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すべての大学が独立行政法人化するということは何を意味するか。

この前、どこかの記事で自民党の麻生政調会長が 「いずれは東大もなくなるんだ」 と、発言したという記事が載っていました。 実際、本当にすべての大学が独立行政法人化するのでしょうか? 東大がなくなるというのは極端な話でしょうが、もし、すべての 大学が独立行政法人化した場合、それでも、過去の業績など が影響して、現在の大学ランキングはあまり変化をしないように 感じます。 競争力を促進すると言っても、そういう側面もあるでしょうが、 やはり有名大学には多くの人が行きたいわけで、国の補助が 減る分、学費が倍増するような気がします。 それとも、COEで布石を打っているようですが、これらの指定 を受けた大学(世界レベルの研究拠点/2年で更新)を頂点に またはめざし、優秀な学生・研究者が集まり、健全な競争環境を 気づくことができるのでしょうか? 教育関係にはあまり深い知識はありませんので、できれば 簡潔に教えてください。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • ma_
  • ベストアンサー率23% (879/3732)
回答No.3

独立行政法人化をして、国の補助が減り、学費が私大並みになれば話は違ってくると思いますよ。 いままでは、学風や学問の内容・教育の質というよりも、学費が大学選択にすくなからぬ影響を与えている現状があると思います。 また、統合・合併も進んでくると思いますので、ランキングも影響はあると思います。 独立行政法人というのは、各大学独自の施策により学生や企業などの要求に応えていかなくてはならないので、自助努力や改革マインドがない大学は没落していくとおもいます。 昔、東京大学・京都大学を廃止してそれぞれ研究主体の大学院大学にするという構想があった報道がありました。麻生政調会長も、そういった東大の改組や改革を考えていらっしゃるのかも知れません。

回答No.2

> 実際、本当にすべての大学が独立行政法人化するのでしょうか?  実際にはまだ法律はつくられていません。ですが閣議決定はされ  ていますので法律がつくられ(現在文部科学省で作成中)て  法案は来年の3月ぐらいに国会に上程され、6月ぐらいには可決  ということが考えられています。 > 東大がなくなるというのは極端な話でしょうが、もし、すべての > 大学が独立行政法人化した場合、それでも、過去の業績など > が影響して、現在の大学ランキングはあまり変化をしないように > 感じます。 > 競争力を促進すると言っても、そういう側面もあるでしょうが、 > やはり有名大学には多くの人が行きたいわけで、国の補助が > 減る分、学費が倍増するような気がします。  おっしゃるとおり、大学ランキングはかわらないでしょう。だって  日本においては、大学でどのようなことを学んだかが問題ではなく  どの大学をでているかが問題にされますからね。 > それとも、COEで布石を打っているようですが、これらの指定 > を受けた大学(世界レベルの研究拠点/2年で更新)を頂点に > またはめざし、優秀な学生・研究者が集まり、健全な競争環境を > 気づくことができるのでしょうか?  COEでも結局、もっとも多く採択されたのは、東大と京大ですし  しかも両大学が同じテーマ数だけ採択されていることに見られるよ  うに現在の大学の序列を、より明確にしただけです。  #1の方がおっしゃっておられるようなことですが、巨大な設備を  もっている旧七帝国大のようなところならば、企業からの研究費も  もらえます。もっともそのような大学であっても、実際には、国費  の占める率は膨大なんです。(たとえば東大でいえば、たくさん自  己収入があるかのように思われますが、自己収入は東大の6~8%  しかありません)  ですから、そのような「企業からたくさんの研究費がもらえる大学」  であっても、収支勘定からいえばもっと学生から授業料を徴収しろ  ということになります。  大学が頑張ったら授業料を減らせるなんてことは残念ながら空想で  しかありません。

参考URL:
http://ac-net.org/dgh/
回答No.1

ちゃんとした大学だったら、 自分のとこで学生を教育し、 いろいろ研究して、 その研究をお金に換えることができるはず。 だから学費を値上げしなくても、 研究から生じるお金が今より格段に増えれば なんとでもなると思う。

otafukutiger
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 しかし、そういう場合物理学(あまり詳しく知りませんが) などの基礎研究はどうなるでしょう。 今、基礎研究をするには莫大な設備費がかかるといわれています。 そしてそれは、直接の現金収入と結びつかない。 それに、受験人口の現象も影響すると思います。 今までだったら、私立の経営方法として文学部などの学部に 大量に合格者を出し、その受験料や初年度納付金などで経営を まかなっていましたが、これからはそういう収入源もどんどん 減っていくでしょう。 研究をお金に変えるということは、企業との結びつきを連想させますが、 それは研究の競争力増進を意味する一方、企業社会の政治を 大学の学問の世界に持ち込むことにはならないでしょうか?

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