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蓄暖の設置数が少なすぎ?

木造戸建オール電化住宅の暖房容量について、ご経験者、詳しい方のご意見をお聞かせください。 間もなく竣工を迎える我が家ですが、暖房設備に一抹の不安があります。場所は新潟、山中ほどではないですが冬はもちろん雪景色です。 オール電化ですが、いわゆる高気密住宅が好きでなくしていません。 南向きで1階は約22畳のLDK+和室6畳。ここに蓄暖7K1台と補助用にエアコン1台のみ。吹き抜けはありませんが、リビング階段です。2階は寝室8畳と6畳×2、ホールが延べ6畳分。ホールの真ん中あたりに3Kの蓄暖1台のみで、居室扉は不在時は全開放で温めます。 断熱は壁、床、1、2階天井すべてセルロースファイバー。壁、屋根にタイベックシルバー。窓はすべてLow-e。床暖はありませんが、1、2階とも35ミリの杉無垢材を敷きます。 これで大丈夫でしょうか…? ビルダーに聞くと、蓄暖で24時間全館暖房されており、室内の壁床、空気が暖まった状態なのでエアコンの併用だけで大丈夫と言います。 電力会社で適正値を試算してくれるらしいですが、彼らは「万全を期した」結果しか出さず、大抵は過剰設備とも聞きます。時間帯別電灯契約にする予定なので、日中なるべくエアコンを使いたくないというのもありますが、蓄暖は高価なので必要以上に入れたくありません。でも床補強が必要なため、とりあえずやってみて、不足なら後から追加というわけにもいかないと思います。 寒くてエアコンが主暖房になってしまうようでは夜間電力を使って蓄暖にした意味がないというものです。どうか良きアドバイスをお願いします。

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  • pont-nufu
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回答No.6

40坪7k蓄熱暖房+エアコン(夜11-12時、朝6-7時のみ)で24時間暖房しています。 メーカー指定の1/3の容量です。ぎりぎりです。 蓄熱暖房機は家の断熱気密仕様と日射がとても重要です。 蓄熱暖房機の計算には昼間の気温上昇分と日射分が入っていません。 24時間暖房するということは、暖房していない部屋まで一緒に温めてしまうため、家全部をある程度暖房することになり、容量が不足する可能性があります。 本当は蓄熱暖房機をもう1台追加できるように電気の先行配線と床補強をして置けばよいのでしょうが、もう間に合わないようなので、夜間の電気量の安い時間にエアコンつけっぱなしで蓄熱暖房機を補助するのがよいと思います。あと、蓄熱暖房機は夜間の蓄熱時にもファンを回して温度を下げないようにします。日射の少ない雨や雪の日は昼間もエアコン可動でしょうか? 質問者様の言うとおり、蓄熱暖房機を一度使用すると、エアコンで暖房しようとは思わなくなりますね!

noname#64125
質問者

お礼

増設に備え今は配線と床補強をしておく、夜間電力の時間帯だけエアコンフル稼働。一番安上がりで現実的な対応だと思います。 ビルダーの言うように冷たい部屋を最初から暖めるならともかく、24時間暖房が利いていればそれほど大きな容量が必要とは思えないのですが、増設か容量アップの方向で考えていきます。

その他の回答 (7)

回答No.8

>壁はサイディングの下に通気層を設け、透湿防水シートとケナボードで湿気を透過させようと思ったのですが、透湿性を持たせるとよくないでしょうか? 断熱材より外側は、それでOKです。 断熱材より室内側に防湿気密シート(防湿層)が必要です。無いと壁内結露を起こし、家が腐ります。 こちらをお読みください。 http://www.ads-network.co.jp/kininaru/01-/25.htm >高気密化が好きでない理由はいくつかありますが、ひとつは高性能を追求した結果、過剰にデリケートな家なってしまうような気がするのです。 全く逆です。デリケートなのは、低気密や中気密なのです!!! 高気密か全開放のどちらかでないと問題が出ます。 水蒸気分子は空気分子より小さく良く拡散・透湿し、冷えると水になるという自然現象を正しく理解してください。 高気密は高性能では無く、必須条件なのです。 息苦しそうだとか言葉のイメージで捕らえてはいけません。 http://www.bio07.jp/article/13194742.html http://plaza.rakuten.co.jp/kitam/diary/200801200000/ 高気密の必要性も耐久性もとうの昔に証明されています。 http://www.iesu.co.jp/shinbun/2004/2004_1_5/16-1-5_1.htm 中途半端だと計画的な換気量も確保出来ないだけでなく、耐久性を著しく落とします。また、暖房負荷も著しく増加します。 http://housingeyes.com/radioclub/_kimitsu/index.htm http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/335#BlogEntryExtend http://www.hitakamik.com/iekagaku07.htm 気密されていない=欠陥住宅を意味します。 http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/391#BlogEntryExtend 下記は大手HMの気密施工ですが、(将来問題となってはいけないため)気密コンセント含めた徹底した対応がとられていることが分かります。 http://sfc.jp/ie/tech/comfort/com02.html

