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よく考えてみりゃ謎シリーズ 1 内径10cmに直径10cmは収まるか?
「これの一体どこが謎なんだ」と思われる方もいらっしゃるかも知れませぬが、その場合はご容赦を。 なんの脈絡も無く唐突に思いついたのですが、例えばもし私が土台に穴を開けて直径10cmの円柱をそこへ差し込もうとした場合、穴の方の寸法を10cmと1mmくらいに取って入りやすくすると思われます。 ですがもし、完全に誤差なく内径10cmの穴と完全に誤差なく直径10cmの柱があった場合、これって理屈的に言って入るものなのでしょうか? つまり、摩擦の抵抗だとか柱を押し込む際の力の方向のズレだとかの諸要素を全く無いとした場合、理論的に言って10cmのものは10cmの穴に「収まる」と考えていいものなのでしょうか?無論、圧力によって素材が縮むとかいうのも除外します。 考えましたがなんか謎!どなたか気軽にカキコ下さい。 尚、シリーズとか銘打って置きながら続きのことは特に考えておりませぬ。あしからず。
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「完全に誤差なく内径10cmの穴と完全に誤差なく直径10cmの柱」というところが重要です。現実の物質で「誤差なく」加工するということは不可能で直径寸法の他に「真円度」、「表面粗さ」などを考慮する必要があります。 幾何学としての話なら、同一寸法のものが入る、入らないについては定義次第です。現実加工された物質ならば加工精度次第で「スキマ嵌め」、「中間嵌め」、「しまり嵌め」となります。この概念はJISで規格化されてます。
お礼
うう、説得力。ありがとうございます。 私としては幾何学的な興味からこのような質問を立てたということで間違いありません。 なるほど、現実にどうとか言うより、人間のあいだの約束事である定義をどう設定するかで答えはいくらでも変化してしまうものだ、という訳ですね。 う~ん、気持ちの良い予想外の回答。得られて嬉しいです。 ありがとうございました。