一部上場していれば一流企業なのかは不明ですが、大手電機メーカー勤務のものですが・・・。
一生平社員だとそれなりに低そうですね。
まず、大手企業も本社採用、工場採用というのがあります。
同じ電機メーカーですが、本社採用は大卒以上のみで、工場採用なら高卒でも入れます。
工場にだって本社採用された人は配属されますので、出世コースはたいていは大卒の人になります。
高卒の人でも能力があればそれなりに上がりますが、ない場合は結局は会社と労働組合で定めた「最低賃金」をもらい続けることになります。
すべての会社がそうなのかは知りませんが、うちの会社の場合は、課長や係長、グループリーダーのような役がつく前に、その人の地位をあらわすランクのようなものが存在します。
具体的な言い方をにあげるとメーカーがわかりそうなので、仮に”ランク1,2,3,4(ランク4が一番高い)”とします。
高卒でも大卒でもこのランクは年功序列で上がっていきます。
但し、1→2になるには高卒は入社から7年、大卒なら3年。院卒1年といった風に、学歴により、上がるまで期間はかかります。
こうやって上がっていくのは、ランク4までで、その先の役職等はやはり実力主義です。
だから年功序列でランク4までは順当にいっても、そのままずっと平社員となっている人もそれなりにいます。
また、大手になると、組織がでかいので、部門によっても差はでますね。業績のある部門の方がボーナスだって格段とでかくなることもあります。
給与も同じように差がでるので、売り上げのない部門の一生平社員となると、平均に比べればそれなりに低い、とはいえると思います。
俺の職場にもいますが、「年収いくら?」とはとても聞けませんので、あくまで推測です。
ただ、それでも逆に誰も知らないような二流企業(言い方はきついですが、分りやすく対比して表現させてもらいました)の給与の方が、もっと驚くほど低いはずですよ・・そちらの平均と比べるのなら、まだ高いとは推測できます。