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救出・脱出ル-トの確保
神戸空港建設、賛否両論あることかとおもいますが... 「脱出ル-ト」を思い浮かべてみました。 震災で道が寸断され、外部から激震地中央へたどりつくのなかなかではなかったでしょうか?逆に、被災地から外へ出るにもなかなかだったのではないでしょうか? どうにかこうにか、迂回や線路づたいにやっとのおもいで被災地に駆けつけられたことでしょうし、また、被災地から脱出されたのではなかったでしょうか? 震災の経験を活かす、防災を考えるとき「救出・脱出ル-トの確保」も整えておくこと大事ではないでしょうか?こと、神戸空港建設の議論があがりますと環境破壊・行政と民間企業の癒着だけがなぜかおおきくクロ-ズアップされますが、「救出・脱出ル-トの確保」といったことには話が及んでいないようにおもうのですが、環境問題と行政と民間企業の癒着が負の要因としてあるのならそれを防ぐ手立てが神戸空港建設廃止だけで結論付けてしまってよいものでしょうか?短絡過ぎませんか?震災の体験を活かす、神戸だけに限ったことではありません。地震列島どこでおきてもおかしくない。救出・脱出ル-トを確保する意味でも空からの窓口は空けておかねば海外からの支援も手が及びません。 救出・脱出ル-トの確保どうなっているのでしょうか?
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>災害時の盲点何かお気ずきなことがあればもうすこしお話をおきかせいただけませんでしょうか? 京成電鉄.防災関係で一躍有名になった時が有ります。その日異常な低温が東京を襲いました。その時.京成だけは夜中客を乗せないで列車を運行させました。翌日の朝.京成だけはダイヤ通りの運転をしましたが.その他の路線は全面運休でした。寒い時期.鉄道輸送を確保する上から.深夜の電力供給は重要です。 ついんりんくもてぎ.ここから渋滞を避けて益子に向かう途中.何個所が恐怖の場所が有ります。道中.青木が来る東の宮とか結構人が集まるのですが.恐怖なのが.東の宮の近くの交差点です。おそらく.地権者の理解が得られなかったのでしょう.道路が日陰に建設されているのです。冬凍結した路面.日陰の道路には日があたりません。いつまでも路面は凍ったままです。その結果.滑るのです。2度と通る気持ちにはなれない道路です。災害発生時.道路の整備.特に除雪はなおざりになりがちです。その時に.日が射せば自然と雪が解ける道路の魅力は大きいです。 道路行政.特に高速道路行政の問題点は.営利主義.特にうみほたるのような低利用者数道路に対する風当たりが強いです。 ただ.災害発生時の輸送問題を考えると.複数の路線の存在が特に重要です。たとえば.首都高速道路沿線で火災が発生すると.多くの場合近くの高速道路は閉鎖されます。従って.箱崎で火災が発生すると.付近の高速道路が閉鎖されます。つまり.湾岸道路に接続していない高速道路は通行の手段がなくなるのです。 道路の災害輸送の観点からは.同程度の輸送能力のある(最高時速は多少遅くてもかまわない)複数の路線が確保される事が必要です。また.箱崎のように東西南北すべての道路が1点に集中するような構成をしてはならないのです。箱崎は.災害道路行政の悪さの象徴とも言える地点です。 災害の観点から考えた高速道路整備においては.任意の2点を結ぶ複数の路線(1個所が通行不能になった時に同程度の輸送能力を確保できる事.予備1路線では.よほどガラガラにすいていない限りは輸送能力が不足します)の確保が必須です。 新幹線は.安全で事故はないと宣伝されています。しかし.かって.何回か致命的な事故が有りました。 1つの事故は.2系統ATCを使っていた頃でした。この事故の対応として.3系統ATCによる多数決制御へと変更になりました。 もう一つの事故は.列車への速度制御信号が正しく伝わらない.という内容でした。報道では.「同じ列車をつかっても以上が発生しなくなったので原因はわからない」との事ですが.この時に大規模な修復作業が行われていたのが.列車指令室のコンピューターです。もし.原因が列車にあったのであれば.「しなくなった」のではなく.「再現できなかった」と報道されるはずです。つまり.同じ列車を使って複数回の同様な障害が報告されたのでした。 列車指令室での整備にどのような事がされたのか報道はされません。しかし.1台の機械を使っている限りは.同様な事が発生しかねません。何かで通信回線が1個所切れたらどうなるのでしょうか。 なお.1個所の通信回線が交通事故によって切断されたが為に.日本中の民間放送がほとんど停止したしまった事が有りました。電話局の入り口のマンホールでの火災が原因で.全国のATCを止めてしまった銀行も有りました。現在秋葉原-東京間の中距離鉄道は接続されていません。唯一関東地方で東北と関西を複線で接続していた武蔵野線(南武線?)の事故は貨物輸送に壊滅的打撃を与えました。日本で唯一のトンネル内信号所(トマムでしたか)の事故の時.訓練を受けていたであろう運転手は「トンネル内に信号所が有るなんて考えられない」と答えました。「唯一」ということは.災害行政を考える上で絶対にやってはならない事です。しかし.唯一ということは良く見掛けるのです。
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- alex_d
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震災当時は、ポートアイランドの会社に勤めていましたが、人工島に渡るための橋はズタズタ。皆、徒歩または自転車で島に渡っていました。だいたい三宮から歩いて40~50分でしたね。そのポートアイランドのはるか沖の神戸空港は、同様の震災が起こっても、そこまでたどり着くのが大変で、脱出ルートにはなりませんね。 今はなくなりましたが、ポートアイランドから関西空港に行くJET船は、結構早く再開して、大阪・和歌山方面への脱出ルート、関空から飛行機に乗るルートになっていましたよ。 地下鉄も六甲山の裏側からは、新神戸まですぐに開通したし、色々な船もすぐに来たので脱出ルートという言葉が適切かどうか分かりませんが、移動ルートは結構ありましたよ。ただ、神戸市内に仕事がある、または市外に頼る親戚などが無い、という場合、神戸から離れられないので困っただけで、私も仕事が無ければとっとと実家に帰っていたと思います。 それに同様の地震が起きれば、神戸空港までの陸路からの補給路は絶たれてしまうし、従業員も通勤できないので、休港になるんじゃないでしょうか?
