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p-i junction について

今、半導体に興味があって、ダイヤモンド半導体についての論文を読んでいるのですが、そこで出てくるp-i junctionというのがよくわかりません。 p-iのiとはなんでしょうか? p-n接合についてはだいたい理解できています。 検索してみても、p-iはあまり載っていません。 どなたか、わかりやすい解説を教えてください。 当方、大学の3年生です。 よろしくお願いします。

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  • sanori
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回答No.2

こんにちは。 TFT液晶モニターでは、1個の画素に1個のTFT(薄膜トランジスタ)が配置されています。 こちらの図を使って説明します。 http://sunatsubu.at.webry.info/200703/article_1.html 図中のAは、LSIのNMOSトランジスタで、シリコン基板に形成されます。 ソースからドレインまでは、 金属→n→p→n→金属 という道のりです。 ゲートにプラスの電圧を印加すると、n型の反転層(チャネル)が発生し、ソース・ドレイン間に電流が流れます。(=スイッチがON) 図中のBは、TFTです。 TFTのa-Si層(アモルファスシリコン層)は、イントリンジック、つまり、iです。 文章中に書かれていませんが、通常、ソースやドレインの金属の下には、リンを少しドープします。 よって、ソースからドレインまでは、 金属→n→i→n→金属 という道のりです。 ゲートにプラスの電圧を印加すると、(反転層ではなく)n型の蓄積層が発生し、ソース・ドレイン間に電流が流れます。(=スイッチがON) 私は半導体、液晶の両方の業務経験がありますが、ダイヤモンド半導体やp-iについては、知りません。 しかし、上記でnとpを交換してn-iをp-iにし、ゲートやソース・ドレインに印加する電圧をマイナスにした状況を考えれば、(電子よりホールのほうが移動度が小さいなどの違いはあるものの)だいたい同じ話になるはずです。

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  • eatern27
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回答No.1

ドープしていない半導体(真性半導体)は、i-typeと呼ばれる事がありますね。intrinsicのiです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Intrinsic_semiconductor 例えば、PIN diodeのIはこのiのようです。 http://en.wikipedia.org/wiki/PIN_diode p-i junctionは初めて見ましたが、多分、このiじゃないかなぁ。

Advance25
質問者

お礼

なるほどありがとうございます。 p-i接合ではどのように、電子、ホールが受け渡されるのでしょうか? iではキャリア密度が低く、これでは電流がほとんど流れないような気がするのですが…。 これはダイヤモンド半導体の論文なのですが、pinダイオードの話なのでしょうか?真性半導体のダイヤモンドにボロンをドープするのですが…。