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「気圧の谷」とは?
気象予報で「気圧の谷」と言う言葉をよく聞きますが意味が良く解りません。天気図を見ても高気圧と高気圧の境の事でもないようですし、ましてこの気圧の谷こそが天候を左右するほどの意味を持っているようなので、是非教えて戴きたいのです。宜しくお願いします。
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天気図で、高気圧があります。ほぼ円形に等圧線が描かれています。 その一部へこんだ等圧線が気圧の谷です。其処は気圧が低く、雨雲などが出てくる前兆で、その後、高気圧の等圧線がへこんだ場所に、低気圧がはっせいします。低気圧が、天気図になくても、低気圧気味の、状態です。したがって、雲が発生し、雨になったりします。前線だけでも、やがて、発達して、前線をともなった、(寒冷前線,温暖前線)低気圧になります。その時低気圧の中心が斜め西方向、上空(約5000m)に低気圧がある場合、段々、真上に上空の低気圧が移動してきて、低気圧が発達して、地上と上空5000m、の低気圧が真上になった時最大の低気圧になります。(閉塞前線です。)真冬、北太平洋の日本の北海道当たりの海に、台風波の低気圧がそうです。(閉塞前線)。
お礼
詳しく教えて戴き有難うございました。 「高気圧等圧線の一部凹みの出来たところ」が気圧の谷で、何れ将来本当の低気圧に変化していく箇所、と理解しました。 長年のもやもやがやっと晴れ、すっきりした気分です。 本当に有難うございました。