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電流の抜け道は?
カテゴリーがここでいいのか迷いましたがよろしくお願いします。 そろそろ年齢も上がり、たるみなども気になってきたので 美容外科にてサーマクールを行おうと思っております。 サーマクールの是非は別に置いておきまして、それについての 疑問なのですが(非常に高周波について基礎初歩的な質問かもしれま せんがご容赦下さい)、色々調べた所、サーマクールはラジオ波 (RF)を使用してジュール熱を利用してたるみを取るとの事で、 それは理解できるのですが、方式がモノポーラ方式との事で・・・。 参考 ttp://www.s-kyoritsu.com/sama_nxt_faq.html まずラジオ波や高周波、そういった所の知識のない自分は 色々調べてみたのですが、モノポーラで検索してみると電気メスの 項目がよく当たります。(電気メスはまったく違う電流を使用しているのかもしれませんが・・・) そこで、色々熟読してみたのですが、電気メスはモノポーラ式で、 図解や文章で見てみますと上のリンクにもありますように対極板で 交流させて電気を流し云々~となっておりますが、対極板が 交流させる為の極のひとつだとすると、電気を放電させる装置などは ついていないのでしょうか? ttp://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/operation_tools/page078.htm (アースの役目のものがついていない) なぜそれを気にするのかといいますと、(素人考えです)もし放電 されないとなるとずっと静電気のように帯電している事になるの でしょうか?帯電しているとどうの・・・というわけではないの ですが、もしずっと帯電したりしていて、何か肉体的に影響など あったりしないのかなと疑問に思ったのです。 (ペースメーカーなどはつけていません)初歩的な質問で恥ずかしい のですが、そもそもラジオ波というものは、人体に帯電したりしない ものだったりするのでしょうか。もしくは対極板は極の他に電気を 逃がすアースとなる役目も果たしているものなのでしょうか。 調べていくうちに、クリニックの説明によってはただ「電気を逃がす」 為の対極板・・・という説明であったり、上記のように交流させる為の 電極、という説明であったりして混乱しています。 数箇所に質問メール等をしてみたのですが、答えが返って来なかったり、カウンセリングの予約をお願いしますという回答であったりでしたので、お詳しい方がいらっしゃいましたらどうぞ教えてください。
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電気電子工学が専門で、かつては高周波の誘導加熱や誘電加熱もやっていました(治療とは関係ありません)ので、分かる範囲で回答します(この治療が効くかどうかは知りません)。 まず単純な話から先にすると、これに関する限り、静電気のように帯電することは決してありません。静電気とは無関係です。ラジオ波でも高周波でも、一方の電極(場合によってはアンテナ)から放射された電磁波は、空間や誘電体(体も誘電体です)を通ってかならずもう一方の電極に戻ると思ってください(より正確に言えば、ペアの電極があって、はじめて電磁波として放射することができます)。途中で無くなったり静電気のように溜まることはありません。 いまの問題の場合、電極が離れていると、ハンドピースに1つある電極から放射された高周波エネルギーは、おもに体内を通って背中あるいはお腹にあるもう一方の電極に向かいます。 一方、ハンドピースに電極が2つ対向してあると、一方の電極から放射された電磁波のエネルギーは、なるべく最短距離を通って他方の電極に向かいますので、ハンドピースを当てた体内には、あまり深く浸透しません。 ただし、体内を広く貫通する前者では、電磁波のエネルギー密度が広がる分だけ薄くなるでしょうから(仮に効き目があるとすれば)貫通した部分全体の効き目は弱くなるでしょう。後者のハンドピースに電極が2つ対向してあるタイプでは、とりわけ電極付近の電磁波エネルギー密度はかなり濃くなります。 高周波エネルギーによって体を内部から温めると、1電極タイプ(前者)は体全体に亘ってごくやんわりと暖め、2電極タイプ(後者)は局所加熱が可能です(局所的な効果が大です)。ですから、使い分けすべきものと思います。 いずれの場合も、必ず電極は2つあります(形は同じとは限らない)。身近な例で言えば、ラジオ波などの高周波(電磁波、略して電波)を放射する放送局のアンテナは、1本しか立っていないように思えますが、もう1つは大地です。放送局から発せられた電磁波は、大地を通じて放送局に戻ると考えてください。ハンドピースにある1つの電極は、電磁波を発する放送局のアンテナであり、背中やお腹に当てる一方の電極は大地と思えばよいわけです。 私たちの体は、あらゆる場面で電磁波に接しています。ラジオやTVの放送電波、携帯電話の電波、送電線や家庭に引き込んでいる電源配線から出る低周波の電磁波…など、無数の電磁波に常に接しています。どのような電磁波も静電気のように体内に蓄積することはありません。 ただし体を貫通する電磁波が健康にどう影響するか(治療も含めて)は諸説あるものの、身の回りにおいて明らかに電磁波の影響を受けたことが立証されたものは(特殊な事例を除いては)、いまのところありません。
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- riffy13
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No1さんが書いている通り、体を突き抜けて大地に向かい放電されます。 横になっているベッドをつたって、地面に流れていくのです。 雷だって同じでしょう。 これくらいのことを答えられないクリニックでは、ひとつの施術(しかもサーマクールは高額)に対する知識と探究心が足らず、それはつまりいい加減な医者しかいない、ということにつながるでしょう。 なぜこの機械でこういう結果が予想され、こういう原理ならもっとこうした方が良い結果が出るんじゃないかというように考えられる医者のほうが、より患者さんのためになると思いませんか?