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アナタの好きな自由律俳句の作品をお教えください。
アナタの好きな、尾崎放哉・山頭火、あるいは別の自由律俳句作家の作品をお教えください。 その作品の、どこに魅かれるかを書いていただければ幸いでございます。 その作品の掲載書名・作品ができた年月 or 年 を添えてください。 ※自由律短歌作家の作品も歓迎します。 ※ネットで検索した作品は、ご遠慮ください。 以上、なにとぞ宜しくお願い申しあげます。
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遺書にして艶文、王位継承その他無し 加藤郁乎 です。昭和37年の句集『えくとぷらすま』所収らしいのですが、この本自体を読んだことはありません。 桃源社刊の『澁澤龍彦集成VII 文明論・芸術論篇』(野中ユリによる深緑の装幀がそれは美しい)に収録された 加藤郁哉論で知りました。昭和54年くらいに新刊書店で手に入れた本です。あの頃は本の“寿命”が長かった……。 当時は豪奢でエロティックなところが好きでしたが、今改めてこの加藤郁哉論を読み返すと、 すごく健全なモラル感が魅力の源泉であることを再発見しました。いい機会になりました。
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- hirarno36
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雨ふる ふるさとは はだしであるく 種田山頭火 書物ではありませんが。 句碑(石碑)がある路地が雨に濡れて少し光って見えました。情景と句が一体化していたせいで妙に心に染み入りました。山口県防府市天満宮通り商店街の脇道に句碑があります。句碑には作品掲載日は載っていませんでした。見たのは15年ほど前です。
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わたくしの質問にご関心をお持ちいただきまして誠にありがとうございました。 句碑の記述に空白が入っていたのでしょうか。 それとも3行書きになっていたのでしょうか。 手元の数冊の資料には、 雨ふるふるさとははだしであるく と記述されています。 空白の有無で意味や呼吸が変ってきますので……興味があります。 次回、見る機会がございましたら、碑陰の記述も是非見てください。
いちめんのなのはな http://www.geocities.jp/sybrma/187bochou.huukei.htm これは自由律句だとばかり思っていましたが、詩でした(;;) 振りむけば一面の秋桜 なんてのがありそうな気がしましたが・・・ 種田山頭火は、現代に生まれていたら立派なコピーライターに なったでしょうね。 また見ることもない山が遠ざかる 流浪の旅の寂寥感が伝わってきます。学生時代 フリージャズを聴きながら山頭火を読むような学生は、 全く女の子に相手にされなかったですね。 また見ることもない女性が遠ざかる umaiwineganomitai 1973年合コンにて
お礼
ありがとうございました。 お手をとりました。
>アナタが、その作品を見た書籍の名称と作成年月を付記してくださるよう、重ねてお願い申しあげます。 さあ? そんなの覚えてないぞ。 山頭火は、たぶん、山頭火文庫の「句集(3)」あたりでないかなぁ。放哉は、わからん。たぶん、大岡信の「折々の歌」あたりだと思うが、自信ないな。そもそも最初に見たのが本だったかどうかも覚えてないしな。テレビか新聞とかかもしれんし。
お礼
ありがとうございました。 質問文を無視されてしまいますと、 どのような質問文を書けばいいのか わからなくなってしまいます。 無視することにカタルシスを覚える、 そういう快感があるのでしょうね。
咳をしても一人 放哉 これかな。「一人」ということをこれほど端的に表した句は他に思いつかない。放哉の孤独感がひしと伝わってくる。放哉の句は、この強さと孤独が人に愛されたんでないかな。人間、誰しもいろんなしがらみを引きずってる。こうまで潔く一人にはなれない。 山頭火は、もっとほのぼのした句が好きだな。 朝湯こんこん溢るる真ん中のわたくし 山頭火 こんなのとか。思わず頬がゆるむね。愛すべき人柄がじわっと伝わってくるな。よく、「後姿のしぐれてゆくか」とか、そういう「しぐれ」の句が有名どころとしていわれるけど、あれはどうもイマイチ好きになれない。放哉と比べると中途半端すぎる感傷のような気がして。好きなのは、もっと愛らしい句だな。
お礼
ありがとうございます。 アナタが、その作品を見た書籍の名称と作成年月を付記してくださるよう、重ねてお願い申しあげます。(放哉さんの作品&山頭火さんの作品、凡てをキープしている)私の主たる興味は回答者さんの見た【本】にございます。
お礼
ありがとうございました。 加藤郁乎さんの 【遺書にして艶文、王位継承その他無し】 は、九・七・五、リズム的に自由律ではなく 字余りは上五で余らせるというルールを守った定型句ですね。 水原秋櫻子さんは自由律俳句の作品に親しんでおられたようですが 秋櫻子さんご自身の自由律作品はまだ拝見しておりません。