- ベストアンサー
専門用語
例えば、一人の人物の足が最初に写って、そこからその人の体を上へスクロールしていきながら、頭まで写す時。 そういう写し方を、専門用語で何と言うのでしょうか。 分かる方いましたら、ご回答、宜しくお願い致します。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
カメラその物を、パンで振るのではなく、クレーンアップする事も有ります。 よく撮影現場では小型のクレーンとでも言うべきジブが多用されますので、そういう場合にはジブアップなんて言い方もします。 パン(ティルトの意)では足元から顔まで移す時に、どうしてもレンズからの距離が替わる為にサイズやピントが変わります。それが嫌な場合には被写体とレンズの位置を一定に保ちながら移動する為に使う事があります。 パンでこれをやると、目高の位置からのパンアップの場合にはアップすると同時に少しズームアウトしなければならなくなり、また、当然ピントも操作しなければならなくなるために、微妙な狙いの物を撮影する為にも使われます。 まあ、ジブはジブで難しいので、かえって下手に見える事も有りますが。 また、横に移動する場合にはレールを使います。 通常、ティルトに比べてカメラ自体の移動距離が大きく成るために、ご質問のような人体の一部から一部への移動では余り使いませんが、単純なパンやズーム等では表現しきれない時に使い、これを通常はトラックすると言います。 この場合にはトラックアップ(トラックインと同義)はカメラを上方に振る事ではなく、被写体に近づける状態になります。 所謂ズームインするのと似ていますが、背景の写り方や動き方にも影響しますので、その場面で欲しいと思う時に使います。 以上蛇足でした。
その他の回答 (2)
- ・・・・ リナ(@engelrina)
- ベストアンサー率60% (2456/4051)
カメラマンに、 「ワンショット(1shot)の足元から顔にパンアップ(pan up)して」 って言うと、一人の人物の足が最初に写って、そこからその人の体を上へスクロールしていきながら、頭まで写してくれます。 更に「タイトめに」と言うと映す対象が画面いっぱいの大きさで、「ルーズに」と言うと画面周囲に余裕のある大きさに撮影します。 仮に、二人の足から二人の顔に行くなら2shotでpan up ということになります。 パン (pan / panning)は、カメラのレンズを水平方向に向きを変えながら撮影する事で、レンズの向きを垂直方向に移動しながら撮影するのは本来はティルト(tilt / tilting)というのですが、テレビや映画撮影の現場では ティルトと言う人は少数派で、垂直方向もパン・アップあるいはパン・ダウンというようにパンという言葉を使っています。 テレビなどの業界では、「わらって」とか「ナメて」とか、「逆さボード入れておいて」「雪洲しようか」等々業界用語が毎日飛び交っています。 参考URL 映画製作用語集 http://sairin.com/a.html
- 参考URL:
- http://sairin.com/sa.html
お礼
参考URLまで入れてくださって、とても参考になりました。 ご回答、ありがとうございました。
- isoiso0423
- ベストアンサー率64% (1125/1741)
ティルトアップ、もしくはパンアップといいます。 本来はティルトアップが正しいのですが、カメラを横にふる動きそのものをパンニングというため、上下の動きもパンPANという言葉を使うことが多くなり、いつの間にか常用されるようになったみたいです。 http://www9.plala.or.jp/mschp/product_html/terms_a_w.html#Anchor-PAN-19737
お礼
とても参考になりました。 ご回答、ありがとうございました。
お礼
とても詳しいご回答、本当にありがとうございました!! とても参考になりました。