• 締切済み

愚問ですがチベット問題について教えてください。

 今更ながら、ニュースを見ていても一体なぜ中国とチベットが争っているのか分かりません。 過去に何があって、今の騒動になっているのでしょうか? また、長野のトーチリレーに、中国人がたくさん来ていた様ですが、暴動を起こしにわざわざ来たのですか? それとも、北京オリンピックのトーチリレーなので見に来ただけなのですか?  馬鹿かと思われそうですが、分からないままだと恥ずかしいです。大まかで良いです。教えてもらえるといいのですが・・・。すみません。。

みんなの回答

回答No.12

>  今更ながら、ニュースを見ていても一体なぜ中国とチベットが争っているのか分かりません。 中国とチベットが「争う」ということはあり得ません。現在のチベットは1950年以来、中華人民共和国の支配下にありますから。 たとえば日本に突然人民解放軍が進駐して来て、「日本は随、唐、明、などの時代に中国に朝貢していたのだから、日本は中国の一部である」として日本を支配し始め、神社仏閣を「宗教は民衆を惑わす悪だ」として閉鎖し、日本の小学校では日本語の授業が週三時間くらいしか行われないようになり、農村で百姓一揆が起こったら人民解放軍が機銃掃射を行い、日本人が「日本は日本人の国だ」と皇居前広場に集結したら、人民解放軍が「陛下の安全をお護りするために皇居前広場の暴徒に爆撃を行おうと思うのですが、どうします?」と聞いて来て、民衆の死傷者が出ることを恐れた天皇が日本から脱出するしかなくなったらどうなるでしょう? ちょっと乱暴なたとえですが、50年前にチベットで起こったのはだいたいこんなことで、そのまんまの状態が続いています。さらに言えば中国政府の指導と奨励策で1億5000万人くらい中国人が日本に移民して、会社の社長さとかが全部中国人になっちゃったから中国語が出来ないと仕事にもありつけない、ということですね。 ちなみに中華人民共和国が「チベットは歴史的に中国の一部」と主張する根拠は、冗談でもなんでもなく本当に「日本は随、唐、明、などの時代に中国に朝貢していたのだから、日本は中国の一部である」と言っているような理屈か、それよりもむちゃくちゃです。明朝の時代にチベットから明に公式使節は出してませんが、明の歴史書では来たことになってますから(笑)。個人として明に旅行したお坊さんを「ダライラマの使者」ということにして格好をつけただけの話。清の時代にチベット側の理解/清朝がチベットに対してとっていた立場は「有力檀家としてお護りする」関係で、チベットに異民族侵入があってダライ・ラマが北京に避難したりして、清が実際にチベットで実権を持った時代もありますが、それ以外では1950年以前に「中華帝国」がチベットを支配したこともありません。中国もチベットもどっちもモンゴル帝国の一部であったことはありますけど。それに支配されあからって民族自決権が消滅するわけもありませんけど。 どうも「双方の立場を聞いて公平に」と考えてしまいがちですが、少数民族問題の場合は多数派の支配民族と支配される少数民族という状態自体が圧倒的に不公平なものですから。極端な話、殺人事件で「加害者と被害者の双方のいい分を聞いて、殺された側にも悪い面があったのだから」と言ってるような話です。

  • Roman0
  • ベストアンサー率18% (118/628)
回答No.11

> 格安で旅行させてあげるから、デモを起こしなさいというこ > とだったのですか?  大筋、そうですね。  もうひとつ、「悪の帝国」に行ってデモをすることで鬱憤を晴らさせるという意図もあるでしょう。もともと、日本を悪の帝国として教育をすることで、共産党に対する悪感情をかわそうという教育戦略を堅持している国ですし。 > 中国人は多くは留学生だったようですが、東京からの旅行 > もそうなのでしょうか?  そう思うのが大筋正解でしょうね。個別の事情までは知りませんが、共産党の方針としてはそれです。  中国は、民主主義国家ではないということをよくよく意識しておかないと、中国の絡む政治活動をつい日本のセンスで解釈してしまいます。そしてそれは、100%間違いです。

  • toy_can
  • ベストアンサー率26% (45/172)
回答No.10

かなり過去の話は皆さんがされているので、最近の状況だけ言うと ここ数年なのですが、中国政府がチベット族の住む地区から立ち退きを求めて圧力をかけています。 なぜかと言うと、その周辺から電子機器産業に使える希少金属が取れることがわからったからです。 中国政府は鉄道を敷いたりして結構なお金をかけています。 だけど、彼らはずっとそこに住んでいるので立ち退きたくありません。 だから、日本では報道されていませんが結構大きな衝突は以前からありました。 オリンピックで世界の目が向いて中国が報道の規制をはずしたので、日本でも報道されるようになっただけですよ。

  • bluelake
  • ベストアンサー率32% (64/197)
回答No.9

ヨーロッパの聖火リレーで人権団体、亡命者などが「チベット問題」をアピールしようとして小競り合いが起きました。 中国政府はこれに危機感を持ち、オーストラリアから各国の在留団体に指示を出し、中国国旗と中国人で埋め尽くし、反中国活動を抹殺しようとしたようです。テレビで指南書が公開されていましたが、その通りに行われています。長野へは、中国大使館が各大学の留学生団体を通じて募集したようです。外国で言論封殺しようとする行為には恐怖を感じます。

