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独立行政法人とは何?

今更の質問でお恥ずかしいのですが、去年国立の大学や病院が独立行政法人化しましたよね? そこで、具体的にどのようなことが変わったのかを教えてください。

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  • tachiuo
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回答No.2

 国立大学を例えにお話します。独立行政法人化される前。文部科学省を一つの会社であるとすると、各国立大学は文部科学省の支社だったわけです。独立行政法人化した後は、文部科学省という親会社が大株主の子会社になったわけです。  すなわち、カネの出所は同じなのですが、独立行政法人化の前は、文部科学省の一部局に過ぎず、文部科学省のカネがそれぞれの大学に配分され、文部科学省が一括管理していました。独立行政法人化も、予算の配分では目立った違いがないかのように見えますが、そのカネは渡し切りになり、どう活用するかは、各大学に任せられるようになりました。  そのため、大学ごとに、独自の「カネ儲け」も可能ですし、学費も一定ではなくなりました。良い教授のスカウトも、各大学で行えるようになりました。また、大学教職員は公務員身分ではなくなりました。今後は、優良な教授の「引き抜き」も行われると思われます。  要するに、独立行政法人化とは、企画立案部門(頭脳の部門、この例えでは文部科学省)から、実際に事業を行う部門(この例えでは大学)を分離するものです。    

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