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母乳によるアトピーへの影響
3ヶ月の男の子のママです。 育児雑誌に母乳を赤ちゃんに与えている間はアトピーが出ないように豆製品や卵を控えるようにとありました。他のには、母乳の出がよくなる食品に納豆がよいとありました。卵は生では食べないようにのとのことです。 主人も私もアトピーっ子ではなかったのですが、症状がでることもあるらしいので心配です。 全く、摂取しないほうがいいのでしょうか?そうすると、乳製品や小麦製品もダメになってくるように思いますが・・・。 どなたか、アドバイスください。
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少々蛇足を。 アトピーには遺伝的な側面がある,とされていますが,実際に遺伝であるのか,環境によるものなのかについては,確実な結論を見ていないでしょう。 いずれにしても,scudさんもご主人もアトピーと無縁ということですし,お子様もアトピーでない(ここで使っているアトピーという言葉はアトピー性皮膚炎という意味だけでなく,呼吸器などに現れる症状等も含めています)ということですから,特に食事制限を行なう必要はないでしょう。 生卵については,日本以外の国では食べないですよネ。 これは,サルモネラ菌などによる食中毒事例が多いために,加熱処理したものしか食べないということなんです。 ですから,授乳期の母親が生卵で食中毒になって,その結果授乳できなくなるということを防ぐ意味では,日本であっても生卵は避ける方がよいのかもしれませんネ(実際に生卵による食中毒事例は日本でも毎年発生していますからネ)。 アトピー性皮膚炎だけでなく「アトピー」と称されるアレルギー反応の出発点は,血流の低下によるものであると思います。 全身的に血流が低下する場合もあれば,局所的な場合もあるでしょう。いずれにしても皮膚の新陳代謝機能が停止してしまって,外部から本来は入ってこないはずの異物が侵入し,それが過剰な免疫反応,つまりアレルギーを起こすのですネ。 ですから,アトピーという素因によってアレルギーが起こるのであり,何等かのアレルゲンによって単発的なアレルギーが起こってもアトピーではないのですヨ。 ということで,母体が十分な栄養を摂取しなければ順調な授乳ができなくなりますので,バランスよくしっかりと食べてくださいネ。 様々な食材の影響が心配である気持ちはわかりますが,まずは,ご自身とお子様の栄養が不足しないように考えましょうネ。 それよりも,飲酒などの方がよっぽど危険ですので,もし,飲まれるのでしたら,そのほうに気を付けましょうネ。 以上kawakawaでした
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- yajiyaji
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概ね妊娠中、乳児期の母親の食事とアレルギーの関係は否定されているでしょう。 確かに100%か、というと、いろいろな人がいますから、いかにも母乳との関係を疑わせる場合もありえます。 まことしやかな理論もしばしば本に紹介されるわけですが、それに振り回されるのはやめましょう。不安をあおり、ビジネスに結びつける人もいます。
繰り返しになりますが誤解されるといけないので再度書き込みます。 多くの医療書や適当なHPの説明(特に版が重なった古い本)や専門家で無い人のかかれた書物では 『アレルギー反応(感作)』→→『アトピーの発症』と関連付ける書き方がなされていますが、およそ10年以上も古い考え方で現在は大半が否定されています。 現在ではまずアトピーありき(この部分は非常に専門的で私自身わかりやすく書けるだけの知識を有しません)とする説のほうが有力で実際最近の栄養指導はそのように改定されつつあります。ですから過剰に暴露させること/偏りの多い食事(特に脂質)以外はさほど気になされる必要が無いのです。
- tbrown
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3大アレルギー食品と言われる、大豆、小麦、卵は大量に摂取すれば母乳に出るので、お子様になんらかのアレルギーが出る可能性はあります。 これらに限らず、大人でも冷たいものの飲食により、腸がたんぱく質を分解せずに身体に吸収してしまうことがあります。分解されずに吸収してたんぱく質は母乳に現れて、赤ちゃんが飲んでしまいます。 概ね1歳未満の赤ちゃんは腸の細かい穴が塞がっていないので、たんぱく質を分解せずに吸収します。このたんぱく質に抗体を作ってしまうとアレルギーやアトピーになる可能性があります。(自分の身体で作られた以外のたんぱく質が消化分解されないまま体内に入ると抗体を作ってしまいます) なんだか脅しのような分ばかりになってしまいましたが、冷たいものの飲食をさけて(牛乳は特に温めたものを飲むことが大事ですね)同じ食材を大量に摂取しないことに心がければ、普通は問題無いと思いますよ。 上記の理論などの詳しい内容については、以下URLにある、”赤ちゃんの進化学”という本を読めば分かります。 うちには11ヶ月の娘がいますが、離乳食まだ初めてないですよ。 でもめちゃくちゃ元気です。
多くの医師、小児科医、皮膚科医のなかでさえ多くの見解に分かれていると思います。アトピーに関しては本当にアレルギー疾患なのか否かさえ確定されたものではありません。ただアレルギーを伴うようになるとアレルギーによって皮膚炎が増悪することだけは間違いがありません。 確実にいえるのは明らかなハイリスクの両親や実際に発症した患児の母というのでもなければ、現実問題として制限は医学的に必要なかろうということです。母親が摂取した食物のたんぱく質は抗原という形で母乳に移行しますが、小さい頃のまだ免疫機能が確立されていない頃にこうしたいろいろな抗原に晒されることによって『反応してはいけない』抗原を学ぶともいわれているのです。母親が食べるものは子供が将来食べるものです。ですから小さい頃から馴染み体に覚えさせておくそうした仕組みがあると考えられているのです(これを免疫寛容といいます。調べてみてね。)逆に反応することを覚えてしまったすなわちアレルギーを発症してしまった後は無用な反応を引き出さないようにするために控える必要があります。 母子ともに現在健康な状況であれば「バランスよく食べる」これだけで十分だと思いますよ。