お礼
alex_dさん、こんばんは。 貴重な体験談とご意見をお聞かせ頂きありがとうございます! 橋が脱出ル-トにはなりませんとお書きですが... ちょっとまってください、 ■『徒歩または自転車で島に渡っていました。』 ↑ と、お書きですね。 さて、『人工島』であるポ―トアイランド陸地から地つづきではありませんよね? 『徒歩または自転車で島に渡っていました。』とは、橋に隣接した歩道ではありませんか?橋そのものがなければ、あの歩道が単独で存在しえたでしょうか?40~50分徒歩で歩くのは、とてもたいへんなことですが、島からの出入り口は閉されてはいなかったのですよね?『たどり着くのはたいへん』ということと『脱出ル-トにはなりません』はすこし言葉が時期尚早ではないでしょうか? 『同様の震災』を備えに考えること大事だとおもいます、が、しかし、ときとして『同様の震災』で話をおしとどめてしまいますとそこから先に話がおよばなくなることもままあるのではないでしょうか? ■『新神戸まですぐに開通したし、色々な船もすぐに来た』 ↑ 震災によって経済的にみれば被害は全国に波及した。それとは別に、地震での家屋の倒壊・地崩れ・山崩れ・道路の亀裂・分断・火災・パイプラインの断絶...etc といった、被害は近畿圏内に集中であったからまだ、他府県からの応援が得られた。上記でお書きのように『 新神戸まですぐに開通したし、色々な船もすぐに来た』となるのでしょうが、もし、仮に被害が国内・広範囲で起こった場合も視野に入れての対策をも考えてもらえないでしょうか? 諸外国からの救助・応援を考えた場合のことも
神戸については.わかりません。 災害時の緊急輸送路の確保だけを目的に残された鉄道として.三陸縦貫鉄道が有名です。これは.チリ沖地震の反省に立ち.救援物資輸送の為に建設が促進された鉄道です(釜石などに貨物用施設があります。個別の駅には貨物施設はありません)。 東名の日本坂トンネル火災も有名でしょう。東名道が閉鎖されたときに.中央道の果たした役割は大きく.早い段階での中央道全線開通へとつながりました。 飛行場を考えるときの問題は.燃料の輸送です。地震ですから.まず.危険物取り扱い施設の点検が済み.輸送路が確保されてからの燃料輸送となります。 ハイプラインの点検はそれなりに時間がかかりますので.大規模な災害時の輸送路としての価値はないでしょう。鉄道輸送で.余震の可能性のある時に可燃性の燃料を運ぶ事は.恐いですね。 ただし.鉄道輸送が停止したときのバイパス路としての役割は大きいと思います。
補足
edogawaranpoさん、回答を寄せていただいてありがとうございます!(*^^*)/ 鉄道経路からのお話をおきかせいただきましてありがとうございます! 陸路・海路・空路、三方どれひとつかけていては十分な対策をとっているとはいえないのではないでしょうか?また、それぞれの救出・脱出ル-トには、お書きいただいたような不備な面もあるかとはおもいますが、逆にお書きいただいたような点は今後改善するてがかりのひとつになりうるんですよね! 楽しいな、意見を出し合う、わからないことを人にきいてみること。違う目線からのお話が聞けること。ありがとうございます!(*^^*)v 飛行場への離発着をいま頂いた回答からおもいえがいています。 たとえば、離発着場に亀裂が生じたとしましょう、こういう場合を想定した緊急着陸(ハ-ドランディング)の訓練もある意味必要となってきますよね?大型旅客機の場合もあるでしょうし、民間航空機(プロペラ機・セスナ機・ヘリコプタ-等)の場合も。防災面から日頃から航空パイロットへのこういった訓練・指導はおこなわれているのでしょうか?また、緊急着陸時における不意の事故に備えた準備((火災発生時の消火の為の水・電源(自家発電・補助電力量)救急体制(空港内医療施設)などなど)) 地震災害をとりあげましたが、災害はなにも地震ばかりではありません、いつ何時どのような状況で路がたたれるやもしれないとしたら... ふと、昔みた映画「キリグフィ-ルド」が頭をかすめるんです。 