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信用金庫について

信用金庫が成長するための条件って何がありますか? 面接で聞かれ答えられませんでした。 参考にしたいので教えて下さい。よろしくお願いします。

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回答No.2

信用金庫や信用組合といった、営業地域が業法で制限されている業態では、その地域内での店舗や人員配置の密度は上位業態より高くなります。そこで、従来からチャリンコや営業車、バイクにより商店の軒先を周る(売上集金→取引口座への入金)というのが基本業務です。また個人向けには定期積金の集金周りをするということです。定期積金は上位業態にはない独特の商品で、簡単にいうと積立て定期預金みたいなものですが、わざわざ信金職員が一軒づつ回って毎月の積立分を客から回収し、ついでにリレーションを高めつつ新情報をゲットするというかなりローテクな営業をしてます。こうした泥臭い営業の中から、法人であれば事業承継や機械設備の購入、個人であれば相続や住宅ローンといった資金需要案件を掘り起こすわけです。飛び込み営業もそのひとつと言えるでしょうが、金融機関ではやたらに飛び込み営業しても貸倒リスクが高いのであまり深入りすることはできません。 上記のような旧いやり方が限界に達しているのはすでに明らかで、この数年ほど法人向けには中小企業診断士と同行してコンサルティング営業をしたり、M&Aの仲介をしたりするなど業務の付加価値化をすすめています。個人向けには投信などを売ったりですね。しかしこれも複雑化すると上位業態に比べ人材が手薄なだけに量をこなせなかったり、競合が激化したりといった悩みがでています。全般的に事業法人数が伸び悩む中で新規先を開拓するのも容易ではなく、預貸率(集めた預金をどれだけ運用できているかという比率です)も5割程度にとどまることから、結局は系統(信金中央金庫)への預け金とか、紹介される投資商品を買うとかして帳尻を合わせることになっているのが現状かと思います。

hd-jho
質問者

お礼

わかりやすい説明ありがとうございました。 参考になりました!!

その他の回答 (2)

  • 19620205
  • ベストアンサー率17% (97/544)
回答No.3

集金の際の営業スマイルを忘れずに、お年寄りの雑談の相手が出来れば、口コミで評判が広がり、定期預金や年金口座の切り替えが可能になります。 商店であれば、売り上げ向上の為に、ちょっとしたアドバイスをしたらどうですか。古い販促ポスターをはがしたり、店内の整理等、コンサルタントまで行かなくても、笑顔で話せば相手も嫌な気分にならないでしょう。 地方銀行や都市銀行と対抗しても、売り上げでは絶対にかなわないでしょうから、一人一人が地域密着を念頭に、地道に顧客対応するしかないと思います。

hd-jho
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考にします!

回答No.1

合併による体力強化に尽きます。 信用金庫は、 ・営業地域の制限 ・預金、貸出先の制限 ・業務の制限 がありますから、上位業態(都銀、地銀)と争っても無駄です。 ・地域高密度、足を使ったサービスの徹底を行うこと ・一方でITをはじめとした業務効率化を追求すること ・余裕資金運用をリスク限度の中でうまく活用すること がポイントです。しかし、これは言うほど簡単ではなく昔から課題とされてきたものばかりですが。 その解の一つが信金の広域合併です。いくらすみわけしているとはいても最低限の規模・体力がないと金融機関としてやっていけません。1兆円程度の規模を目安として近隣の信金と合併し、地域の地銀などの攻勢に備えることが、中長期的に必要と考えられます。信金より下位の信組業界はこれがうまくいかず業界としてかなり厳しい状況になってしまっています。

hd-jho
質問者

お礼

ありがとうございます。 足を使うサービスというのは飛び込み営業みたいな感じですかね? それで客を増やすって感じでしょうか。

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