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loveとbelieveのは元々一つの単語だった?

こんにちは、質問です。 英単語の「love」と「believe」は元々一つの単語だったが、今では分かれて前述の二つの単語になっている……という話を聞いたことがあるのですが本当ですか? 本当でしたら、よければその元の単語も教えていただければ嬉しいです。

みんなの回答

  • trgovec
  • ベストアンサー率52% (2538/4879)
回答No.1

「同じ語源に行き着く」ということを誤解した話です。 <believe> 古英語 gelefan → 中英語 bileven → 現代英語 believe 接頭辞を除いた語幹 -lef- はゲルマン共通祖語の laubjan- にさかのぼると考えられドイツ語 glauben オランダ語 geloven 「考える」と同じです。さらにドイツ語の erlauben「許す」 loben「賞賛する」も同語源とされ、これらは印欧祖語の leubh- までさかのぼれるとされます。 この leubh- はロシア語 lyubit'「愛する」ラテン語 lubet「気に入る」などにも見られるもので believe の原義は「気に入る、満足している」っから「認める、信じる」へと変化したと考えられます。 このように believe, love 他例であげたものは究極的に同じ語源にさかのぼりうるということでもともと一つのものがどこかで二つに分かれたのではありません。 「愛する」と「信じる」がもともと同じ、というのはいかにも教訓的で面白く「人という字は二人が支えあっている(うそ)」と同じようなスピーチ向きの話題に思えます。

shiro1412
質問者

お礼

すばやい回答ありがとうございます。 つまりこの話は、 loveやbelieveに限らず、言葉は元の語源となるある言葉から派生していったものである。 「愛する」と「信じる」は「元々同じ」といわれれば確かにそうではあるが、この二単語に限ったものではないし、「愛する」と「信じる」がイコールであった、というような話の持っていきかたは説話的でちょっと言い過ぎた感のある話である。 ……といった解釈でよろしかったでしょうか。 究極的に言えば、どの単語も語源が一緒だというのはある意味当たり前ですよね…。 先生の話がうまくて、てっきり元の単語があり、そこから二単語に分裂したのかと思ってしまっていました(笑)

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