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労働に対する価値観とは

今日は皆さんに仕事に対する価値観や有り方についてお尋ねしたいと思います。 私はプログラマとして生計を立てており、社会に出て最初の3年間をITプログラマ。次の3年をゲームプログラマとしてやってきました。 それで、現在ゲーム業界で3年やってきて、ほとほと呆れたと言うか、疲れたと言うか。 IT業界で若手でやっている時は、元々ゲームプログラムを組み続けていた(一般ITより複雑で規模も大きい)せいか、経験5年程度のプロと比べても、業務速度が数倍。品質は不具合発生頻度で見て1/100程度の実績を出す人間で、常に優秀な逸材。と言われてきました。 N○TやN○Cの様な大手から、名も無い小規模のベンダーまで色々な場所で様々なシステムやアプリを設計・開発してきましたが、仕事が大変。技術的に難しいと感じた事はありませんでした。 定時後と土日や休日を確実にする為に、妥協せず自分の技術やスピードを追い求め、必ず時間内に終わらせる。終わらせているから帰る。それが自分のポリシーだった感じです。 ゲーム業界に行けるだけの技術力を付ける為に、色々な場所で様々な技術者と触れ合う必要があると考え、大手からの引き抜きもある中派遣をやり続けてきましたが、仕事内容さえどうでも良いと思えれば、23歳時点で大手から正社員で年収550万程度を提案された事も何度もありました。 そうやってゲーム業界に要約入る事が出来た訳ですが、そこからが苦難でした。 IT業界では、こんなに出来る奴見たこと無い。とまで言われた自分が、技術で一度も目立たない。 そんな事自体は別にどうでも良かったのですが、周囲の平均レベルがITとは比較にならず、作業量が尋常では無い。 初めて言われたその作業量をITで換算したら、普通この作業量なら、ITなら余裕があれば5人。無くても3人。それで3ヶ月は見るぞ? と言う量を、1人で1ヶ月で終わらせてくれ。と。 奢る訳では無いですが、IT系で平凡な技術力しかないプロであれば、絶対に付いてこれない。 入って数ヶ月で逃げ出す技術者が後を絶たない。と聞いていましたが、仕方無い事だろうな。と感じる世界です。 実際の業務環境も大変に劣悪で、入って3年。GW、夏期休暇、年末休暇で平日の休みが取れた事は一度も無く、あって土日に、"休んでも良いよ"と言われる位。 普段の土日も半分近くは何だかんだで出勤し、月の平均実働は250~300時間。ほぼ毎日23時位に会社を出て、家に着くのは0時半。次の日はまた10時から仕事。 毎月100時間以上の残業の中、残業代、深夜・休出手当ては完全にゼロ。 ボーナスもあって年に10万程度で、年収は基本給で320万程度。 http://www.horae.dti.ne.jp/~tatto/game_work_mondai_01.html こんな記事もよく見ます 今日は2ヶ月ぶりの休みで少し体力が戻ったので書いてみました。 と言うか、本当は出た方が良いのですが、身体が痛くて無理なので。 これでも自分はまだマシな方で、月に350時間働き、14万ちょっとで働いている人も友人にいます。 自分に取って、仕事とは生きる為の手段であり、それ自体が目的ではありません。 プライベートでやりたい事が沢山あり、その為には生きる為のお金が必要であり、そのお金を稼ぐ為に仕事をする。と言うのが根幹にあります。 仕事と言う生きる為の手段に、プライベートな時間と言う生きる目的を全て奪われ、かつ生きる為の手段であるお金と言う物が手に入らないと言うのでは、働いている意味その物が成立しません。まさに、タダの奴隷です。 自分には5年来の彼女がいてアパレルで働いていますが、その環境も相当に待遇が悪く、自分だけが酷い。と思っている訳ではありませんが、他もどこもこんな感じなのでしょうか。 あと語弊が無い様言っておくと、ITでも壮絶な場所は多々あります。自分も何度か見てきました。 こんなに馬車馬の様に働いて、一体何が面白いのでしょう。実際、自分は余裕が無いからその日のノルマを少しでも消化するしかない。 その継続で今に至っているので、その質問は愚問かも知れませんが、 会社に尽くし、自分を削る事がそんなに偉い事なんでしょうか? 競争競争と言いますが、そんなに背伸びして自分を大きく見せて何が面白いんでしょうか。 自分は学生時代色々な事でトップに立ってきましたが、その先にあるのは虚しさや退屈ばかりで、優越感や特別な何かなんて、何もありはしない。 それに、一番になる事なんかより、平和に暮らせる方が、遥かに楽しいと自分は思います。 充実した労働時間を過ごせる時は確かに楽しい物ですが、限度って物があると思います。 物が売れない。より贅沢を求める。一番になりたい。生き残れない。こんな理由ばかりが目に付く世の中ですが、別に納豆と味噌汁と焼き魚で、自然の風の中でも十分楽しくやれないんですかね?

