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あだち充「H2」のひかりは比呂の事をどう思っていたのでしょうか?

ひかりは比呂のことをどう思っていたのでしょうか? 思わせぶりな台詞やシーンもあったもののぼかされていて今一解釈に苦しみます。 漫画では最後は英雄を選んでいますが、ドラマでは選択を先延ばしにしたと聞きます(未見) ひかりは比呂のことを恋愛対象としてみていたのでしょうか? それとも元々英雄のことが好きで比呂に対しては幼馴染以上の感情は抱いていなかったのでしょうか?

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  • wyco
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回答No.3

はじめの方で、不慮の事故から同じ部屋に泊まることになったとき、ひかりは眠れなかったですよね。もうあの時点でひかりは比呂を少なからず『男』として見ていたのがわかります。それは、見た目的に、比呂は大きくなり、男だったからだと思います。そういう戸惑いから、比呂を男性として見ていたとは思いますが、恋愛対象(付き合いたい、など)ではなかったと思います。 わざわざ『恋人同士』になる必要が無いほど、お互いを知っているし、これからも距離が変わることはなく、これ以上距離が縮まったところで、『さてどうしましょうね』って感じなのでしょうね。 恋人がいちばん存在価値が高いかと言ったら、そうじゃない人もいると思います。好きだから手をつなぎたい、キスしたいというのはあっても、だから付き合ってこれから恋人特有の濃い時間を共有したい、と言うのはまた違うのだと想います。 そういう微妙な気持ちは、英雄や春華からしたらなんとなく理解はできるけど、納得しきれない部分なのだと思います。なので英雄は最後、ひかりに選ばせたのかな、と。 でも、結局『はじめから選ぶことなんてなかった』と気づくのですね。 2人はタイミングが合わなかったのだと思います。普通に同級生として出会っていれば、違ったでしょう。 簡単に言えば『そういう次元ではなかった。』って感じなのでしょうか。ただ、比呂もひかりも単純に男と女ですので、その部分が気持ちを揺るがした感がありますね。4人の長い人生の、ほんの一部分だけが作品になった感じがします。 文章の都合上、なんだかすごいはきはき書いていますが、あくまでも私なりの解釈です^^; ほんと名作、作者の恋愛歴を知りたいくらいですね。 今から読み返そうと思います。

waffenss
質問者

お礼

分かりやすい解説を有難うございます。 「そういう次元ではない」というのは確かにその通りかもしれないと思いました。 幼い頃からの付き合いでなければ共有できないなにかを二人は手に入れていたのでしょうかね。 恋人という関係がある種陳腐なものに思えるようななにか。 二人が共に重ねた時間を考えると「恋人」という関係を新たに始めることは難しかったのでしょうね。

その他の回答 (3)

回答No.4

この2人の間にある感情は簡単に言い表せるようなもので、少し難しい感じがしますね。 私も悩んだ記憶があります。 恋愛感情を含めた好きだけれども、愛してるじゃない…と読み取りました。 幼馴染以上恋人未満? 比呂がひかりを意識したのが中2で、その時に確か「いい女だったんだな」って気づいたと言ってた気がしました。 それと同じ事がひかりにもあったと思うんですよ。 比呂がひかりの身長に追いついたときにひかりが驚いたような表情してて、その時に初めて「男性」と意識したのだと思います。 お互いに異姓として見て、感情に気づいたけど、その時には既にひかりには英雄がいたし、比呂も英雄に紹介した時は意識してなかったから、「どうにもならない」状態。 言葉に出す事も伝える事も、それを消化(昇華かな?)する事も出来なくなってしまい、変にしこりが残ったと。 でも結局は幼馴染としての感情が強いうえに、ひかりが好きなのは英雄なんですよね、きっと。 なんか論点ズレてますね、スミマセン^^; 「はじめから選ぶことなんてなかった」 の言葉の解釈が難しいんですよね。 最初からやりなおしても、結局自分は英雄を見ているんだ、という意味なのかな? とりあえず。 >ひかりは比呂のことを恋愛対象としてみていたのでしょうか? これは恋愛対象という意味ではないかもだけど、近い感情で見た、と思います。 >元々英雄のことが好きで比呂に対しては幼馴染以上の感情は抱いていなかったのでしょうか? これは抱いたと思うんですよね。 純決勝戦の前夜の「負けるな、頑張れ」の表情からするに…

waffenss
質問者

お礼

比呂×ひかり派の自分には残念!という終わり方でした。 想いに気付くのが遅かったというところに切なさを感じます・・・ 話のプロットとしてはよくあることなのでしょうが、なぜかこの作品ではどちらかというと淡々とした描かれ方のせいか強く印象に残りました。 「はじめから選ぶことなんてなかった」 この言葉には悩まされました。 初見のときは比呂に対して抱いた気持ちは「錯覚」だったという意味なのだろうか?と考えたりしました。 ご回答有難うございました

  • uaqa
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回答No.2

これはH2の読者誰もが通る道ですよね。 最終的に捉え方は人それぞれってことになるんでしょうが、参照までに私の意見を書きます。 やっぱり好きだったと思います。 というか完全に両想いだったと見てます。 ただ、お互い近くに自分のために一生懸命になってくれる人がいて、少しずつ心境の変化と共に離れていった感じだと思います。 比呂も春華に「I LOVE YOU」なんて言っちゃってますし、最後のほうはお互い別の人が好きなんだと分かっていても、断ち切れない、こんな感じじゃないでしょうか? 最後の勝負はひかりを賭けて、というより想いを断ち切る勝負だった。 と、ここまで書いたんですが、読み直すとやっぱりお互いに幼馴染なのかも・・・・ひかりの「選ぶ権利がない」というのも比呂の「大好きなんだぜ」もお互いに幼馴染だと分かったからこそ出た言葉なのかも。 ま、でもお互いに比呂と春香、英雄とひかり、最高の伴侶を得たと言うことで! 長々と失礼しました。 年を重ねるごとに違った解釈が見えてくる・・・・やっぱり名作です。

waffenss
質問者

お礼

中学生の頃H2を読み始めた頃タッチの影響もありこの二人が最後はくっくんだろうな~と思っていたのであの結末はちょっと残念でした。 最後がなんだかもやっとする描き方だったのもありますね。 でも今読み返すと、決着は着いているものの若干曖昧なあの終わり方がむしろ小気味よい感じもします ご回答有難うございました

  • hondafit
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回答No.1

H2を全巻持っている自分の考えでは、ひかりは比呂のことを恋愛対象として見ていたと思います。(少なくとも幼馴染ではなく一人の男として見ていたはずです。) これは、比呂とひかりがライブを見に行ったときに終電に間に合わず、旅館の同じ部屋で寝ることになった時、ひかりが眠れなかったのでそう思いました。 でも結局は比呂より英雄の方が好きだったと言うことでしょう。 個人的には、比呂と春香の今後の方が気になりましたね。

waffenss
質問者

お礼

やっぱり英雄のほうが好きだったってことなのでしょうかね。 確かに比呂と春香の関係も気になりますよね・・・ 比呂がひかりに未練を残していなければよいのですが。 ご回答有難うございました。