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気候について

亜熱帯湿潤モンスーン気候と大陸性乾燥気候が、どんな気候なのか教えてください。 お願いします。

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  • kiyi727
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回答No.2

こんにちは、ANo.1 です。 補足にお答えいたします。 お尋ねの主旨は、中国・陝西省の気候ということでよろしいですね。  >今中国の陝西省について調べていたら、そうゆう風に書いてあったのですが、  >中国は熱帯ではないですよね・・・? ・http://www.g-boc.com/vbt/e/search/china/pdf/27.pdf#search=' なるほど、確かにこの PDF 文書の気候の欄には、 「亜熱帯湿潤モンスーン気候」という、あまり耳慣れない言葉が出ていますね。 中国はおっしゃるように、もちろん「熱帯」ではないのですが、 亜熱帯という言葉は、暖かめの温帯(暖帯)の意味で使われることが間々あります。 ・http://homepage2.nifty.com/osiete/s663.htm このQ&Aの中ほどで matsumoto さんという方が書いておられるように、 温帯夏雨気候 (Cw) を、別名「亜熱帯モンスーン気候」と呼ぶこともあります。 つまり、陝西省の最南部、秦嶺山脈の南側だけは、 この亜熱帯(湿潤)モンスーン気候が支配している、という訳ですね。  >調べたところ、年間の平均降水量は500~600ミリくらいだそうです。 ・http://www.china-embassy.or.jp/jpn/zt/xbdkf/xbgk/t62896.htm 中国・陝西省は南北に長く、北から順に3つの気候区に分かれているそうで、 このページには、温帯半旱魃気候、暖温帯半湿潤気候、北亜熱帯気候などといった 私も聞いたことがないような用語が出てきます。 秦嶺の北に位置する省都・西安は、この区分によれば「暖温帯半湿潤気候」 になりますので、年間降水量はその位(500~600ミリ)であろうと思われます。 また、省の北部は「温帯半旱魃気候」とのことで、これは大陸性乾燥気候ですから、 雨量は西安よりもさらに少ないはずです。 秦嶺山脈以南は「北亜熱帯気候」だそうで、 これが、いわゆる温帯夏雨気候とか亜熱帯湿潤モンスーン気候と呼ばれるものですね。  >ケッペンの気候区分というものが分からないのですが、  >このような気候は日本とはあまり変わらないと言うことなのでしょうか? いいえ、日本の気候とは大分異なっているようです。 陝西省は中国大陸内陸部にあり、 南北に長いとはいえ、全域が大陸性の気候です。(日本は海洋性の気候) 大陸性気候の特徴として、夏冬の寒暑の差や、昼と夜との気温差が大きい、 湿度が低く、年間降水量がかなり少ない、などの点が挙げられます。 そして冬は非常に寒くなりますが、一年に降る雨の量は、わが国の約1/3程度です。 (日本は多雨国で、平均で1800ミリの年間降雨量があります) なお、亜熱帯湿潤モンスーン気候が、ケッペン気候区分の温帯夏雨気候 (Cw) に当たると思われますので、一応参考までに URL を挙げておきますね。 ・http://www.k4.dion.ne.jp/~neeskens/c34.htmlhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E5%B8%AF%E5%A4%8F%E9%9B%A8%E6%B0%97%E5%80%99

noname#225207
質問者

お礼

ありがとうございました!! 全然分からなかったので、本当に助かりました。 来週発表があるので、それまでにもう少し勉強してみようと思います。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • kiyi727
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回答No.1

「亜熱帯湿潤モンスーン気候」とはちょっと聞き慣れない言葉ですが、 地理の教科書などでよく見かけるケッペンの気候区分で考えてみますと、 熱帯モンスーン気候 (Am) あるいは、温帯夏雨気候 (Cw) のことかも知れませんね。 これらは、大陸と海洋の熱容量(温まりやすさ)の違いで起こる季節風(モンスーン) が主役の気候です。 南アジアや東南アジアの熱帯モンスーンの場合、 冬半年(11月~4月頃)は、大陸からの乾いた北東風が卓越して乾季となりますが、 夏季(6月~9月頃)は、海からの高温多湿な南西季節風が侵入し、 極めて湿潤な気候がもたらされます。 洪水などの大雨災害も決して珍しいことではなく、しばしば起きています。 また、中国大陸などに広がる温帯夏雨(亜熱帯モンスーン)気候も、 夏には高温多雨ですが、逆に冬季はやや寒冷で極端な少雨となるため乾燥します。 一方、「大陸性乾燥気候」とは、緯度20~30度辺りに沿った大陸上に 広く分布している典型的な亜熱帯の砂漠気候ではなく、冬にはかなり寒冷になる ユーラシア大陸内部(アラル海周辺、タリム盆地~モンゴル高原付近) の気候のことでしょう。 ケッペン気候区分では(BWk)と(BSk)で、年平均気温が低いタイプの乾燥気候ですね。 この辺りは、広大な大陸の奥地で、 高い山脈にさえぎられて、湿った気流が届かずに雨が少なく、 砂漠(タクラマカンやゴビなど)や、丈の低い草しか育たない草原地帯になっています。 年間降水量は、おおむね300mm 以下、湿度も低く、 気温の年較差や日較差(最高気温と最低気温の差)が極めて大きいのが特徴で、 夏の暑さ、冬の寒さ共にかなり厳しい気候です。

noname#225207
質問者

補足

ありがとうございます。 今中国の陝西省について調べていたら、そうゆう風に書いてあったのですが、中国は熱帯ではないですよね・・・? 調べたところ、年間の平均降水量は500~600ミリくらいだそうです。 ケッペンの気候区分というものが分からないのですが、このような気候は日本とはあまり変わらないと言うことなのでしょうか?

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