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crazy for と crazy about
「~に夢中」は、普通 crazy about... と言うかと思うのですが、crazy for... という言い方もありますね。 ニュアンスが違うのでしょうか?(Crazy for you という映画がありましたね) www.alc.co.jp では、どちらも「~に夢中」と出てきます。 crazy for のほうは、例文が「go crazy for...」となっているので、be動詞とは一緒に使わずに、Go...の言いまわしだけで使うのでしょうか?
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アメリカに住んで40年目になりました。 私なりに書いてみますね。 forなのかaboutなのか、違いがあるように思えてしまいますよね。 そして、その違いはなんだろう、と考えてしまうのではないでしょうか。 そして、見た目には前置詞が違いますね。 じゃ、前置詞の意味合いを持ってくれば、この文章の違いが分かるはず、と初学者は思ってしまうのではないでしょうか。 それに比べ、ネイティブはこの表現を聞いて、違いを感じるのか、違いを感じるとしたらなんなのか、を知ったほうが実践の英語と言うものになると思いますよ。 違う前置詞が使われているから意味合いがこう変わって来ると思い込んでしまったら、実際には英語をあまり使わない人なんだな、実際に使われているところで聞いたことがないんだな、なんて思われてしまうことになりかねません。 推測で、それが学校文法に沿った解釈方法であっても、実際に感じ取られているものとは違うのであれば、その文章を理解していないと思われてしまうわけです。 では、どんな時にcrazy forが使われているの見てみましょう。 my wife is crazy for England This book is definitely a must-read for anybody that is crazy for horses Europe is crazy for soccer そろそろ気がつきましたか? forの持つ意味合いが辞書的なものではないように感じませんか? Japan is crazy about Elvis God Is Crazy About You! もう良いですね。 同じなのです。 ニュアンスの違いを感じるネイティブがいたら私は驚くでしょう。 ただ、goがつくとこのforが生きてくるのですね。 go crazy for xxxと言う表現です。 これは、go for xxxと言う表現にcrazyと言う単語が挿入された・付け足された表現として解釈しても、go crazyにfor xxxが足されたと解釈しても良いと思います。 go crazy aboutよりも使う頻度はかなり少ないはずです。 文法は大切です。 そして文法を応用する事も大切です。 しかし、文法知識を「文章の意味を知らずして推測する」ために使っていかにも真実だと思うのはやはりまずいと思います。 それがたとえ学校での試験で正しいとされていてもです。 He is crazy about her, He is nuts about her. そして時にして、He is bananas about herと言う表現が良く(最後のは別にして)使われるわけですね。 意味合いは、非常に好きだ、夢中になっている、と言う意味で、go crazy forは夢中になる、と言う意味合いになります。 状態を示すのか、そう状況になってきていると言う動作を示すのかの違いがgoによって出てくるわけです。 ニュアンスは大切ですよ。 フィーリングの違いなのですから。 しかし野フィーリングの違いを勘違いしていては相手は???となるわけです。 なぜ、ネイティブが日本の文法主義に対しておかしいと思い、文法に基づいて作った英文を見て???と首をかしげ、更にはそれについて多くの本を日本で出版するのだと思いますか? この点は気をつけて正しい英語の理解を持てる道を歩んでください。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたらどんどん突っ込んでまた書いてくださいね。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 >日本の英語教育の悪いところで、ひとつの意味を表すには必ず決まった前置詞と組み合わせになっていると思ってしまい。 学校文法の悪いところです。 