ええっとですね、真面目に回答すれば、江戸時代に戸籍を扱っていたのがお寺でした。当時の全ての日本国民は、必ずお寺に戸籍登録されていました。つまり、登録されていたお寺の宗派がその家の公的な宗教ということです。江戸時代のパスポートが通行手形です。現代でも戸籍登録されていないとパスポートが発行できないように、江戸時代もお寺で通行手形がもらえないと移動することができませんでした。
現代では家族が亡くなると、近くのその宗派のお坊さんを呼んでお葬式をしますよね。
ちなみに現代では多くの日本人が「私は無宗教です」といいますが、葬式にいけば当然お焼香しますし、家族が亡くなれば戒名書いてもらいますし、子供が産まれればお七夜でお祓いを受けにいきます。これらは全て宗教行為であり、無宗教とはいいません。単に、全ての神様にいい顔をしているだけです。もちろん、私もそんな全ての神様にいい顔をする日本人のひとりですが。
本当の無宗教となると、元日の初詣は断固拒否、友人の結婚式も神主さんや牧師さんが出てくるようなものへの参加は断固拒否、知り合いが亡くなっても葬式への参加は断固拒否、お焼香なんて論外です。そういう意味では、本当に無宗教主義をつらぬいているなんて、根っからの共産主義者くらいじゃないかなあと思います。
お礼
なるほどなるほど!!!!大変わかりやすいです! つまり江戸時代のその時の登録が現代にまで繋がっていて我が家の宗派になっているという理解で正しいでしょうか?