回答No.7

>熱損失係数が大切というのは知っていましたが、難しそうであまり詳しくはありません。 熱損失係数は、ただ単に熱損失を延床面積で割った値です。 小さいほど良いです。熱損失係数Q値も相当隙間面積C値も次世代省エネ基準の半分の値の性能が必要です。 >ただ、ヒートポンプが高効率とは言っても昼間の割高な電気料で一日中エアコンを稼働させていても費用は安上がりなのでしょうか? 1kWh(=3.6MJ)の熱量を得るためには、蓄暖は、1kWhの電力が必要です。 深夜の電気単価を7円/kWhとすれば、 1kWh x 7円/kWh = 7円 COP(APF)が6のエアコンを使えば、(1/6)kWhの電力の消費です。 昼間の一番高い時間の電気単価を26円/kWhとすれば、 (1/6)kWh x 26円/kWh = 4.3円 となります。実際には、朝・晩、夜間の料金はもっと安いので、もっとエアコンが安くなります(ただし外気が冷え込むと効率落ちてきます)。 同じを室温を保つためには、一日中エアコン稼動させた方が、明らかに安上がりです。 こちらも参照ください。 http://www.tepco.co.jp/life/custom/e-diet/method/021-j.html http://www.jraia.or.jp/product/com_aircon/jis_03.html エアコンは、設定温度に近づくにつれ、発生熱量を下がり、消費電力も下がってきます。設定温度に達すれば非常に小さい電力となります(モデルにより差があり)。 なお、当方、南関東で2x6(Q値1.3W/m2K、C値0.4cm2/m2)で延床面積50坪強の家を住んでいますが、ヒートポンプによるセントラルエアコン(COPが約4)による全館24時間22℃暖房で、1月の暖房電気代は約1万円(定圧電力)です。 1月の南関東と東北地方で、暖房エネルギー・暖房費用にそれほど大きな違いが出るわけでありません。南関東での1月の平均外気温度5℃くらいで室内外温度差は約17℃程度、東北地方の平均外気温度0℃で室内外温度差22℃です。したがって、暖房エネルギーも暖房費用もわずか23%しか差は出ないのです。

回答No.5

さらに追記です。 >高気密住宅が好きでなくしていません。 これは、「腐る家が好きで、そうしています」ということを意味します。 断熱不足 x 高気密 → 表面結露 断熱有り x 気密不足 → 内部結露 断熱有り x 高気密 → 結露無し となります。 気密不十分な場合、セルローズファイバの吸湿量をオーバーし結露し、やがて木が腐ります。 水蒸気の振る舞いを理解していれば明らかです。自然現象の理解が不足しています。 なお、壁の室内から屋外に透湿性を持たせると、冬の室内はより乾燥し、夏の室内はより湿気て(冷暖房使用時)、室内環境も悪化します。 北海道で有名なナミダタケ事件もこの現象です。 http://www.hokkaido-jutaku.com/blog-diary/index.php?ID=31 新在来木造構法にも書かれていますが、気流止めと気密シートが必要です。 http://www.shinjukyo.gr.jp/content/shinzairai/shinzairai.htm 住宅金融公庫の工事仕様書にも気流止めと防湿について書かれています(7.4.3、7.4.10など)。 http://www.itcprince.jp/17140653jikugumi.pdf 高気密でないことの、それ以外の弊害は、下記を参照してください。 http://blog.smatch.jp/dannetu/category_3/

noname#64125
質問者

お礼

壁はサイディングの下に通気層を設け、透湿防水シートとケナボードで湿気を透過させようと思ったのですが、透湿性を持たせるとよくないでしょうか? 高気密化が好きでない理由はいくつかありますが、ひとつは高性能を追求した結果、過剰にデリケートな家なってしまうような気がするのです。 針の穴ほどの隙間もふさぎ獲得した高性能の賞味期限は何年ほどなのでしょうか?構造や、設備など高気密が前提のものは、自然の生業で劣化が進んだとき(高気密でなくなったとき)かえって悪いことになるような気がするのです。劣化とまで言わなくとも、万が一、壁体に気密漏れがあったときそれこそ大変なことになるのでは? 数十年のスパンで考えなければならない住宅の場合、カローラやスーパーカブのような圧倒的な信頼性、実績が、維持の大変なスーパーカーよりも勝ると考えました。

