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ヨードチンキの実験
中学生の子供の自由研究でヨードチンキの水溶液で紙に絵を描きました。それをビタミンCやレモン汁で消しました。ビタミンCとヨウ素の化学反応式がわかりません。 またヨードチンキの水溶液をビタミンCで透明にした後、オキシドールを入れてまた元の色に戻りましたがどうして戻ったのでしょうか?教えてください。
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ヨードチンキの色、ヨウ素水の色はヨウ素分子I2の色です。ヨウ化物イオンI^-になると無色になります。ヨウ素デンプン反応の色もヨウ素分子の色です。ヨウ化物イオンではヨウ素デンプン反応は起こりません。 ヨウ素分子がヨウ化物イオンにかわる変化は還元、逆の変化は酸化と呼ばれているものです。ビタミンCはヨウ素分子をヨウ化物イオンに変える働きをします。ビタミンCは還元剤として働いています。逆の変化を起こさすためには酸化剤が必要です。過酸化水素H2O2は酸化剤としてよく利用される物質です。
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noname#160321
回答No.1
>ビタミンCとヨウ素の化学反応式… アスコルビン酸(ビタミンC)+ I2 → デヒドロアスコルビン酸 + 2I^- と書けますが、本当は、 2アスコルビン酸+ I2 → 2アスコルビン酸カチオンラジカル + 2I^- に近いです(実際はアスコルビン酸カチオンラジカルは解離してアスコルビン酸ラジカルとH^+になっています) >オキシドールを入れてまた元の色に… H2O2 + 2I^- → 2OH^- + I2(発色) と書けます。
質問者
お礼
ありがとうございます。 実験は面白くて、簡単だったのですが、 化学反応式まで考えるのは中学生の子には難しいですね。 H2O2 + 2I^- → 2OH^- + I2(発色) でまたもとの色に戻ったことがわかりました。
お礼
ありがとうございます。 ビタミンCとオキシドールの役割がよくわかりました。