化合物に関しては、まず、その濃度の予想が無いと測定は困難です。今では、10億分の1どころか1兆分の1グラムでも不可能ではない時代ですので。もちろん微量、超微量は、家庭では無理ですが。
次に、有無の判定の定性分析か、その量まで正確に知りたい定量分析か、によっても方法は異なることが多いのです。定量分析には、多くの学者が頭を抱え、それが理系の研究の出発点です。
>蛍光物質を含んだなにかに紫外線を当てると、発色するというものでした。
蛍光物質なら、可能です。しかし、塩化カルシウムは、蛍光物質ではないので、無理です。蛍光で有名なのは、犯罪などの血痕を調べるルミノール反応です。これでも、ルミノール液を噴霧するので、ご希望の非破壊検査には該当しないのでは。
ハンカチを濡らして絞って、が駄目なら、ハンカチに触れずにと同じですので、一休さん以外には無理です。可能になったら、学会で発表できます。
中性子活性化分析ならできますが、日本の研究所でも、原子炉をもっているのは数箇所でしょう。国宝のようなものが対象なら、興味をもつ研究者もいるかもしれませんが。
他にも、X線をあててなんぞもありますが、かなり濃度が高いことが必要だし、X線は放射線技師しか扱えません。
ハンカチも塩化カルシウムも例えでしょうか。もしも、別の化合物だと話は違ってくると想います。
お礼
ありがとうございます。 化学は高校授業までで、専門レベルではないので、どのような言葉で質問を書けばよいのか分からず、知っている単語を使わせていただきました。 質問内容の不備で申し訳ないです。 私のイメージしている「蛍光検査」とは、蛍光物質を含んだなにかに紫外線を当てると、発色するというものでした。 「蛍光検査のような光学式」という表現で意図したかったことは、非破壊、非接触であることです。 たとえば、紫外線を当てるとフィルター越しにそれを観察できるような現象が、紫外線以外でも塩化カルシウムにもあるのかなと思ったしだいです。