戦火になってその地から救出・脱出する際、パスポ-トの有無・優先順位の位置付け等々、国際的にもある一定の共通した基準を設けているのかという疑問?救出に向かった飛行機の台数に限りがあるとしたら搭乗できる人数にも限りがあります。当然そこには、飛行機に乗れる者、取り残される者がでてきます。その場の状況というものもありましょうが、人種的な選別が非人道的に起こらないとも限りません。緊急時に備えて、パスポ-トの所有の有無も明確にしておく必要はないのでしょうか? 陸路・海路・空路において、災害時の盲点何かお気ずきなことがあればもうすこしお話をおきかせいただけませんでしょうか?欠点は改善への手立てになりうるとおもいますし、また、災害時の救出・脱出ル-トがどれかひとつで賄えるものでもないと考えます。補完しあうことが一人でも多くの人が活路をみいだせるのではないでしょうか? まことに勝手なお願いになりますが、お付き合いいただけましたら嬉しくおもう次第です。よろしくお願いいたします。
お礼
edogawaranpoさん、補足の質問に重ねてお返事いただきありがとうございます! 電力の供給、民間運営の場合のメリット・デメリットといったところでしょうか? 指揮命令系統の制御システムの充実にあたっては現場の判断を重視なおかつ迅速・的確な行政の指示が要求される。 ■翌日の朝.京成だけはダイヤ通りの運転をしましたが.その他の路線は全面運休でした。 ↑ 多数決の割合で判断を導き出すことの危険が垣間見れますね。小の声にも耳を傾けることおろそかにはできませんね、災害時は特に。 これからの道路建設にあたる場合のひとつの教訓ですね? ■地権者の理解が得られなかったのでしょう.道路が日陰に建設されているのです。冬凍結した路面.日陰の道路には日があたりません。いつまでも路面は凍ったままです。その結果.滑るのです。 ↑ 少し難しい問題をはらんでいますが、行政側と市民側どちらもが考えていかなければならない課題ですね。 商業経済・物流・人の交流を活発に円滑に行うためには道がないことにままなりません。また、道があっても町自体が交流をおこなう取り組みをはじめなければこれまた人もおとずれません。みなが他のため、他がみなのためと公共を考えますとそれぞれの利害・欲をいかにおさえ折り合いをつけていくかが焦点になってきますね。双方が意地をとおすと高いツケがあとあと跳ね返ってくる。 道路計画を考える際、いや、まちづくりをかんがえるうえで一方向からの見方ではなしに総合的な(経済効果・防災・環境・安全...etc)検地からの取り組みが必要になりますね。地権者と行政の間での話し合いこれからもっと膝つき合わせての話し合いを密にしていくこと大事ですね。経済だけ・防災だけ・環境だけ・安全だけ「~だけ」にとらわれると先にお話いただいたように道はあっても機能せず。責任の所在は、行政と市民双方。税金の無駄遣いを各々が生みだしすのも抱えるのも行政と市民双方。 http://www.city.katsushika.tokyo.jp/jimu/toshi/renritu/tokettei.html#沿線地域 災害時の高速道路の役目のひとつに 空港施設のない拠点では、小型機の離発着の場につかえますね? 島かけられた橋これとっても大事だとおもうんです。 今現在すでに「橋」がありますから、「橋」の大事さがうすれてしまっているのではないでしょうか?「橋」がかかっていないそのむかし、むこうぎしに渡るのに命落とした人が何人おられたことでしょう?たくさんの人のおもいで「橋」ができてきたのではないでしょうか?「人柱」となった人もおられたのではなかったでしょうか?「トンネル」もおなじく。 陸の孤島にならないようにとのおもいが外に向けて、また、外から内への道筋をつけてこられたのではないでしょうか?先人たちのおもいを受け継ぎ、それをいかに活用していくかは後に続くものの役目ではないでしょうか?亡くなられた方たちに報いるためにも災害時にいまあるものをよりよく活用する術をひとつでもふたつでも考えていきたいものです。 いますこし、ご存知のことがあればおきかせねがえませんか? お願いばかりですまなくおもいます。どうぞよろしくお願いいたします。(*^^*)v