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大人には聞こえない音と高級ヘッドホンについて…教えて

大人には聞こえない音ってご存知でしょうか…? 18000Hzぐらいの高い周波数の音は、大人になると聞こえなくなるってやつです。 wikipediaによると、人間の耳に聞こえるのは20Hz~20000Hzぐらいなんだとか。 ところで、ソニーのヘッドホンのカタログに、再生周波数帯域5Hz~11000Hzというヘッドホンを見つけました。 これってどういう事なんでしょうか…?? 人間の耳には聞こえない音まで再生しても意味無いんじゃ…と思うんですがどうなんでしょうか? ちなみに型式はMDR-SA5000で、定価77700円です。。 もっと安いヘッドホンでもせいぜい20Hz~20000Hz聞ければ十分だと思うんですが…?

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回答No.5

>> 5Hz~11000Hz // ~11万Hzですね。 「工業製品としての意義」という意味では、No.3の回答者がご指摘のように考えて良いかと思います。 周波数特性というのは、特に補足がない限り「一定以上の音圧を得られる帯域」の意味で用いられます。単純にいえば、端っこの方ではレベルが下る(真ん中の平らなカマボコ型)ということです。つまり、20-20000Hzだとフラットなのは50-16000Hzくらいかも知れないということです。5-110000Hzならば、20-30000Hzの範囲でフラットかも知れませんから、可聴限界である20-20000Hz全体を正確に再生できることが期待されます。 また、歪み成分を可聴帯域外に追いやることができる可能性があり、その意味でも周波数特性が優れていることに意味はあります。 (ただ、そもそも測定基準が曖昧で、他にも位相や歪み率など音質に関わる(カタログに表れない)要素は多いので、周波数特性が優れていること「だけ」が優れたヘッドホンの指標というわけではありません。) 「聴感上の問題」という意味では、No.1, 2, 4の回答者がご指摘の通りです。自然界に存在する音は0-100kHz以上といわれます。機械的に他のいっさいの音を含まない音として20000Hz以上の音を作り出しても人間の耳には知覚できないとしても、自然界に存在するように複雑に重なり合った音の一要素として20000Hz以上の音が存在すると、これが「音色」などに影響するといわれます(ちなみに、普通のピアノの音域は約27.5Hz~約4186Hzですが、その上に複雑な高調波=倍音が乗ることでピアノ独特の音色を作り出します)。 ただし、これは、あくまで最初の「工業製品として正しく再生できるヘッドホンである」という前提があり、かつ、「20000Hz以上の音を含んだ音源である」ことが必要です。音楽CDの記録限界は約20000Hzですから、ヘッドホン(やスピーカー)の高域限界が高いからといって直ちにこの効果が得られるわけではありません(なお、レコードの超高域はほとんどノイズといわれますから、超高域再生にこだわる必要はないと思われます)。 したがって、結論的に、 ・5Hz~110000Hzというのは、可聴帯域である20~20000Hzをより正確に再生するために必要なスペックである ・20000Hz以上の超高域再生に意味がないわけではないが、そもそもそれを正確に記録した音源でなければ無意味 ということになるでしょう。

noname#249990
質問者

お礼

可聴帯域だけ再生できても端っこの方までちゃんと再生出来るわけではないんですね。 非常に分かりやすい説明でした。ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率25% (1946/7534)
回答No.4

20KHz以上の音は人間には聞こえないと言われていますが感じることができます。 超音波溶接では50KHz以上の振動でプラスチック等の接着面を溶かしますが、この時頭に響く気持ちの悪いキーンという音を感じますからヘッドホンをして耳を保護します。 大出力ですから感じるのでしょうが超音波でも耳に何か違いを感じることは確かなようです。 これで、音が良くなるかどうかは疑問ですが?

noname#249990
質問者

お礼

聞き取れなくても、少なくとも感じてはいるんですね。 参考になりました。回答ありがとうございました。

回答No.3

 より幅の広い帯域が再生できるということは、必要な部分は十分に余裕を持って再生できているということです。性能のギリギリの部分では、音が出ているだけで「よい音」ではないのでは。

noname#249990
質問者

お礼

なるほど。聞き取れる部分だけ再生の性能では不十分なんですね。 回答ありがとうございました。

  • shigekik
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.2

スペックだけでは語れないのがオーディオなのではないでしょうか。 能の笛の音には20KHz以上の音が含まれていて、その帯域の音が 人間の感性に訴えかけるという説を聞いたことがあります。 聴こえない音が潜在的な感性に投げかけるものがあるということを 信じる心が、多少、オカルト的ではありますが、オーディオの世界では まかり通っています。昨今のスーパーツイーターの評価のされかたが それを表現しています。

noname#249990
質問者

お礼

感性に訴えかけるですか。 分かる人には分かるんですねぇ…奥が深いです。 回答ありがとうございました。

  • sisiko
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回答No.1

つくってみて測定したらそういう結果だったという表示でしょう。 聞こえない音が出ていても別に外があるわけではないのですから。 余談ですが、たまに大人でも子供の頃の聴覚を失わない人がいるようですよ。私の大学の恩師がその人です。

noname#249990
質問者

お礼

そうですか。すごい先生ですね。 僕は中学生ですが、18kHzが聞こえなかったです。14kHzが聞こえない友達もいました^^; 回答ありがとうございました。

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