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ペグのポストの長さでテンションが変わりますか?

同じ000タイプ(フォークタイプ)のアコギが二台ありまして (ボディの大きさは殆ど同じです) 違うところは、一つはスケールが650mm(OMタイプ?)でもう一つ の方は630mmのショートスケールです。 不思議な事にまったく同じXLライトゲージをどちらも張っていて 弦高も同じに設定してあるのですが、弾き比べるとショートスケ ールの方のギターのがテンションがどうしてもきつく感じるので、 いろいろみてみたのですが、ちょっと気になったことにきずきました。 それはペグのポストの長さです、ショートスケールのギターはペグ ポストの長さが短いのです。その分ナットからペグのポスト穴まで の角度がちがっていました。 このような違いでもテンションってかなり変わるものなのでしょうか? それとも、もしかしたら僕の気のせい? ご指導願いますm(__)m ちなみにポールが長めのオープンペグ(クルーソンタイプ)ってあまり ありませんね? (ポスト全長が30mmぐらいで、ペグ本体裏側から穴の中心間での 距離25mmぐらいの)とかがいいんですけど・・・ あまり高くないやつであればいいなと^^;

みんなの回答

noname#199778
noname#199778
回答No.2

再び失礼します。返信読みました。 ペグがクルーソンタイプかロトマチックタイプかで、弦のテンションに違いが出るかどうかに関しては、違いは出ないでしょう。これらの違いはペグポストを回す機構に関わる違いで、弦の張りの加減を直接左右するような要素ではありません。 ペグをクルーソンからロトマチックに変えた時の変化に関しては、具体的には実際に乗せ換えてみなければわからないところがあります。 ただ推測するだけであれば、ペグの機構が重くなり、ヘッドの重量が増すことで、低音域が強くなり、サスティーンが向上することが推測できるかもしれません。 なお、クルーソンからロトマチックへの交換の場合、大抵の場合はペグ穴の径がロトマチックの方が大きいため、穴を拡張する必要がある場合が多いでしょう。

noname#199778
noname#199778
回答No.1

弦のテンションに関してですが、一定のチューニングに合わせる場合、スケール長が長い方がより高い張力を、弦が太い方がより高い張力を、それぞれ必要とします。弦の太さとチューニングの条件が同じであれば、スケール長の長いギターの方が高い張力を弦に加える必要があります。逆にいえば、弦の張力に関しては、弦の太さとスケール長と合わせる音程の3つの要素で決まるものといえます。ペグポストの高さなどから来るナット部分での折り曲げの程度などについては、これが直接テンション(純粋な意味での弦の張力)に作用するということはないでしょう。 通常は、ロングスケールのギターとショートスケールのギターとで同じ弦を使い同じチューニングにすれば、弦の張力はショートスケールの方が緩く、弦の張りも柔らかくなります。ショートスケールのギターの方がテンションがきつく感じるというのは、物理的にいえば考えにくい現象です。おそらくは、弦の張力以外の何らかの要素から来る錯覚なのではないかと思います。 ペグポストの長さからくるナット部分での弦の折り曲げの深さの加減については、直接的に弦の張力を左右する物ではありません。ただ、ギターの奏法上で弦を引っ張ったりするような時に、指先が弦から受ける抵抗については、その部分での折り曲げ、あるいはブリッジサドルでの弦の折り曲げのそれぞれの深さが、抵抗として作用することはあります。折り曲げが深いほど、弦を引っ張ったときの弦の抵抗は強くなり、指先に感じる張力がより大きくなったような錯覚を呼びやすくなります(ちなみに、こうした錯覚はギタリストの間では一般的なものでもあり、弦のテンションに関しての論議でよく混乱を招く原因でもあります)。これはチョーキングなどの奏法の際には顕著に表れる傾向でしょう。 なお、ナット部分やブリッジサドルでの弦の折り曲げの深さについては、弦がナットをネックに、あるいはブリッジサドルをボディに押し付ける力の加減を左右する要素でもあります。折り曲げが深くなるほど、弦がナットやサドルに加える圧力が増します。これは弦の振動がギター本体に伝わる加減にも影響するため、音質にも影響があります。ナットやサドルでの折り曲げが深く、より強くナットやサドルを押し付ける状態になるほど、弦の振動の伝達は良くなり、サスティーンが向上したり、高音域の張り(音の輪郭)がハッキリとする傾向が強くなります。 蛇足ですが、お手元のショートスケールのギターでペグポストが低く設定されているとすれば、それは張力が低くなるショートスケールでペグポストを一般的なものにすると、ナットを押し付ける力も弱くなりがちで、サスティーンや音の輪郭がぼやける傾向が出ることに対して、ペグポストを低くすることでナット部分での弦の折り曲げ角を稼ぎ、弦がより強くナットを押し付けるようにすることで、サスティーンの向上や音の輪郭をハッキリさせることを狙った、設計上の思想の表れという可能性もあると思います。 参考まで。

sorainu778
質問者

お礼

ご指導ありがとうございますm(__)m 色々勉強になります! 一つ書き忘れましたが、ショートスケールの方の ペグはクルーソンタイプで、ロングスケールの方は グローバー(トロマチック?)タイプなんです。 この違いもテンションにかかわってくるのでしょうか? それとショートスケールについているペグのクルーソン タイプのものをグローバーなどに変える(勿論ヘッドが 重くなるという事もそうですが)と、どういう音の変化 をもたらすのでしょうか? 又ご指導いただけるとありがたいです