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日本SF 創世記のことについて……
早川書房がSFをシリーズで確立する前に、元々社(東京元々社)が、空想科学小説全集と銘打って、15冊以上本をだしていますが、これらを翻訳した人々がどんな人だったのか、そして「その後」がサッパリわかりません。早川などに合流したのか、本職(?)にもどられたのか。 確かに訳文は悲惨で、私は「新しい人類スラン」を持っていますが、もう読むのが大変で、筒井康隆氏などは「買わなくてよろしい」とまで昨今おっしゃられたそうですが、なにか元々社の空想科学小説全集についての裏話、または文献などご存じでしたら、お教えください。
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noname#168882
回答No.2
お礼
ここまでご丁寧に、あり画問うございます。横田氏の日本SF史方面の文献でも、またいろいろ読む限り、最初のSF全集、しかも作品のチョイスはよかったのに、という声が聞こえてくるばかりで(作品をチョイスした人はかなりのSF通だとおもうのですが)、創世記の苦労話、エピソードは聞こえてこないので、長年気にしていた次第です。 よく行く古書店で、全巻揃い、告知カラーポスターつき2万円とあったので、店主に「これ、月報もそろいですか?」と聞いたら「やなこときくなあ」と言われた次第で、なんか読んだら面白そう(確かに時代の制約はあったのでしょうが)という気持ちは多いにありました。新しい人類スラン、も「気持ちはわかる!」な、苦労しているのは感じたし、おそらくこれだけ続いたのだから、読みたい人にとっては干天の慈雨だったのだとおもいます。 ありがとうございました。