回答No.4

No.1です。補足します。 仮定条件で、大まかに計算してみましょう。 暖房エネルギーは、気密の悪さからくる隙間換気も入れた家の熱損失にほぼ比例します(ほぼというのは日射など熱の取得もあるため)。 家の熱損失は、算数が出来れば誰でも計算出来ます。 http://www.house-support.net/seinou/keisann.htm http://www.sotodan-souken.com/list ご質問者様の家が、仮に次世代省エネルギー基準である東北のQ値1.9W/m2Kを満たしており気密が十分取れている(C値1.0cm2/m2以下)とすれば、述床面積が120m2とすれば、熱損失は、 1.9W/m2K x 120m2 = 228W/K 室内22℃、屋外0℃とすれば、24時間では、 (22-0)K x 228W/K x 24h = 120kWh の熱量が必要です。 また、1ヶ月の電気代は、120kWh x 30 x 7円/kWh = 25200円くらいでしょうか。 一方、7kWの蓄暖の蓄熱量は、180MJ=50kWh程です。また、3kWの蓄暖で、80MJ=22kWh程です。 現状、両方合わせても70kWh程の蓄熱量しかありません。 この条件での一日の必要熱量は、明らかに足りません(蓄暖の場合、計算を24時間で考えれば良いのかは知りませんが)。 なお、最近のエアコンは効率であるCOPやAPFが5~6あります。同じ熱量を発生するための電力量が1/5~1/6で済み、省エネです(蓄暖は環境負荷劣悪です)。ただし、外気温が低いとヒートポンプの効率が落ちてきますので、外気温2℃、外気温-15℃の低温特性をうたったエアコンを選択されると良いでしょう。 http://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/lineup/xseries/feature/04/index.html http://www.daiseikai.com/merit/merit02_j.htm http://www.fujitsu-general.com/jp/products/aircon/2007/nocria/feature/heating.html 昼の電気代で考えても、ヒートポンプの効率が落ちる真冬の厳寒期を除けば、最近のエアコンの方が確実に安くなります。また、環境にも優しいです。

noname#64125
質問者

お礼

熱損失係数が大切というのは知っていましたが、難しそうであまり詳しくはありません。仮定で計算していただいた結果は、だいたい感覚的にこれくらいかと考えていた程度と同じくらいでしたので、やっぱりこれでは寒いのだと思います。ありがとうございました。 ただ、ヒートポンプが高効率とは言っても昼間の割高な電気料で一日中エアコンを稼働させていても費用は安上がりなのでしょうか?

  • gontarin
  • ベストアンサー率27% (66/237)
回答No.3

当方瀬戸内海沿岸に居住しています。 質問者様と同じくらいの延べ床かな?と思いますが、52坪の戸建てを新築し、1階LDKに7Kの畜暖を入れました。これで、この冬ギリギリ大丈夫かな?と言う程度でした。 各居室と2階廊下に計7台のエアコンもつけましたが、冬の間に使用したのは1階の2~3台を夜間・早朝の2~3時間程度です。 一応、もう1箇所床補強をして専用コンセントを準備し、畜暖を増設できるようにはしてあります。 我が家はリビングに大きな吹き抜け+リビング階段があり、シーリングファンを回しているので、家中大体どこも同じ温度です。 質問者様宅は、吹き抜けがないと言うことは、2階の暖房はほぼ3kの蓄熱で賄う感じになるかと思われますが、多分容量不足だと思います。 なので、2階はやや寒くなり、その冷気は階段を降りてリビングまで冷やしてしまいそうな気がします。 新潟と言う気候風土を考えると、畜暖は最低1階2階それぞれに7kを一台ずつは必要かと思います。(我が家の場合、この温暖地域にII地域仕様で建てたのですが、畜暖メーカーに容量計算してもらったら、1階2階それぞれに7kを1台ずつ必要と言われました) 我が家のように、とりあえずいつでも増設できるような準備だけしておいて今年の冬を過ごしてみるのもいいのではないでしょうか? (我が家は多分増設しませんが。) もし、畜暖を増やせないなら、各居室にもエアコンをつけ、それぞれを稼働させてなんちゃって全館暖房にするほうがいいと思います。ただし、エアコンは非常に乾燥します。加湿器もフル稼働になるでしょう。

noname#64125
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。二階の容量アップか、増設に備えて準備だけしておくか、ビルダーと相談したいと思います。 エアコンは加湿機能のあるダイキンのうるるとさららか、日立の白くまくんを入れる予定です。最近のエアコンは非常に高性能で燃費もいいそうですが、貧乏性なせいかそれでも昼間の電力消費が気になるので、蓄暖主力でいきたいと考えております。

noname#107982
noname#107982
回答No.2

家の性能で変わりますが 蓄暖で十分余裕がないとつらいですよ。 悪い事は言いません。 ビルダーさんに少し余裕が有るように頼んだのが懸命です。

noname#64125
質問者

お礼

そうですね。 少なくとも今のままで暑すぎて後悔する可能性は無いと思います。 雪国だし、寒いよりは暑すぎたと後悔したほうがまだ救われるような気がしてます。 二階の容量アップを検討します。

回答No.1

家の気密断熱性能が分からなければ、最適な蓄暖能力も出すことは出来ないでしょう。 下記をご一読ください。 http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/217#BlogEntryExtend http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/218#BlogEntryExtend http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/331 気密が悪ければ、ザルから熱を捨てているようなものですし、風が吹けば、なおさらです。過剰に蓄暖を入れなければ、まかなえないことでしょう。

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