みんなの回答

回答No.4

 24、一番下の娘より3くらい若い。こんな相談をされれば、資格と技術、そして積み重ねを大事にしておくれ、という。  今、若者の労働現場はどこもきつい。創造を絶している。  やめれば、ひもじい思いになるだけ。隠者になるには未だ未だ。  二番目の娘のハードにやっている。いつもそれは聞かされている。  私自身46ちょいと同じ大学にいました。やはり仕事のできる人に集中する。ことが重大になると、できない人は相手にしない。  いずれもハードで、もうやめて10年以上になるが、曽ってののどかな時代に入った人、そのほか、定着ができないで、ほとんどがやめてしまいました。そんなことを現職のトップから聞かされて、今の労働は技術や一般職でも凄まじいと存じております。  私はいう資格がないが、生き残ってもらいたい。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.3

IT系のSEです。 ゲーム業界は噂以上に大変なところのようですね。 正直、同情します。 私からのオススメとしては、IT業界に戻りましょう。 Web系のプログラムのスキルがあれば、職場は選びたい放題です。 アニメ業界も仕事が大変で収入が少ないと聞きますが、結局好きな人でないと残れない、やっていけないという側面があるのかもしれません。 あと聞きかじりの知識で恐縮ですが、アメリカと日本ではゲーム業界の内情がかなり違うみたいです。 アメリカの場合、クラスライブラリをしっかり作ってから、ゲームの開発をするので、プログラマの負担が比較的少ないとのこと。 日本の場合、私も直接は知りませんが、仕様書渡してあとよろしくが多いんじゃないんですか? その手のパターンでは、納期が迫ってから仕様変更が発生したりすると、大騒ぎになります。 クラスライブラリがしっかりしていれば、仕様変更にも柔軟に対処できることが多いですし、機種間の移植も比較的楽です。 どうしてもゲーム業界で残りたいのであれば、アメリカに行って一旗上げるという道もあるでしょう。 英語なら、まだ若いから何とでもなります。 彼女の説得が大変そうですが。

PG_RankB
質問者

お礼

実はITに戻ろうかと考えている所です。 ITSSで言えば、Lv3は2年前から問題なくクリア出来るレベルなので、今の年齢(24歳)ならまだ戻れる。とも考えています。 Web系ですか。JavaやPHP、RubyやPerlが扱えれば良いのなら、技術的には大丈夫です。ITの場合、他に業務知識が必要になりますが。 人の為に。と少しでも思える様になった今なら、取り組めると思います。 ゲーム業界はそれさえ作らせて貰えるならこの命惜しくない。と言う位のクリエイター的な人が多い世界です。 仰る通り、働く事を本当に生きる目的にしている。そういう人でないと到底務まりません。 自分はコードに対する思い入れや拘りは結構強いですが、それも結局会社の著作物になるので。。。と言う事です。 そういうプロに疲れた人達は趣味でゲームを作る同人に流れます。 最近の同人はレベルが高いですがプロが沢山いるのだから当然です。自分もゲームは、趣味でやろうと思います。 技術話はカテ違いですが、SEさんと言う事でお話しますと、ゲーム会社も5年位前からCからC++に移行し、クラスライブラリ辺りは相当しっかりした物があります。 それに限らずほぼ全てが自動化されている。これITに持って帰ったら拍手喝さいだろう。と言う様な物が。 毎日20時間以上プログラムする様な人達が作り続けた物です。 それ程のシステムがあって尚、差分製作だけでこの状態です。 ゴリゴリとアセンブラで書いているイメージがあるかも知れませんが、気持ち悪い位エレガントです。20歳過ぎてオブジェクト指向理解してないなんて、本当に技術者?と言う世界です。 ただシステム化され過ぎた世界では、フレームワーク・メインルーチンの制約が強すぎて即座のリテイク等細かい要望に対応しにくい。と言う負荷も、実際現場で感じています。 仕様書は、バージョン管理ソフトで毎日3回はバージョンアップされる書類が全部で500位あります。勝手に落として、変更点を見ておいて下さい。です。 そんな時間無い。と言うのが本音です。 また必要機能を作るのでは無く企画イメージを形にする為、リテイクの回数が半端では無いです。トップダウン的製作手法は向かないと言われますが、事実適用のしようが無いです。 テストコードなんて書くだけ無駄。ボトムアップ的に作るしか術が無い。そんな世界です。 ひと段落着いたらITに戻ります。ありがとうございました。

