解熱鎮痛薬には
NASIDsと言われているもののほか
ピリン系
非ピリン系
あとはカフェインなどがあります。
場合によってはステロイドも
NASIDsとは非ステロイド抗炎症薬といって
発熱や腫脹などの体の局所の炎症を引き起こしたり、知覚神経の末梢を刺激して痛みを引き起こす原因になるPG(プロスタグランジン)という物質を体内での生成を阻害するという働きがあります。
PGの生成にはアラキドン酸からはじまる代謝経路においてCOX(シクロオキシゲナーゼ)という酵素が必要となりますがこの酵素を抑える働きがあるのがこのNSAIDsです
NSAIDsには アスピリン インドメタシン イブプロフェンなどの薬があります
ピリン系解熱鎮痛薬や非ピリン系解熱鎮痛薬は中枢神経性に働いて解熱作用や鎮痛作用があると言われています。ピリン系の薬は中には過敏症・アレルギーを引き起こす人もいます
ピリン系は スルピリン 非ピリン系はアセトアミノフェンです
カフェインは中枢性に大脳・延髄を興奮させるためと聞いています
特に他の薬と一緒に入ってることが多いです
あとステロイドはNSAIDsの時に説明したアラキドン酸を持ってくるのに必要なホスホリパーゼA2という酵素の働きを抑える機能があります。
これはステロイドがリポコルチンというタンパク質を誘導してこのリポコルチンがホスホリパーゼA2が働かないようにしているためです。
他にもいろいろあるでしょうが