前置詞に惑わされてしまう、惑わされるように教える、前置詞にはいろいろな意味合いを持たせていると言うことを無視する、など以下にも英語を優しくしているように「思わせている」わけですね。 しかし、ほんの数個しかない前置詞なのです。 よって、各前置詞がいろいろな意味合いを持っていることになってしまうわけです。 一つの前置詞の意味合いの中の一つを持ってきて文章を解釈しようとしてきた英語文章の参考書があてにならないと言うことが「分かってきた時代」になってきたわけです。 つまり、実際に使われている英語表現を知っている人が非常に多くなってきたわけで、既に、勝手な事を言ってもそれを鵜呑みにする人がすくなって来たわけですね。 私も実はその「鵜呑み組」だったのですね。 実際の英語を使っていると言っても英語圏に住んでいなきゃだけだということでは決してありません。 日本にいて十分英語を身につけられる、そして、十分英語に接しながら身につけている人もたくさんいます。 このカテでもそのような方々がたくさんおられますね。 そういう時代になってきたわけです。 >例はよくないかもしれませんが、日本語で ・あなたに夢中です。 ・あなたにぞっこんです。 がどちらも同じ意味になるのと近い感覚でしょうか。。 夢中と言う表現とぞっこんと言う表現とには砕けさの違いはありますが、結局同じフィーリングで言っていると言う感覚です。 前置詞を基にして意味合いを判断するほどの差はない、と言うのがネイティブの感覚と言って良いと思います。 頑張っているよ、頑張ってるよ、くらいの違いかな。 一生懸命、頑張る、の違いかな。 食べてください、召し上がってくださいの違いほどではない、と言うことかな。 前置詞・助詞の違いがあるだけで結局は同じような意味合いを出している表現を見つけたいですが、頭に浮かびません。 東京に行く、東京へ行く、の違いかな。 ただ、goと一緒に使うときも使われる頻度が逆になると私は感じると言うことも知っておいてくださいね。 私の知らないこと、自信がないこと、に関して知ったかぶりするつもりも断言するつもりもありません。 しかし、40年アメリカにいても知らないことはたくさんあると断言できます。 日本人で日本で生まれて日本で40年住んでいても日本のすべてを、それも表現方法や解釈方法を知っている人なんていないですね、と言い訳もしますが。<g>
お礼
お礼が遅くなりましてすみません。たいへん参考になりました。 >夢中と言う表現とぞっこんと言う表現とには砕けさの違いはありますが、結局同じフィーリングで言っていると言う感覚です。 あ、そうですね!ニュアンスというよりも、言葉が表している内容、その後ろにある「フィーリング」が同じかどうか、というのを私も気にしました。そして、フィーリングは同じなのですね。 >頑張っているよ、頑張ってるよ、くらいの違いかな。 一生懸命、頑張る、の違いかな。 食べてください、召し上がってくださいの違いほどではない、と言うことかな。 これには驚きました。日本人が思っている以上に、前置詞の違いって、それほど内容の意味に違いが生じないこともあるんですね! そもsも英語以外の外国語も学ぶと、英語って本当に前置詞をよく使う言語だなぁ、、、と思いました。なのでなおさら、その前置詞によって、動詞の意味の違いが出てくるものなのだ、と思ってしまうのですよね... 日本に住んでいても、ネイティブ感覚の英語を学べる時代になったということ、とても興味深いです。 日本に住んでいる外国人の方とはなるべく英語でコミュニケーションするようにしているのですが、そうした中でも、使われやすい言い回しとかありますし、とても勉強になりますね。 ありがとうございました。 もしよろしければ、この部分、ちょっと意味がわかりませんでしたので、質問してもよろしいでしょうか? >ただ、goと一緒に使うときも使われる頻度が逆になると私は感じると言うことも知っておいてくださいね。 先のご回答に(go crazy for は)「go crazy aboutよりも使う頻度はかなり少ないはずです。」と書かれていますが、ということは、be動詞とともに使われる場合は、 I am crazy for you は I am crazy about you よりもよく使われる(使用頻度が多い)という理解でよろしいのでしょうか? 「He is crazy about her, He is nuts about her. そして時にして、He is bananas about herと言う表現が良く(最後のは別にして)使われるわけですね。」とも書かれているので、ちょっと混乱してしまいました...(理解が混乱していましたら、すみません)。
- Parismadam