回答No.8

まず、中国とチベットが争っているというよりも、中国の共産党体制にチベットを引き込むための工作を行う過程で虐殺や、弾圧があったといったほうが正確です。つまり、中国側が一方的に行っています。 チベットはなんだかんだと、ダライ・ラマが亡命政府を名乗って、中国の体制に入らずにがんばっています。 だから中国はいつまで経っても弾圧し続けます。 そこに世界中の人権保護を主張する人々が憤っているということを、今回の聖火リレーの現場でアピールしているということです。 中国は、今でも台湾を中国だと主張し続けているように、簡単に言うとジャイアンです。 「俺のものは俺のもの、お前のものも俺のもの」 こういう国は、性質が悪いです。 で、中国人留学生の件ですが、彼らは幼い頃から、ジャイアン理論が絶対に正しいと教育されている、ちょっとかわいそうな人たちです。 だから、その正しさを自分たちで表明するために、反対意見に負けるものかと、団体さんでいろいろなところに現れます。 ちなみにこれは全くの私見ですが、留学生は中国政府から行けと指示されてるんじゃないかと思ってます。 ということで、今回の騒ぎは、結局は政治です。 今世界中で資源不足、食料不足が起こっていて、中国にしろ、アメリカにしろ、ヨーロッパにしろ、色々な政治的な駆け引きを、様々な場所で行っています。 今回はその一環ととらえると分かりやすいかと思います。

  • googahaku
  • ベストアンサー率17% (43/242)
回答No.7

平均的日本人?の私にもよく分かりません。 政治評論家でもない一般日本人なら、質問者の立場でよいと思います。否、むしろそれが望まれる立場のではないでしょうか。  国際化?、グーローバル化の時代?とは言われて、この主の問題に関心を持つことが時代の要請のように言われますが、私には根拠のない妄想としか思えません。  関係もなく、分かりもしない問題に、第三国が、一般庶民が感心を持ちすぎ、当事者そっちのけで応援団を作り上げて騒ぎ、それが却って問題解決を難しくしている。問題解決は当事者同士の任せておけばよいのです。中東やアフリカでの紛争も、すべてこのパターンがもたらす弊害といえるような気がします。  直接関係のないことにはタッチせず、無関心でいましょう。知識を得る必要もないでしょう。  日本にも大いに関係あるオリンピック聖火は歓迎ですが、その場で繰り広げられた関係ない騒乱ははなはだ迷惑です。治安国家を自負する日本であれば、未然の防止にもっと力を入れてもらいたかった。

回答No.6

チベットは、南はヒマラヤ、東と北は中国、西はインドに囲まれた、世界の極貧地帯のひとつで、しかも大半は標高4000mを超える高地です。 そのため、中国は、清朝の一時期を除いては、直接支配はしてきませんでした。 支配のメリットがありませんから、いわば、「どうでもよかった」というところでしょう。 その点、隣接していても、文化の大動脈(シルクロード)であった新彊ウイグル自治区の各民族とは、決定的に違います。 (正確には過去、チベット族の国がシルクロードまで進出していた時期もあります) そうした中で、チベット族の人たちは、独自の文化とナショナリズムをはぐくんできました。 ところが人民解放軍は、蒋介石軍との戦闘の中で、「いきがかり」でチベットを占領してしまいました。 勇敢なだけで、頭がい骨の中が空洞の軍人には、一旦占拠した土地を手放すという発想はありません。 また中国の政治家は、人民解放軍の将軍に嫌われたら、一発で失脚してしまいます。 それで、中国政府は「なんとか経営しないといけない」ということで、莫大な資金をチベットに投資しています。 ところがその資金はチベット族の人たちには回らず、進出してきた漢族の人たちにみんな取られてしまいます。 みんなが平等に貧しければ、不満も出ないのですが、経済格差と差別に直面し、ますますチベット族の人たちのフラストレーションがたまります。 もちろん、漢族の人たちは、チベット族の文化など一顧だにしません。 そのあたりのストレスが噴き出したのが、一連の紛争の背景です。 ダライラマは、宗教家というより、国王と見たほうが理解しやすいと思います。 まだ、宗教と政治が未分離なのでしょう。 それはそれで問題なのですが、「民族自決」が大原則ですから、それをもって中国が占領を正当化できる訳ではありません。 また、どんな軍事力をもってしても、民族運動を制圧することはできない、というのは、アメリカがベトナムやイランで、ロシアが旧ソビエト連邦諸国で、身をもって証明していることです。

noname#58680
noname#58680
回答No.5

暇で他にすることもないんでしょう

  • topy7014
  • ベストアンサー率14% (211/1499)
回答No.4

話はそれるかもしれませんが、沿道にずっと中国人がいたわけではないです。もちろん聖火の通る場所だけです。 ロンドンのときも北アイルランド人が大挙押しかけて何かするのかな。

  • lilact
  • ベストアンサー率27% (373/1361)
回答No.3

1、チベットは中国に弾圧されています。  独立国だったチベット(他国と条約を結ぶこともしていた)は、今は中国に支配されている。中国によって寺を破壊され宗教、教育、言語は抑圧されている。  チベットの人はそれを世界に訴えているのです。聖火リレーは世界に訴えるチャンスですし、中国に平和の採点であるオリンピックをやる資格はないという思いの人もいますから。 2、中国はチベットの自由を許しません。  チベットの地下資源を手放したくないとか、防衛の関係とか台湾との関係が中国にとって悪くなる、などのこともあるため。 3、中国人留学生らははチベットの人が世界に訴えているのが気に入らないため、それを妨害するために長野に行った。中国人は聖火リレーがうまくいくことを願っているはずですから暴動が目的ではないです。  中国がチベットに何をしているかを知らない中国人留学生が多いのかもしれません。知ろうともしないと思います。

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