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GC/MSでのライブラリーマッチ率について
GC/MSについての質問です。シングル四重極型とイオントラップ型を比べた場合、NISTライブラリーサーチの結果(マッチ率)がシングル四重極のほうが優れているという話を聞きました。これは、市場に出ているイオントラップ型の数が少ないため、NISTに蓄積されているデータが少なく、結果的にヒットしにくいため…と考えて良いのでしょうか? よろしくお願いいたします。
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noname#160321
回答No.1
違います。 イオントラップ型のMSは「決まった質量のイオン」だけをとらえます。 ですから、異性体などの情報は全部「消えて無くなります」。 一方通常の四重極MSではちぎれたフラグメントのイオンも検出されますので、マッチングしたとき照らし合わせるイオンの「分布パターン」が存在し、異性体などは異なった分布パターンになりますので、的中率が上がります。
お礼
よく分かりました。 ありがとうございました。