしょうか?
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コンデンサーはモーターなどの遅れ電流を進み電流で打ち消し、力率の向上で送電線の電流の減らします。 電流が減れば、商用電力は遠隔地より供給されるが、その送電線、変圧器、発電機などの損失を少なく出来、逆に言えば細い送電線、小さい変圧器、発電機で良い事になります。 然し 非常用発電機は負荷の近くにあり、又 稼働時間も極小で、コンデンサーの効果は僅かで投資回収は困難です。 従って 非常用発電機にはコンデンサーは不要です。
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- Denkigishi
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回答No.1
進相コンデンサは、そのビルの設備が通常状態で運転される場合の誘導負荷に見合った容量が設置されているはずです。非常用発電機でまかなえる負荷は重要負荷だけで、普段時より誘導負荷も少ないので、そこに進相コンデンサをつなぐと、発電機に過大な進み電流が流れて、それだけで定格電流を超えてしまう惧れがあります。一番いいのは、非常時に運転される負荷の誘導分に見合った容量のコンデンサを入れることですが、普通はそこまではしていないようです。