  • maneater
  • ベストアンサー率31% (36/113)
回答No.2

 あなたほどかどうかはともかく、自分なりには12年間がむしゃらに働いて退職した今。  私は12年間を失ってしまった、かも知れない・・・と思い始めています。  その12年間は、収入で言えば正直あなたよりはずっとよかったです。残業時間も、200時間まではいったことはありません。だからあなたよりもまだまだマシだったですね。  それより何より、私は自分が仕事を好きだと思っていましたし、達成感もやりがいも、評価も得られていると思っていました。  しかし、そういうもの諸々が今思うと結局は自己満足だったのではないかとも思い始めています。12年間を失ったというのは、その働き盛りで適齢期の大切な時期を、自分の人生(というと大げさですが、自分は何が好きで何が出来て何がしたくて、結婚はどうするのか、結婚後は仕事するのか、田舎に帰るのか都会に残るのか等々)についてちゃんと考える時間を持たなかったことで、その時期に選択していれば今の自分はなかった・・・とも思えることがいろいろとあるからです。  けれども、仕事に対する熱意が自己満足でしかなかったことを踏まえても、そんなに夢中になれる自己満足の対象を見つけられた12年間は、逆説的ですが幸せといえないこともないのも確かです。  今は貧乏しているので、あなたが言うように田舎暮らしのようなものでも人間幸せだと思えるのではないかという意見については、やはり貧すれば人心も荒むというのが私の実感とお答えします。  ありきたりな意見で申し訳ないですが、やっぱりまず基本としては毎日安定して暮らしていける程度の収入は必要であり、そのために人間が仕事以外のことについて一切思考停止しなければついていけないような労働時間を強いる仕事であれば、幸福には感じられないだろうと思います。

PG_RankB
質問者

お礼

自己満足。よく分かります。 自分がゲーム業界に辿り着いた理由は、結局の所最高の自己満足の結果でした。 自分の為に働き、自分のしたい事をする。だから幼少から深く親しみ続けたゲームと言う世界で活躍したい。それが中学時代から一度も変わらなかった願いでした。 それにゲームと言う製作物自体、完全な自己満足であり、現場にいると分かるのですが、企画のエゴや自己満足を形にする事が、プログラマやグラフィッカの存在意義です。 その点に関しても今より若い頃は、別に自己満足で良いだろ。と思っていましたが、ゲームは特に、誰の為に作っている物でもない。 ITで作った物は、携帯に搭載されている機能やWeb地図など、少しでも誰かの役に立っているはずの物があります。 今それを考えた時、俺は一体何が目的で働いているんだろうか。と思う事があります。 ITにいる時はつまらないと思っていましたが、人と言う物を知り、人の優しさや尊さを学んだ結果、こんな自己満足、しかも自分では無い企画の人間がイメージした幻想世界を作り続ける事に、何の意味があるのだろうか。と。 思考停止と言う点でも、自分が余裕のある時に周囲を見ても感じていましたし、自分に余裕が無くなった今、物を考える時間すらない。と言うのは実感しています。 寝ても覚めても、どうやって間に合わすのか。と言う重圧だけがのしかかり、その恐怖から逃れる為に土日も出る。 でも、自分はそれが正しいとは思っていない。 僕はそう考えるので、どんなに好きであろうが、プライベートを奪われるなら、そこで働く意味がありません。 No1の方の様な考え方の方もいて良いとは思っていますが、その考え方を社会ではよく強制されるので、疲れてしまうんです。 >田舎暮らしのようなものでも人間幸せだと思えるのではないかという意見については、やはり貧すれば人心も荒むというのが私の実感とお答えします なるほど、貴重な意見ありがとうございます。 経験した上での実感と言う意味では、大変参考になります。 本心から、もっと質素に出来ないのか?と思っているつもりだったのですが、深く自分を省みてみれば、やっぱりどこかに嫉妬の様な物があるのかも知れませんね。 せっかく、多少なりとも得意な分野があるのだから、うまく活用出来る様な道を模索してみたいと思います。

回答No.1

収入は二の次で、今の仕事が好きか嫌いかだけじゃないですか? 嫌ならやめる。好きなら続ける。それとも、独立するか。 それだけです。

PG_RankB
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 極端な言い方をすれば、多分仰る通りです。 何故そんな事を言うのかといえば、過去に全く同じ事を、この様なコミニュティ、掲示板、あるいは知人に言っていたからです。 ITでやっている時の自分は所謂負け知らずで、でもゲーム業界にはまだ辿り着かず。それにイライラして、定時に帰れないなんてソイツの甘えだ。 自分の仕事に文句を言う位なら、自分で力を身に付けて、己の手で何とかする努力をすれば良い。 でもお前等はそれを放棄している。そんな奴等が何を言ったって無駄な足掻きであり、本当にやりたいと思える事をすれば、そんな言葉は出てこないはずだ。と。 実際、ITにいる時は、金が良くても業務内容に興味が持てず、ゲーム業界に入れた最初の内は、金が悪くても楽しくて、給与に対して不満を抱いた事はありませんでした。 楽しいと思える事をするのがこんなに充実するなんて。と。 でも、全てを奪われている。と思える位時間が無く、休みもどう頑張っても布団で倒れている位しか出来ない程に疲労感が蓄積すると、そんな事どうでも良くなる位、余裕が無くなります。 収入より、やりがいと言うのも事実ですが、それはある程度、収入やら余裕、またはそれが無くとも、時間や体力が残っている方が思う所だと、昔から今の経験を得て、自分は思います。

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