推論力が減退しているのか?
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を読んでから、文章の意味を理解出来ない(教科書が読めない)人というのに、強い興味があります。
自分もそうかもしれないという危機感もあるからです。
で、こういう受け答えは、推論ができていないからなのでしょうか?
できていないとするのなら、何が原因で、それが難しいのでしょうか?
ある質問に、
「過去に刑務所に入っていたけど、警察から出所後の様子を尋ねる電話があった。これってあること?」
という質問に、「実際にあったんでしょ?」という回答がありました。
これって、実際にあったかどうかではなく、「詐欺とかを疑っているのかな?」と考えるのは、推論ではなく、発想の飛躍でしょうか?
もしくは、「なにか警察官に何か見られていて特別に注意、警告されることがある」とか、「自分がやってしまった犯罪行為と同様の事件があったために、念の為に連絡があったのか?」とか、「一緒に犯罪を行った人が釈放されたので、その接触を疑っている」とか。
つまり、電話があったことは、疑っていない。
「実際にあったんでしょ?」って、回答は、「質問者自身の体験が正しいかどうか?」を、質問していると考えているってことでしょ?
質問者は「夢や幻覚を見たのかもしれないので、それを確かめたいと質問したのだろう」・・・、と、この回答者は考えたので、「実際にあったんでしょ?」と、回答した。
そういうケースも、なくはないだろうけど、ちょっと質問の意図が読めていないと思うのですが。
他に解釈はできますかね?
仮に、人工知能に、同様の質問をして、同様の回答があれば、やっぱり人工知能は推論が未熟だな、と考える人も多いと思う。
みなさんは、どう思いますか?
一応個人をディスって(否定して)いるわけではなく、どうして、そういう回答が出るのか?を、知りたいです。