uribou08さん、はじめまして。
うつ病治療中の40歳女です。
私は人の目や評価ばかりを気にして生きてきました。
人が実際に私に向かって放った言葉や、自分で勝手に人の言葉の裏の意味を探って得た言葉を恐れ、傷付きたくなくて本の世界や過食に逃げていました。
ただ太りたくないからという理由で、過食を治療し克服した後、私は傷付きたくないときに逃げる場所を失ってしまいました。
日常のありとあらゆる攻撃から身をかわすすべを知らないうちに、過食を克服してしまったからです。
その後うつ病を患い、現在薬物による治療を3年受けているところです。
私はうつ病を治療する過程で、自分が自分自身の一番の理解者・味方になるということを学びました。
私の心の中では常に、批判や審判を下すもう一人の自分がいて、誰も自分を責めていなくても、自分で自分を責めていました。
まず、自分で自分を傷つけるようなまねはもう止めようと思ったのです。
道でうずくまって泣いている子供がいるとして、あなたは罵倒したり、蹴飛ばしたりしますか?
傍らにしゃがんで、どうしたのか訊き、大丈夫だよといって痛みをとってあげたいと思わないでしょうか。
自分の子供なら、きっと抱きしめてあげないですか?
私は人にはそうしてあげられるのに、自分にはずっと出来ませんでした。
でも今うつ病になって、辛い思いをしている自分に、誰が抱きしめてくれなくても、自分が抱きしめてあげられたら、こんなに心強いことはないと考えたのです。
物心ついたときからの思考を替えることは容易ではありませんでした。
ですが今変わらなければ、私はこの先親が死ぬとき、友人が死ぬとき、恋人と別れるとき、いつまたうつ病になるかと恐れながら生きていかなければなりません。
そんな人生はごめんでした。
私は自分を愛することを学んだ後に、傷付くことを恐れなくなりたいと思うようになりました。
そのためにまず、二つのことを行ないました。
1.言葉の裏を探らないこと
2.嘘をつかないこと
親や友人が言った言葉は、そのまま信じるようにしました。
そして相手が気分を害するかもしれないと思って、小さな嘘をつくことがあったので、それをするのを一切止めました。
今現在はもう少し進んで、自分が傷付くような感情、例えば孤独感や喪失感・疎外感などが現れたとき、その感情から逃げずに身をゆだねることを行なっています。
上記の経過を経てきているので、自分で自分を慰めることが出来るので、意外に平静でいられます。
過食や本に逃げることはもうありません。
そのことで泣くことはありますが、うつで感情がなくなったときよりはずっとましです。
これが私の経験です。
私とuribou08さんでは、同じうつでも違うところがいっぱいあると思います。
私は上記のようなことを探るために、本を読みましたし、自分でノートを持ち歩いて、その時の気分・感想・心の叫び、何でも書き込みました。
病院には3年間欠かさず通い、薬も指示通りに飲みました。
良くなっている今もそうです。
医者に期待していることは、薬で症状を和らげてもらうことで、その隙に自分で本やノートを使って回復への道を手探りして来ました。
一人でやることが苦手なら、カウンセリングも良い方法ですね。
私も4ヶ月ほど通って、病気とどう向き合っていけばよいか、受け入れたらよいかを学びました。
私は2年前に10年暮らした部屋をたたんで実家に戻り、1年前には15年勤めた会社を辞めました。
未だに就職できていませんが、後悔していません。
あの時辞めていなければ、私は死んでいたと思うから。
少なくとも、今のように元気になることは出来なかったと思います。
今はまだ傷付くことに身をゆだねる必要はないです。
嫌な言葉・ムカつく言葉はシャットアウトしていいのでは。
ですが、いつかそういうことに対処できるようになりたければ、もう少し具合が良くなってから考えるための材料を作るために、ノートをつけることはお薦めです。
uribou08さんがすこしずつでも楽になっていくことを、心から願っています。
長い文章読ませてしまってごめんなさいね。
お礼
わかってくれてありがとう。