日常生活では酸蝕歯は起きないとする歯科医
昨年末くらいから気になり出したのですが、下の前歯の舌触りに違和感を感じるようになり、鏡で見ると、歯の先端が1~2mmくらい欠けた感じになってしまっていて、舌で触れると尖りが舌先を刺激して舌がチクチク。
欠けたところを先端側から見ると断面の層が見えます。
層の内側のが象牙質というやつか?とネットで調べてみると、歯の先端が透けている(歯の裏の舌の存在が分かるくらい)、歯全体が黄ばみつつも所々縞状に白い(完全変色じゃない)、先端が丸まって欠けやすくなる、などなど酸蝕歯の特徴に近い気がして、歯科(以前まで行ってたところは馴染みの先生がいなくなったと聞いたので、違うところへ初めて行った)へ受診したのですが、出向いたところの先生から「酸を扱う仕事をしてないなら(普通の生活では)酸蝕歯は考えられない」と一蹴されてしまいました。
放置してあった虫歯(2年前でC1~C2)があったので、また見つかるなぁ~と覚悟していたら、全歯を見渡しての問診されることなく「歯石がたまってますね」っとだけ言われて歯石取り。
舌で探ると尖ってるように感じた部分(欠けたことでできたと思われ)は削ってもらい、嫌な感覚は軽減しました。
欠けて断面(象牙質じゃないかと思うもの)が見えるところはリジンでの処置になるのかなと思いきや全く無視。
処置の必要性の有無を質問しなかった私も悪いですが、患者としてはそれを気にして来院したのだから、なにがしか説明されるべきじゃないのかとは、この時点では思い及ばず。。
前歯の裏側の舌触りがザラザラした感じになったのは歯石を取ってくれたのだろうと思いますが、そのとき「前歯が死んでる」とだけ宣告されました。
その瞬間は事の重大性が分からず聞き流してしまいましたが、受付で「そういえば、さっき前歯が死んでるって仰られましたが・・・」って確認したら「色が変わってるでしょ」って。
モヤモヤしたので家に帰って調べたらびっくり。
40代後半という歳もあるのですが、歳相応に少々黄ばんでいるのは自覚してましたが、似たような黄ばんだ歯は他にもあるし、冷たいものを歯に当てると歯全体がチクチクする感覚(知覚過敏? 治療を必要とするほどに痛いわけじゃないものの染み渡る感覚)も起きるし、歯の表裏を指で摘まんで押しつぶす方向に力をかけると歯の中から何らかの反応を感じます。
歯が死んでる=神経が死んでる とはいう意味だと思いますが、歯の中の神経からのレスポンスを感じられるため、とても神経が死んでるようには思えない気がするのです。
レントゲンも撮りましたが、白くはっきり写った奥歯と違って前歯は歯根が分からないような(歯本体もよく見えないような、ほとんど真っ黒な)写真で、この時は「前歯が死んでいる」に関する説明は一切なし。
まとめますと
・酸を扱う仕事をしてないなら酸蝕歯は考えられないと一蹴してしまう
・全歯の問診なし(依頼してなくてもデフォでやるもんと思ってた)
・虫歯があるのに目に入ってない(依頼してなくても告知してくるもんと思ってた)
・依頼してないのに「前歯が死んでいる」だけ宣告するも根拠や説明は一切なし
・今後の治療方針は「歯周病予防の指導」だそう。
要は不信感に満ちあふれているのですが、いかが思われますか。