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日本や欧米のものづくりについて

どのような特徴があるのかどなたか教えてください

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回答No.1

専門のかたの回答がありそうなご質問ですが、まだないようなので程度が低い回答とは思いますが投稿します。というのも受け売りで、うろ覚えなので、ひとつのヒントとしてあとはご自身で探求してください。 おおまかにいうと、いわゆる西欧型のものづくり、つまり「技術」としますが、それは「解放(開放?)型」で、日本のは「閉鎖型」と言えるそうです。 技術と言うのは時間経過によって進歩しますが、西欧の技術は進歩がある段階に進むと、それまでの技術体系を超越したかのような(実際は当然、それまでの技術的集積を必要としますが)隔絶した技術が出現するのが特徴で、それを「解放型」技術と言います。 例を言えば、航空機のエンジンですが、1940年代前半までは世界はピストン式エンジンでしたが、40年代中半にジェットエンジンが出現しました。 つまりそれまでのエンジンの概念を全く覆す形式の技術です。(ただ、吸入、圧縮、爆発、排気という原理は同じですが) まあ、当然ながら日本はドイツのジェットエンジンをコピーするのがやっとでした。その他いろいろありますが。 しかしたしかにその当時はエンジンだけでなく、日本の技術は全般的に後進的でしたから、理論はあっても実現しなかっただけかとも言えるかもしれませんが、では最近のことでもそう言えるでしょうか。 最近では「iPod」です。これはどこかで「なぜ日本が創れなかったか」という声を聞きます。日本にiPodを作る技術がなかったとは言えないでしょう、でもできませんでした。 かつてソニーがウォークマンを創った「歴史」があったからそういう声が出るのだと思いますが、私はiPodは日本では出現しなかったと思っています。 ウォークマンの批判をするつもりはありませんが、ウォークマンというのは単にそれまであったテープレコーダ、プレーヤを小さくしただけです。特に新しい技術があったわけでもありません。もちろんiPodも特別高度でもありませんが、コンセプトはやはり画期的です。単に「小さくしただけ」でないことは使ってみればわかります。 つまり日本は「小さくする」とかあるいは「大きくする」(巨大タンカーとか)とか、言わば一直線の「閉鎖された」進路を行くという特徴があって「職人的」ですが、西欧はピストンはやめてジェットに、またはテープはやめてICチップに、と突然それまでの体系を超絶した様な飛躍的な進歩、進路をとるという特徴があると思います。 閉鎖型と解放型というわけです。だからどっちがいいとか悪いとかは別問題としますが。 前記したようにこれは受け売りですから不十分な説明ですので単なるヒントとしてください。

katanagina
質問者

お礼

お礼遅くなって申し訳ございません。極めて曖昧な質問ながら素晴らしい回答ありがとうございます。 日本は技術を輸出していると聞いてきたのですが、その技術というのが、小型化など高性能化だったというのは気づきませんでした。(もちろんそうでないのもいくつもありますが)

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