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家庭用燃料電池導入メリットについて教えて下さい。
家庭用燃料電池(エネファーム)の導入メリットを教えて下さい。
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コージェネによる省エネルギー化がメリットです。 電力会社の火力発電の熱効率は良いものでも40~50%程度で、残りの熱は捨 てられています。 家庭で発電すれば、捨てられていた熱を給湯に用いることで、全体のエネ ルギー利用が効率化します。これが「コージェネ」の考え方ですが、問題は 電気と熱のバランスです。 装置ごとに発生する電力と熱の比率は一定なので、たとえば、夏はエアコ ンで電力を大量に使いますが、逆に給湯は冬に比べて少なくなるため、お 湯が余ってしまいます。 一般に発電機は小型化すると発電効率が低下して、熱が多くなります。 たとえば、ガスエンジンによる家庭用コジェネ装置である「エコウィル」の 場合、発電は20%程度しかありません。 そこで、小型で発電の比率が高い装置が求められ、それが燃料電池という ことになります。 燃料電池であれば、家庭用程度の小型でも30~40%の効率があります。 家庭用燃料電池は数年前までは1台数百万~1000万円程度していました が、技術開発により急速に 価格が低下し、商品として成り立つ目処がついたものと思われます。 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn080414-1/jn080414-1.html
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- outerlimit
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経済的なメリットは有りません 自己満足だけです、環境に云々も自己満足の範囲です メリットなど考えず環境改善に少し寄与していることに納得できれば導入するのもよろしいでしょう ただし 環境改善に寄与しているなどと高言したら偽善以外の何者でもありません
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
家庭用に限らず燃料電池の長所は、燃焼ではないので、熱エネルギーを取り出す、いわゆる熱機関とは違って、電気エネルギーを直接取り出せるので大変効率がいい点なのです。ですから次世代のエネルギー源ともてはやされていますが、これは核や太陽、風と言ったエネルギー源を化石燃料に頼らないものとは違って使うものは水素ですから、化石燃料の水素を取り出してこれを使ったり電力を用いて水を電気分解した水素を使ったりします。ですから、その効率のよさはかなり割り引かれることにならざるを得ないですよね。特に水素を使う場合は電力を一度使っており、これが化石燃料を燃やして作られたものだとエコじゃなくなってしまいますよね。 それから、今のところはまだ装置が大変高価であり、初期投資が高く付くのでこれを効率のよさで補えるかどうかは未だやって見ないと我からにところがあるのではないでしょうか。ですから家庭で使って本当に効果が発揮できるようになるまでには未だ相当な時間がかかるのではないかと覆われます。