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「準拠」とは「完全には一致していない」という意味なのですか?

今まで準拠という意味は「決められた事柄に従うこと」と思っていましたので完全に(100%)従ってはじめて準拠と言えると考えていましたが、ネットで検索してみると「準拠とは一致しない部分があるという意味」と書かれているのを見つけました。だぶん、「準」という漢字の意味から完全には一致していないという意味が含まれているということだと想像してますが、本当のところはどうなのでしょうか?

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  • Parismadam
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回答No.3

はじめまして。 ご質問1: <準拠という意味は「決められた事柄に従うこと」と思っていました> 意味は 1.それをよりどころにすること 2.そのよりどころとなった標準 になります。 ご質問2: <完全に(100%)従ってはじめて準拠と言えると考えていました> 100%同じにはなりません。 ご質問3: <だぶん、「準」という漢字の意味から完全には一致していないという意味が含まれているということだと想像してますが> ご想像の通りです。 1.「準」は形声文字でもともと「高低の目安にする水平」という意味から来ています。 2.そこから「めやす」「標準」「あてにする」といった意味で使われるようになったものです。 3.従って、「準」には (1)「なぞらえる」「のっとる」というニュアンスのある「標準」「規則」「法則」 (2)「はかりならう」「あてにする」というニュアンスのある「目当て」「目安」 という微妙なニュアンスの違う用法があります。 4.ご質問の「準拠」に使われている「準」は、(2)の「目当て」「目安」を意味しますので、それに100%従ったものではない、ということも在り得るということなのです。 5.準拠の「準」は「依準」「照準」で使われている「準」と同じ用法になります。これらの熟語では元になる物と100%同じになりえないことを示唆しています。 6.それは基準、準備などで使われる「準」も同様で、例えば準備しても忘れることも在り得ます。それは「完備=100%備わっていること」とは言わないのです。 以上ご参考までに。

toshipcb
質問者

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その他の回答 (3)

回答No.4

こんにちは ( ^^ おっしゃる通り、準拠するとは「それを拠り所として従う」ということです。従うとは “逆らわない” ことを意味するに過ぎず、同一性を有することとイコールではありません。 身近な例としては、学習参考書の「学習指導要領準拠」が挙げられます。 参考書は教科書を補足するものですから、当然ですがその内容は教科書の内容よりも更に充実したものになります(そうでなければ買う意味がありません)。また、我が国では憲法で思想・良心の自由が保障されていますので、基本的には教科書の説明と食い違っていても一向に差支えないわけです(例えば、社会科の参考書に日本海を “東海” と記述することなど)。 しかし「準拠」を謳う限りは、少なくとも教科書の記述(学習指導要領)と相反する説明をすることはできません。それが「準拠する」ということの意味です。

toshipcb
質問者

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  • danke3
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回答No.2

>準拠とは一致しない部分があるという意味 見たことも聞いたこともありません ずっと「拠りどころや標準としてそれに従う事、拠りどころ・標準」 と思っています 下記はある共通仕様書の一文ですが、「一致しない部分」があったら仕様書の意味がなくなってしまいます 「~試験結果は、地盤工学会記録用紙、報告書用紙のJGS1421 に準拠して整理し提出するものとする」 下記に倣った新語か誤解でしょう ◆準教授、準看護士、準住居地域 、準工業地域 (建築基準法の用途地域)

toshipcb
質問者

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  • chie65536
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回答No.1

「準拠」は「決められた事項は満たしているが、完全には一致しておらず、何かが追加されているかも知れませんよ」と言う意味です。不足は無いですが追加があります。 「追加があるから、完全に一致しているとは言えない。なので『準拠』と言おう」って事なんです。 「準拠」ではなく「決められた事項に完全一致」の場合は「決められた事項を満たしていて、何も追加していないし、何も削除していないですよ」という意味です。追加も不足もありません。 ある規格で「1ならA、2ならB、3ならC」と決まっている時 ・1ならA、2ならB、3ならC、4ならDは「準拠」(4が追加) ・1ならA、2ならB、3ならCは「完全一致」 ・1ならA、2ならB「非準拠」(3が不足) ・1ならA、2ならB、4ならDは「非準拠」(3が不足、4が追加) ・1ならA、2ならB、3ならDは「非準拠」(3の結果が違う) になります。

toshipcb
質問者

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toshipcb
質問者

補足

回答ありがとうございます。・1ならA、2ならB、3ならCは「完全一致」とのことですが、この場合も「準拠」と言って差し支えないのでしょうか?それとも「準拠」とは必ず追加要素(ここでは4=D)が必要なのでしょうか?

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