先ず簿記とはなんでしょう。
簿記とは、企業の日常の経営活動を記録・計算・整理する、活動でしたね。記録・計算の単位が勘定、この単位に名前がつけられたのが勘定科目です。
いま少し具体的に説明しましょう。
勘定とは、計算することですね。通貨・他人振り出しの小切手は同じ単位で計算します。この単位に現金とい名前をつけます、これが勘定科目です。机・パソコン・事務用空調機、同じ単位で備品という勘定科目で記録・計算します。
ますます理解できなくなりましたか?
勘定:記録・計算するときの同じ仲間
勘定科目:勘定につけられた名前
でも、勘定と勘定科目は同じことと理解しておいて簿記の学習には一向に差し支えありません。
簿記を学習しはじめて間がない方のようです。簿記の基本は、各勘定科目が簿記の五つの要素(資産・負債・資本・費用・費用)のどれに属するかしっかり理解することです。