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WW1が日本経済に及ぼした影響

WW1が日本経済に及ぼした影響について教えてください。 また戦争のあと、銀行業の割合が急に伸びたと聞きましたが、 それはなぜですか 外国人なので、わかりやすく説明してください

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  • omeger
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回答No.1

>WW1が日本経済に及ぼした影響について教えてください。 あげられる項目の数はいくらでもありますから、 題材指定のテーマならそれに沿ってまとめた方がよいかとは思います。 私はこの辺りよく知りませんが ・景気 1915年から経済状況は大きく好転し「大戦景気」になります。 海外の需要が増大し、輸出の拡大を基盤に経済は大きく拡大します。 戦前では最大級の好景気ですが、 景気が加熱しすぎてインフレが深刻な問題になります。 その後、戦後景気を経て、1920年には株価暴落、戦後反動恐慌を経験します。 ・国際収支 大戦前まで貿易赤字が深刻で国際収支問題を抱えていた日本は、 この時期に巨額の黒字を計上して対外債務国から債権国に変わります。 でも戦時効果が消えた1920年代にはまた貿易赤字に戻ります。 ・産業 戦時景気で輸出が増えたといっても、 必ずしも軍需物質をヨーロッパに輸出しているだけとは限らなくて、 当時の日本の輸出の主力である繊維系の伸びが大きく、 戦時景気で潤ったアメリカやアジアへの輸出が急増しています。 一方、重化学工業も、欧州からの輸入が途絶したため生産を拡大しています。 海運業や造船業は、世界的な供給不足を背景に飛躍的に発展します。 ・成金 好景気に潤った海運業などで大金を手にする階層が現れ、 気まぐれで富を築いた成り上がり者ということで、 成金(なりきん)という言葉が使われました。 こういう事が騒がれる背景には、所得格差の拡大が問題視され、 社会運動意識が強くなっていたというのもあります。 ・その後の暮らし向き向上に この時期の経済拡大は、1920年代に個人消費が拡大して 庶民の暮らしの水準が好転する基盤となります。 一般庶民の近代的「日常生活」の幕開けは1920年代と言われます。 ・おまけ 影響といっても、起こらなかったらどうなっていたかは不明なので、 どこまでが第一次世界大戦の影響なのかは確定的ではありません。 戦時景気というのは、当事国の財政赤字拡大を背景としており、 しかも建設的ではなく資本を破壊する活動ですから、 結局漬けは後に回ってしまいますし、 財政赤字出すなら私有経済に有用な公共投資や研究支出に使った方が、 みんなに経済的な恩恵があったかもしれませんが。 >銀行業の割合が急に伸びたと ただ「銀行業の割合」というだけでは何の割合なのかよくわかりませんし、 金融の事は金融専門の題で質問した方がその系統の人の目につきやすいかと思います。 ・銀行業の国内総生産や雇用に占める割合? ・銀行業の金融資産に占める割合? ・銀行業の少数寡占企業の割合? 1920年代の金融恐慌で中小銀行の破綻が相次ぎ、大銀行への集中が進みます。 大銀行を基盤として政界と結びつきを持つ巨大財閥が台頭し、 政治経済の中で少数の巨大財閥が担う役割が大きくなっていきます。

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