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はじめまして。 ご質問: <ニュアンスが違うのでしょうか?> はい、違います。 1.両者の決定的な違いは、「それを欲しいと思っているかどうか」です。 2.前置詞にはそれぞれの意味・用法があります。 3.crazy for: (1)ここで使われているforは「求める対象」を表し、「~を求めて」 と意味になります。 (2)このイディオムは「~が欲しくてたまらない」という意味で使われています。 (3)ご質問にあるcrazy for youだと (直訳)「君が欲しくてたまらない」 といった真意が隠されており、そこから →(意訳)「君にくびったけ」 となります。 4.crazy about: (1)ここで使われているaboutは「対象の周辺」を表し、「~のまわりを」「~について」と意味になります。 (2)このイディオムは「~に関することに夢中」という意味で、対象に関する周辺を含む全ての範囲について使われています。つまり、「~に関することなら何でも夢中」といった感じです。 (3)crazy about youだと (直訳)「君の周辺に関することなら何でも夢中」 といったストーカー的(?)な真意が隠されており、そこから →(意訳)「君(のこと)に夢中」 となります。 5.同様の意味を持つforやaboutは他の動詞にも使われ、同様の語感をもたらします。 例: look for「~を探す」 look about「~を見回す」 それぞれ、for「~を求めて」about「~の周辺」のニュアンスが出た訳になっています。 以上ご参考までに。
お礼
ニュアンスの違い、すごく分かりやすいです!ありがとうございます。 こういう違いがすごく大事なのに、意訳だと分からないですね。 とすると、人に対して言う場合(恋愛対象など目の前の人)は、crazy for のほうが普通なんですね。 alcの例文では、crazy aboutのほうが圧倒的に例文が多く載っていたのですが、対象が、趣味だったり、もののほうが多い気がしまして、ご回答の内容からすると、なるほど、と思いました。 人に対しても、ファンの対象の相手とかですと crazy about でもいいんですね(?) しかし、crazy about you と間違って使ってしまうと、ストーカー的なニュアンスが・・・ ネイティブやそれに近い英語レベルの人には、このニュアンスって当然伝わってしまうんですよね??(ネイティブの人は使い分けているのでしょうか?) あらためて、微妙な単語の選び方(ニュアンス)って大切だなぁ、と思いました。
お礼
とても詳しい解説ありがとうございます! >ネイティブはこの表現を聞いて、違いを感じるのか、違いを感じるとしたらなんなのか、を知ったほうが実践の英語と言うものになると思いますよ。 まさにこうしたネイティブの感覚を知りたかったのです!ニュアンスの違いがあるのか気にはなったのですが、日本語でもそうであるように、実際はニュアンスの違いを気にせずに類語的に使用する言葉はたくさんありますね。 ひとつ気になるのは、私が主に英語でコミュニケーションするのはアジア圏の方々なのですが、アメリカ人の英語(英語のもつニュアンスの違い)とはまた違うのでしょうか?単に共に外国人なので、そこまで込み入ったニュアンスを知らずにしゃべっていることも考えられますし、細かいニュアンスについては相手の意図を計るのは微妙ですね・・・。 私感ですが、英語というとアメリカ人の話す言葉だと多くの方は(日本では)思われるのですが、世界中で英語を話す人たちはとても多く、そうした中で、アメリカ人たちが共通して持っているニュアンスを、どこまで他の国のEnglishSpeakerたちが共有しているのか、というのも興味があります。 >He is bananas about her この表現は初めて聞きました。とても興味深いのですが、こういう表現はネイティブからしか聞けない表現でしょうか・・・?英語がネイティブでないEnglishSpeakerからはやはりこうした表現はあまり聞かれませんね・・・。 >ニュアンスの違いを感じるネイティブがいたら私は驚くでしょう。 このご回答に「なるほど!」と思いました。 私自身は、つい感覚的に crazy about... と使いそうになって、でも自信がないので調べてみたら crazy for... も出てきて悩んだのですが、日本の英語教育の悪いところで、ひとつの意味を表すには必ず決まった前置詞と組み合わせになっていると思ってしまい。 例はよくないかもしれませんが、日本語で ・あなたに夢中です。 ・あなたにぞっこんです。 がどちらも同じ意味になるのと近い感覚でしょうか。。 どちらも間違いではない、ということが分かってよかったです。ありがとうございました。