理想変成器の性質
理想変成器の性質についてです。
一次コイルの巻数をN1,二次コイルの巻数をN2、一次コイルに流れ込む電流をI1, 二次コイルに流れ込む電流をI2とし、2つのコイルの巻線の向きは同じものとする。
この時、I1=-(N2/N1)*I2の式から、
(N1)*(I1)+(N2)*(I2)=0が導ける。
この式は各巻線の起磁力NIの和が0となる事を示す。
ここでもしこの起磁力の和が0でなければ、電流によって磁束が変化し、インダクタンスが有限の値をとってしまう。従って理想変成器における各起磁力の和は0となる。
質問です。
各コイルの起磁力の和がなぜ0以外の値をとると、インダクタンスが有限値になってしまうのでしょうか。何かこれを証明できる方法があれば教えてください。
補足
回答ありがとうございます。 CT(変流器)の仕組・特徴と VDの仕組み・特徴が理解できません。