- ベストアンサー
思春期特有の苦悩葛藤を描いた小説
思春期特有の苦悩葛藤を描いた小説を探しています 憂鬱な雰囲気の小説がいいです オススメの小説ありませんか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私が高校の課題図書で読んだ、重松清さんの『きみの友だち』はどうでしょう? 課題図書になるくらいなので、有名でしょうから既に知っているかもしれませんが……。 昔、映画にもなっています。 映画の方は見ていないので何とも言えません。 でも、本を読んでみて面白かったら見てみる価値はあると思います。 思春期の子供達(主にヒロイン二人)の友情についての話です。 章ごとにそれぞれ違う人物の視点で書いてあり、短編集のようで読みやすいです。 ですが内容はかなり暗いので、最初のうちはあまり読むペースを上げられないかもしれません。 私がこの本でいいと思ったところは…… たいてい小説などの世界の友情って、何だか不自然な感じがしたり、普通こんな会話しないだろ!!ってシーンも入りがちですが、この小説はそういう雰囲気があまり感じられなかったという点です。 あ~こういうドロドロ関係あるある!!、こういう子って確かにいるよなぁ~と思えるような、実話のようなリアルな描写が多いです。 大人なら自分の学生時代を思い返せるような、思春期なら共感できるような内容だと思います。 ちょっと厚めの文庫本ですが、読書好きな方ならそれほど苦ではないかと。
その他の回答 (2)
- OSE_ch44
- ベストアンサー率12% (1/8)
ふと思いついたのは、 サガンの「悲しみよこんにちは」でしょうか。有名すぎて、ご存知かもしれませんが。 憂鬱かどうかは人によると思いますが、 私の場合、かなり憂鬱な読後感でした。
- kumacoro
- ベストアンサー率52% (12/23)
「思春期」という言葉から思い浮かべた、優れた書籍の一つとして ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」などはどうでしょう? ヘッセ自らの思春期を題材にして書かれたものであるだけに 思春期に、とても感銘を受ける名作だと思います。 私も思春期に読み、若い少年の苦悩が痛いほど伝わってきて、 とても共感しました。 ヘルマン・ヘッセはドイツの作家ですので、翻訳されたものが 文庫化されてたくさん出ています。 (個人的には、高橋健二訳のものが好きですが、訳によって 印象も変わりますので、実際に店舗で読み比べしてみると 一番ご自分の感性に合うものが見つかると思います) もしもまだ読まれていないのでしたら 是非一度、読んでみて頂きたいと思います。