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ヘッドホンの特性について
- ヘッドホンの音の特徴を測定しています。人が聞き取れる範囲の周波数の音の下から上までをヘッドホンから出して、それを耳のかわりにマイクで拾って周波数ごとの出力を観察しています。
- ヘッドホンの音の特性を測定するために、人の頭のモデルを作り、その耳のあたりにマイクを仕込んで測定しています。頭モデルはアルミ製とプラスチック製の2種類があります。
- 同じヘッドホンをアルミ製とプラスチック製の頭モデルで測定した結果、低い音は似たような結果になりましたが、3000Hz以降のデータが異なり、ベーク製の測定器のほうが高音が強かったです。この差の原因についての意見を募集しています。
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A No.1のtsumotsumoです。 >素材が共振すると具体的にどのように変化するのでしょうか? すみません。素材の共振については素人の単なる憶測です。 具体的にどのように作用するかわかりません。 以下の記述も憶測・推測ですのでお許しをお願いします。 この憶測が生まれた理由を書きます。 「音」というものは空気その他様々な物質の振動です。 今回の件ではヘッドフォンからマイクまでの間にダミーヘッドが存在するわけです。 伝わる音はその物質の堅さ・密度・形状に大きく影響を受けると思います。 それは直接伝わる音の道だけではなくその周辺に存在する物体にもよるでしょう。 例えが悪いかもしれませんが,道路の溝蓋を踏むときを考えてみると, 設置条件は全く同じと考えて,鉄の蓋なら甲高い音が発生し,FRP樹脂なら鈍く短い音になるのではないでしょうか? 甲高い音というのはつまり高い周波数のことで,この場合溝蓋と溝との間で発生した振動が 自らの共振で長く保たれたと考えていいと思います。 話をダミーヘッドに戻しますと,ヘッドフォンから発生した音が空気とヘッドフォンとの接触部分でダミーヘッドに伝わります。 ダミーヘッドはその音に共振して空気を振動させます。 この振動はヘッドフォンの音に加算減算されます。またマイクの筐体を通じてマイク本体にも加算減算されます。 この加算はきれいな同位相であればヘッドフォンの音に加算され,きれいな逆位相なら減算されます。 ダミーヘッドの形状や音の道の形状から複雑に合成された振動となるとおもわれるので,きれいな同位相逆位相になるとは思えません。 その結果周波数成分として減衰効果が現れるのではないかという推測です。 同じ形状大きさのアルミとベークをたたいてみるとどんな音がするでしょうか? 鈍い音で短ければ低音に影響し,影響も小さい。高い音で長く続けば高音に影響し,影響が大きい。 そんな気がしませんか? 内径肉厚長さが同一で素材が違うパイプを用意して一端にスピーカ,もう一端にマイクを置いて密封して音を分析するとどうなるでしょうか? 素材に影響を受けないとすれば同じでしょうが,影響を受けるとするとどうなるのでしょう。 興味があります。
その他の回答 (1)
素人ですがもしヒントになれば幸いです。 ダミーヘッドの材質やわずかな形状の違いからも周波数特性は変わるようです。 ご使用になられたダミーヘッドの構造(空洞かそうでないかなど)にもよるとおもいますが、素材の共振などもあるかもしれません。 マイクは同一だとはおもいますが、周波数特性を考察するのであればマイクの特性も考慮する必要があるでしょう。 バイノーラル録音というものをご存じでしょうか?
補足
ありがとうございます。 マイクはフラットな特性のコンデンサマイクを使っています。 マイクは付け替え式なので同一です。 素材が共振すると具体的にどのように変化するのでしょうか?
お礼
丁寧に回答していただき参考になりました。 これで対策も考えることができそうです。 パイプ等でしたらすぐに準備できそうですので試してみようと思います。 また何かあれば教えてください^^ ありがとうございました。