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亜鉛メッキ中のPb,Cdの防錆性能への影響
(1)鉄へ亜鉛メッキをした場合、亜鉛メッキ中にPb,Cdが微量含まれていた場合、防錆性能への影響はあるのでしょうか? (2)鉄に対して、Cdはイオン化傾向が貴ですが、なぜ防錆に有効なのですか?Pbも 以上勉強不足ですみません。
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亜鉛メッキの中にPbやCdが微量含まれていても,大きな影響はないと思います.亜鉛はイオン化傾向が高く,自分を犠牲にして鉄を守るわけですから,貴なものがわずかに混入していても問題ないと思います.(原理的には) 逆に,ニッケルコーティングなどに卑なものが混入すると,わずかでも問題ですね.孔食の原因になります. 貴な金属をコーティングに使う場合,基本的には鉄の表面を完全に覆って,安定な状態で使用します.なので,表面に損傷を受けて鉄が露出した場合,孔食が起きる危険を含んでいます.しかし,たとえばブリキのようなスズコーティングがよくフルーツの缶に使用されていますが,あれは,酸性フルーツの場合に電位シフトが起こって,スズの方が腐食電位が下がります.このために,保護効果が生まれます. 鉛は硫酸環境でしばしば使用されますが,これは不溶性の鉛硫酸塩の形成によって表面が保護されるからだと思います. とりあえず,そんなところで.なお,私の専門は耐食性ポリマーなので,金属の方はあまり詳しくないんです.専門家のご意見をお待ちします.
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- atoritaiti
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回答No.1
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質問者
お礼
ありがとうございました。早速利用してみます。
お礼
ありがとうございました。